観光列車

2022年1月25日 (火)

国鉄型観光急行

本当はこの記事を採り上げるのはもう少し後の話でした。
しかし、2021年1月23日に予定されていた糸魚川荒波あんこう祭りが新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止になりました。
(1月30日・2月6日で別会場で行われる予定だったところも含めて)
しかし、既に購入した北陸おでかけパスは払い戻し手数料を払うことになるのでそんなもったいないことをするなら、このぶっとんだ列車に乗車してみようと思いました。
4551 その列車はえちごトキめき鉄道が運行する国鉄型観光急行

何がぶっとんでいるのかと言いますと文字通り国鉄時代に製造された列車を走らせるということ。

そして、この電車、つい最近までJR七尾線を走っていました。

北陸新幹線の開業で第3セクターに移管されてできたえちごトキめき鉄道。
全部新車で開業したにもかかわらず、わざわざJR西日本のお古を譲り受けて観光列車を走らせるのだから、ぶっとんでいます。

えちごトキめき鉄道はこの旧型電車を4両購入し、1両を直江津D51レールパークで展示されていて、残り3両をこの観光急行にしています。

この観光急行、1号車のみもともと急行型車両として製造されていて晩年、七尾線の普通電車として運行していました。
そして、その急行型車両は最後までJRが運行していた国鉄型の急行型車両なのです。
その希少価値に目をつけたというのがえちごトキめき鉄道というわけです。
主に土・日・祝日に2往復運行で1号・3号は直江津始発で2号・4号が直江津終点。
日本海ひすいライン(市振―直江津間)全線運行するのが1・2号、糸魚川―直江津の部分運行するのが3・4号ということになります。
折角なので全線運行する2号に乗車しました。
北陸おでかけパスが使えないので指定席である1号車には座れませんし、当日いきなり乗車ということもできないので500円の急行料金だけ払うことにしました。
4552 直江津から糸魚川に向かって先頭車が1号車なので、2号に乗車するわけですから、3号車が先頭になります。

始発の市振駅の構内踏切から撮影した3号車になります。

塗装は北陸線を運行していた当時の急行の塗装だそうです。

 
4550 先程、七尾線で運行していたと書きました。

その当時の写真がこちらになります。

多分、七尾駅で撮影したものだと思います。

塗装の違いこそありますが、恐らく、この車両かなと思います。

ちなみにこの車両は登場当初から普通電車です。
4553 旧型車両なので、冬季はドアが手動で開閉します。
 
ボタンで開閉できる今の車両と違い、扉をわざわざ開けるのもひと苦労です。
 
こういう体験ができるのも冬季に乗車する特典?かもしれません。

 
4554列車に乗車します。

今の北陸線(3セク化されたところも含めて)の電車はステップがありませんが、昔の車両は当たり前のようにステップがありました。
 
そういう意味ではバリアフリー化が進んでいます。
当然、トイレもバリアフリーではなく、リニューアルしていません。「ザ・国鉄型車両」ですから。
ちなみにトイレは指定席である1号車のみですが、トイレは自由席利用者も使えます。
4555 その指定席車両です。
 
テーブルがあるのは飲食提供の関係で作られています。
 
コロナ対策もあってかボックス席の半分が使えないようになっています。
 
この車両(1号車)に記念スタンプが設置されていて、そのスタンプを押すときに撮影しました。
4556 そして、こちらが自由席。
 
こちらが元から普通電車だった車両になります。

乗り心地は今の車両がいい上に、急行料金が設定されているこの列車の乗車率は高くなく、そういう意味では懐かしい旅情を楽しめると言えば楽しめます。

 
4557 この急行列車の良いところは急行券そのもの。
 
直江津駅・糸魚川駅で購入したら硬券の急行券で、車内で購入すると車内補充券で発行されます。

その車内補充券もスーパーのレシートのようなものではなく、昔懐かしいタイプの補充券です。
(しかし、えちごトキめき鉄道の車内補充券にレシートタイプのようなものはなかったように思います。)

無人駅である市振駅から乗車の場合、必然的に車内で急行券を発行することになります。

停車駅は前述の3駅のみなので他の駅の場合、特別に運行する場合のための予備でしょう。
そして今は車内改札はスタンプ方式ですが、昔はきっぷを型が残るタイプの物でした。
市振を出ると途中停車駅は糸魚川駅のみですが、乗客を扱わない運転停車があり、そのうちのひとつである名立駅が乗客がホームに降り立つ時間がありました。
4558 指定席である1号車は通常列車は停車しない場所のため、ホーム上も除雪されていません。
 
写真を撮るのもひと苦労です。
 
実際にここから写真を撮っている人は長くつを履いていました。
車内アナウンスによるとヘッドマークについている「兼六」は実際に国鉄で運行していた急行列車の名前で特急しらさぎに格上げされて数年間だけ運行されていた珍しい列車名だそうです。このヘッドマークは乗る時によって変わります。
4559 そして、紺列車の終着駅の直江津に到着。
 
行き先も国鉄時代のままでこういう細かいところまでこだわるのもただ単に旧型車両を購入しただけではないところに好感が持てました。
 
そう言えば、この急行、今や絶滅に近いくらい珍しい車内販売があります。
ちょっとした飲み物や鉄道グッズ、レトルトカレーなどのお土産類が販売品ですが、こういう体験も昭和を感じるものなのかもしれません。

2022年1月20日 (木)

青の交響曲(シンフォニー)

Bluesymphony1

5年程前にあべの橋から吉野まで運転する青の交響曲(シンフォニー)が誕生しました。

今までチケットが取れないだろうと思っていたから今まで乗らなかったのですが、乗車する機会ができたので初めて乗車することにしました。

今回はひのとりと違い、展望席にこだわらなかったのでインターネット予約アンドチケットレスにしました。

近鉄新春おでかけきっぷを乗車券代わりにしてチケットレス特急券で少しでもお得に乗車できる形です。(チケットレス特急券はポイントが付きます。)

吉野に着いてからの行動もあったのであべの橋から乗車しました。
Bluesymphony2_20220120051401私は1号車にしたので1号車の乗車位置に待っていました。

ちなみにこの列車は3両編成ですが、吉野に向かって3号車が先頭車になり、1号車は最後尾になります。あべの橋から見たらメインの改札から1番近いのが1号車になりますが、停車駅の中では吉野に向かって先頭車の方が出口に近い駅が多いです。(例えば吉野・橿原神宮前)
車内に入ると豪華な作りで驚きました。写真の手前左側が車いす対応席になっています。
Bluesymphony3 車いす座席になります。
 
1人用の座席は私が座った座席も含めて多くあるので隣に誰が座るのが嫌な人がこぞってこの席を取るわけではないので私が乗車した列車ではこの席に座っている健常者はいませんでした。


 
Bluesymphony4 4人掛けのサロン席になります。この隣に2人掛けのツイン席もありますが、どちらも共通して言えるのはリクライニングができても座席の方向転換はできません。
 
個人的な感想なのですが、乗り物は進行方向に向かって座るのがいいと思っているのであまり好きではありません。

ちなみに2人掛けの横並びの席もあります。
Bluesymphony5 1号車のドアのそばにあるのがトイレになります。
 
3両編成でトイレがあるのはここだけで車いす対応になっています。

車いす利用者にも押しやすい高さに開閉ボタンがありますが、この写真の押しボタンとは別に開閉ボタンがあります。
このボタンを押して中に入ると…
Bluesymphony6 狭いながらも機能的なトイレですが、介助が必要な方はこれでも狭さは否めません。

写真には分かりにくいですが、ウォシュレット機能も付いています。

また、水を流すボタンは大きく分かりやすいのもポイントが高いです。
 
Bluesymphony7 同じ個室の別の角度から撮影したものです。
 
小さいながらもベビーベッドがありますが、その下にはチェンジングボードがあり、ボトムを着替えるに重宝します。
 
もちろん、ベビーキープも備わっています。

 
Bluesymphony8 実は2号車は座席ではなく、主にラウンジスペースになっています。
 
本当に贅沢な作りになっています。
 
ここで飲み物や軽食をいただくことができます。
 
この写真は営業を終了間際に撮影したのでガラガラですが、乗車した時は座れないくらい人がいました。
Bluesymphony9 そして、同じ2号車にあるライブラリーコーナーです。
 
私は座りませんでしたが、ベンチもあっていい気分転換になります。
 
しかし…
 
乗車時間がどんだけ乗車しても90分に満たない列車では気分転換する必要はありません。
それだけ居心地のいい列車です。
なのでBluesymphony10飲み物を購入はしたのですがラウンジで食べずに自席で食べることに。
 
景色を眺めながら飲食するのはこちらの方がいいと思ったから。
 
私が注文したのは西吉野の柿スイーツセット(650円)です。柿の専門いしいの郷愁の柿とコーヒーか紅茶のセットになります。私はホットコーヒーにしました。
上品な柿の甘さが伝わる一品で良かったです。
季節によってメニューが変わるので季節ごとに乗車しても面白いと思います。
これで名古屋まで行きたいなぁ…と思いますが、この車両、軌間が違うので大阪線や名古屋線は走れません。
なので、この列車に乗るにはあべのまで行く必要があります。
ちなみに乗車券とは別に特急料金の520円と特別車両料金の210円両方必要です。

2021年9月28日 (火)

etSETOra(エトセトラ)

Etsetoraticket 広島駅から尾道駅まで呉線経由で運行するetSETOra(エトセトラ)の指定席グリーン券です。
  
もちろん、グリーン券だけでは乗車できないので乗車券は別購入です。
 
この日のグリーン券は今月の頭は売り切れでしたが、キャンセルした人がいるのでしょう、粘り強くe5489にアクセスしたらチケットが取れました。
(しかし、シートマップから席を選べなかったのでどこの席に座るのか予約完了のメールで初めて分かりました。)
 
なので、さっさとチケットを購入して後日きっぷに引き換えました。
 
一応、往路となる広島から尾道までなので、大阪に住んでいる私は広島に一旦向かうことになります。
大阪からだと尾道の方が近いのですが、この日の運行までは尾道からの復路は呉線ではなく山陽本線で宮島口まで行くので海を眺めるのは宮島口付近だけなのです。
だから10月2日からのetSETOraは復路も呉線まわりになりますが、後日公開するひろしま1デイきっぷが切符購入時でこの日までの期間限定だったのでどうしてもこの日までに乗車したかったです。
Etsetorahiroshimastn 広島駅に乗る列車が来ました。
 
列車の運行区間はすべて電化区間を走るのですが、ディーゼルカーで走ります。
 
なので、電車ではなく列車と表記します。
 
写真はテールライトが付いていますが、先頭です。
列車は東に向けて動きますが、車庫が広島駅の東にあるので広島駅まで回送した直後なので、テールライトが点いたままです。
停車時間はそれなりにあったのでここで車内を撮影しました。
Etsetoracarno2 2両編成で先頭は2号車で2号車の車内です。
 
本当は1号車の写真もあるのですが、人が結構映っている写真しかないのとブログの仕様により1記事10枚の写真しか掲載できないので泣く泣く諦めた写真が10枚あります。
 
バリアフリーに注目しているブログですので、何でこれを載せるのだと思われる方もいますがそこがこのブログの他にはない特徴だと思っているのでご了承ください。
 
背もたれが低いのは景色を楽しむために敢えて低くしているらしいのですが、特にリクライニングはできません。
Etsetorastep 言うまでもなくこの列車は改造してできた車両であり、元々は車両にステップがあって当たり前の時代に作られた車両でこの車両も例外なくステップがあります。
 
なので、車いすの方がこの列車に乗車するときは渡し板を使って乗車することになります。
元々の列車は1両にドアが2ヶ所ありますが、改造の時に運転台のそばのドアを撤去しているので1両に着きドアは1ヶ所になります。
Etsetoratoilet1 トイレは2号車にあります。
 
さすがに元々の車両が昭和の車両でもトイレをそのまま使うわけにはいかないので大幅に改造しています。
 
トイレの写真なので半分以上切れていますが、トイレのそばに荷物置き場があります。

あくまでも2号車の荷物置き場で1号車の荷物置き場は1号車の車両の中間にあります。また網棚のある座席もあります。
Etsetoratoilet2 トイレの内部です。
 
本当はこの写真とは別に写真がありますが、諦めた写真にベビーベッドとこの室内の点字付き案内板がありました。
 
内部の広さは移動する車いすトイレの中ではフェリーの次ぐらいに広いですが、手動の車いすで且つ自力で乗り移りができる人なら使えそうな広さです。
 
介護者が乗り移りを介助しようとするとスペースが狭いかなと思います。
 
広島駅から尾道駅まで3時間かかるこの列車。乗車時間もあり、トイレは1編成にこれしかないので稼働率は結構ありました。
Etsetoraspace 車いすトイレの向かい側にあるのが車いすスペース。
 
車いすトイレの幅があるので車端部ではなくドア横に固定装置があります。
 
ちなみにトイレや車いすの固定装置のもっとも近い座席は2号車2番A席ですが、この座席も座席は固定されているうえ、回転と言ったこともできないため車いすの人が移乗するのは結構ハードルがあります。
Etsetorapanel 運転台のそばにあった乗車記念のパネルです。
 
丸い窓の奥に映っているのは広島駅のエレベーターです。
 
この丸い窓の部分が撤去したであろうドアのあたりになります。
このパネルですが、MIYAJIMAGUCHIの文字がありますが、10月2日以降は運行されません。なので、当記事の投稿後、宮島口に行くのは10月1日のみになります。当然、このパネルも10月1日でお役御免になるものだと思われます。
そして、このパネルは乗車途中でアテンダントさんがこのパネルを持ってきて、写真を撮ってもらえます。私は撮ってもらいましたが、容量オーバーと顔が不自由なので写真掲載は控えさせていただきます。
Etsetoramiokuri 車内をひと回りしたので先頭車両に言ったら横断幕を持っている駅員がいました。
 
最近の観光列車の出発にありがちな駅員によるお見送りですが、旅の演出をしていて好感が持てます。
 
この写真では方向的に車内からこの光景は見られませんが、発車時刻が近づくとこの横断幕が車内に向けて掲げられました。あくまでもこの写真は列車と横断幕のセットだと解釈しています。
列車が出発しました。
呉線は単線区間が殆どで列車のすれ違いで停車することが多く、臨時列車という位置づけから待たせる方ではなく待つので思ったよりも時間がかかります。
この列車に速達性は求められていないのでそれでもいいと思います。
最近では車内販売も少なくなりましたが、観光列車と言うこともあり車内販売がありました。私が注文したのは竹炭かりんとう、季節限定のアイスコーヒー、オリジナルの木製キーホルダーです。写真は撮りましたが容量の都合で割愛いたします。ごみ箱はあったのですが、アテンダントさんがごみの回収に回ってきたのでアイスコーヒーとかりんとうの空き容器を渡しました。
車窓の写真も割愛させていただきます。
海の景色がきれいなところを減速して車窓を楽しむようにしてくれているのですが、停車するところまではいかないのがそこそこ運転本数の多い呉線の宿命です。列車のすれ違いで長時間停車するけれど駅でもないところではすれ違いも難しいのでこれだけのために信号所を作って…というわけにもいかないのが辛いところ。
これは乗車してからのお楽しみと言うことでご了承ください。
Etsetorausb 最後になって気が付いたのですが、モバイル機器の充電設備です。多くのテーブルでUSB充電を設置しています。
 
私が広島の往復に使った新幹線でもそうなのですが、日本国内を走っている乗り物の多くの充電場所はA型プラグで充電する方式。
こちらの充電は日本国内ではまだ少数派のUSB充電です。この列車に乗車することを考えている方はiPhoneのような充電ケーブルの持参が1番便利かもしれません。
終点の尾道駅では到着したホームの隣にLa Malle du Boisが停まっていました。
次にこの光景が見られるのは来年の3月の土・日になるようです。
(10月・11月の日曜日はLa Malle du Boisは三原まで延長しますが、三原駅に電車を長時間置いておけないので糸崎の車庫に回送するものと思われます。)
尾道に到着したのが12:32。この後、昼食して尾道観光も十分時間があるので、個人的には広島発の往路に乗車するのがいいと思います。ちなみに尾道発の復路は14:38です。

2019年2月26日 (火)

花嫁のれん

P1400232金沢駅から和倉温泉駅まで運転する「花嫁のれん」に乗車しました。

同区間には「能登かがり火」という特急が走っており、所要時間も能登かがり火の方が短いですが、花嫁のれんは定員数が少ない(2両編成・52席)のと内装が豪華なのでとても希少価値があり、売り切れる列車でもあります。
(ちなみに全車指定席ですので自由席特急券では乗車できません。)

写真は和倉温泉駅で撮影したもので、車内清掃後、金沢行の花嫁のれんとして運転する前の状態です。
(ちなみにこの金沢行の分は満席だったそうです。)
Hanayomenorenticket私が乗車したのは和倉温泉行きの花嫁のれん1号。

花嫁のれんも通常の列車と同様、e5489で予約が可能で、コンビニ払いにして乗車日前に駅で受け取りました。

写真右下の分が特急券のホルダーになっています。また、特急券の右下は花嫁のれん専用の車内改札印になっています。

左側が記念スタンプで少し見えにくいですが、花嫁のれんの文字があります。
ちなみにこのスタンプは2号車にあります。
P1400217チケットホルダーを裏返しにしたものです。

春夏秋冬でデザインが異なっているらしく、4つ集めると1枚の絵になっているそうです。

この時期に乗車したので当然、冬バージョンのものになります。

印刷物ですので金箔を貼っていませんが、金色を使うと豪華に見えます。
金沢と金箔を結びつけるのは日本の金箔生産の99%が金沢で作られています。
P1400200花嫁のれんは金沢駅4番のりばから発車します。

豪華列車が出発するのに金沢駅で1番端のホームで気が引けますが、臨時列車のせいなのか、ホームに停車時間の余裕があるからだろうか、とにかくこのホームから出発します。

雪景色を予想して特急券を購入してみたものの、当日は雪は積もっていませんでした。
P1400202花嫁のれんの入口のステップです。

元々の車両がステップのある車両なので仕方がないですが、七尾線を走る列車の中でステップがないのはサンダーバードと能登かがり火だけなので車いすの方はスロープを用意してもらうしかありません。


 

P1400203車いすスペースになります。

このスペースは2号車にあり、この写真に写っている窓と反対側の窓側に座席があります。

この写真の次の2枚の写真が車いす席に該当します。


 
 
P1400209車いす席になります。

車いすスペースのように座席がないか簡素な椅子かと思ったのですが、この写真の右隣の席と変わりません。

この座席、リクライニングが効かないのですが、椅子は半回転します。
レバーを上げてそのまま回転してレバーを話すと椅子は回転しなくなります。
P1400210

 

 

そして、半回転すると…

こんな感じになります。

このまま移乗してくつろぐのも良し、また半回転して景色を楽しむのも良し。

ただ、足に緊張がある方、足が曲がりにくい方には窮屈かもしれません。
Hanayomenorenwc紹介するのを忘れていました。

トイレです。

さすがにトイレは昭和時代のままの訳がないです。

新幹線ほどではないですが、列車内のトイレにしては結構広めではあります。

さすがにここだけは花嫁のれん仕様というわけにはいかなかったのでしょう。

それでもきれいです。
(投稿時において)
七尾駅の車いすトイレよりは綺麗かなと思います。
ちなみにこのトイレは2号車にあります。
P1400227では1号車って何があるの?と思われるかもしれません。
どちらかと言えば、こちらは半個室主体の座席になっています。

こちらの方がむしろ人気があります。
この写真は2人掛け用です。
座席そのものは2号車の座席と変わりなさそうです。
 

P1400228こちらは4人掛け用です。

座席はどっしりしていそうです。

途中羽咋駅で少し長めの停車時間を利用して記念撮影などもありましたが、モデルが最悪なので写真は撮ってもらいましたが、公開は差し控えさせていただきます。
今回は和倉温泉行きの花嫁のれんですが、金沢駅はエレベーターがあり、羽咋駅、七尾駅、和倉温泉駅は花嫁のれんの停車するホームが階段なしで改札外とアクセスできます。
ただ、和倉温泉から先、のと鉄道に乗られる方は七尾駅で下車して乗り換えないと階段中心の乗り換えになります。
たまにはこういう列車に乗るのもいいなと思ったひと時でした。

2018年2月28日 (水)

Belles montagnes et mer(ベル・モンターニュ・エ・メール)

P13608822月のとある日曜日。

とある列車が新高岡駅から始まります。
とは言え、写真の新高岡駅は新幹線の駅。

Belles montagnes et mer(ベル・モンターニュ・エ・メール)が在来線のホームから出発します。

「美しい山と海」という意味のフランス語であるBelles montagnes et mer(本当は定冠詞がいるのではないかというツッコミはなしにして)であるが、あまりにも長ったらしいので、列車名を含めて「べるもんた」という愛称が付けられています。
当記事も以降べるもんたと表記します。
P1360884べるもんたは毎週土曜日は高岡から城端まで運行し、毎週日曜日は新高岡から氷見まで(ただし、べるもんた4号は氷見から高岡まで)運行しています。

1両で運行する全席指定席の列車で、座席数が少ないのか人気があるのか2月という時期にも関わらず満席でした。

新高岡駅ではジャパンレールパス(注・訪日外国人向けのJRの乗り放題パス。私が所持することで不可能なのですが、外国人が使っていることは何十回も見たことがあります。)を所持している外国人観光客が乗りたいことを言っていましたが、指定席券を持っていないと乗れない旨を車掌に言われて諦めていました。
日本に来てからでは指定席券は取れないだろうなと思うと少しかわいそうな気がしました。
P1360885改造されているとはいえ、もともとは昔の普通列車の車両ですので、ステップが昔のままです。

車いす用のトイレもなく車いす用のスペースのないので車いすから乗り移れない方が利用するのは難しいかと思います。

ちなみに氷見行きのベルもんたの場合、新幹線新高岡駅・高岡駅・氷見駅改札外の公衆トイレに車いすトイレがあります。

 
P1360886車内は氷見駅に向かって右側にカウンター席になっています。

この椅子は回転もしないのですが、氷見行きの場合お勧めしたい理由は海側の座席になるからです。







 
P1360887氷見駅に向かって左側がボックス席になっています。

座り心地は圧倒的にこちらが上でグループ向けの座席であります。

テーブルが大きいのも魅力的であります。
 
P1360889



城端線の沿線に井波という街があります。

井波は井波彫刻という有名な彫刻がありまして、写真も井波彫刻です。

「走るギャラリー」の名にふさわしいです。





 
P1360890つり革です。

全車指定席
であるこの列車には本来不必要なものですが、もともと存在していたものをべるもんた仕様にしています。

写真は高岡大仏が描かれています。





 
P1360891氷見行きのべるもんたで新高岡から乗車する意味があります。

高岡駅では城端線ホームと氷見線のホームとの間にあいの風とやま鉄道(旧・北陸本線)の路線があり、この線路を渡らないといけない為、通常では高岡駅を境に乗り換えが必要なのです。

しかし、この列車に限って通常では体験できない高岡駅の構内のポイント切替によって城端線のホームから氷見線のホームに移動するのでそのまま乗車できるのです。
だから、高岡発城端行きのべるもんたでは構内通過を体験できなく、高岡発氷見行きのべるもんたも城端線のホームからは乗車できません。
だからこの列車は新高岡から乗車することに意味があるのです。
ちなみに構内通過の際、乗客は着席必須です。
上の写真は高岡駅氷見線ホームに停車中のべるもんたになります。
時刻表を見ると高岡駅の停車時間が長いのですが、ずっと停車しているわけではなく構内を移動しています。
P1360894べるもんたの特徴のひとつが別料金で味わえるものが存在することです。

富山県内の地酒がいただけるコースもありますが、人気があるのはぷち富山湾鮨セット(2,000円)です。

何がすごいかというとこの手の列車だと折詰弁当のような食事が多いのですが、べるもんたの場合、寿司職人が列車の中で握っているのでできたての寿司が動く列車の中でいただけるのが魅力です。
飲み物は氷見のはとむぎ茶です。
既設によって提供する寿司ネタは違うそうですが、この日にいただいた中では氷見でとれたマグロが脂がのっていて1番美味しかったと思います。
P1360900海が見えるのが氷見に向かって右側で海に向かって固定せきなので、写真を撮るときも比較的楽に撮れます。

天気が良ければ立山連峰が海の向こうに見えるのですが…

氷見線のいいところは富山湾の地形から島に渡ってないのに海の向こうに山が見えることです。

大阪ではなかなかお目にかかれない水平線を眺めることができます。
そして…
P1360905べるもんたと書かれている立て札はベルもんたの停車位置です。

もちろん、駅の停車位置ではなく、少しの間、乗客の写真撮影のために停車するものです。

なので、景色のいい場所での撮影が可能です。

暫く停車した後、列車は氷見に近づいていきました。

しかし、べるもんたの旅は続きます。
Berumontar
べるもんたの指定席券に乗車記念スタンプが押されます。

もちろん、これは車内改札の意味もあるのですが、定員が39名で満席の状態なので指定席券を持たずに乗車することは不可能なので念のための確認でしょう。

この指定席券は氷見駅で回収されることはなく、この指定席券で氷見駅構内にある氷見市観光協会に行くと…

 
Himi1day氷見市街地周遊バス1日フリー乗車券がもらえました。

日曜日運行分は氷見駅とひみ番屋街の往復しか運行していませんが、ひみ番屋街は人気のあるスポットなのでべるもんたの乗客がそのままひみ番屋街に流れた感じになっていました。
もっとも、中には氷見発新高岡行きのべるもんたに乗車する方もいたようです。

ちなみにバス代は片道100円です。
べるもんたの客をそのまま氷見市内で消費するようにするためと氷見駅での乗客の混雑緩和のために取られたアイデアだと思いますが感心しました。
P1360915氷見市街地周遊バスは怪物くんのイラストが描かれています。

氷見は藤子不二雄Aの出身地で氏の作品である怪物くんなのですが、氷見市内には同じ藤子不二雄Aの作品である、忍者ハットリくんのイラストの方が多く、氷見線にも忍者ハットリくんのイラストの列車が走っています。

今回はべるもんたの記事なのでこれで終わりますが、また氷見を訪れて今田は藤子不二雄Aワールドを案内できたらいいなと思います。

2017年5月30日 (火)

La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)

P1340393La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)に乗車してきました。

 

フランス語で木製の旅行鞄という意味のこの列車、昨年から運行を開始していましたが、正直言って、岡山から宇野までの区間でグリーン車に乗る価値があるのか疑問でした。
(ちなみにこの列車は全席グリーン車になります。)

高松まで運行が決まった時から乗ってみようと思いました。

やはり、景色のいいところを通ってほしいので、ありがたいニュースでした。
ただ、この列車全車グリーン車(指定)のため、青春18きっぷではグリーン券の追加だけでは乗車できず、吉備之国くまなくおでかけパスだと肝心な瀬戸大橋の区間に乗車できない。
で、前回紹介した岡山・香川休日おでかけパスを利用することにしました。

La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)は毎週金曜日と岡山-尾道間を運行する「ラ・マルしまなみ」として毎週土曜日とお盆時期と金曜以外の祝日は岡山-宇野間を運行する「ラ・マルせとうち」として、そして、私が乗車した毎週日曜日に岡山-高松間を運行する「ラ・マルせとうち」として列車名が設定されています。
(JRの列車ですのでみどりの窓口で発売しています)

P13403952両編成で写真は1号車です。

左下のカウンターが低くなっているところが車いすスペースになっています。

カウンターの座席はフリースペースではなく座席として指定できます。

本当は2号車も写真を撮りたかったのですが、サービスカウンターがあり、従業員がいたので写真撮影を控えました。 

P13403971号車のトイレの部分です。

扉を開けた状態で撮影。

一応、車いす対応なのですが地元の新快速や北陸線の普通列車でこれより広い車いすトイレを見ると狭いと印象があります。

 

P1340399先程も紹介しましたが、車いすスペースです。

右にちょこっと写っている椅子が車いす利用者の座席になります。
この椅子だけは固定椅子ではありませんが、車いす利用者だと車いすのままの方が乗り心地は良さそうな気がします。

左上にあるのがコンセントで、これは車いす席だからではなく窓側の席にはついているものです。
携帯電話やノートパソコンを充電できます。
利用する方はコンセントの準備を。 

P1340401乗車記念証です。

実はこれの裏面がスタンプを押す台紙になっているのを知らなくてこれと台紙(と思っていたもの)の2枚貰ったのです。



  

P1340400先程の記念乗車証の裏面。

印刷物のようにきれいに押されたスタンプに上機嫌の西九条がいました。




  

P1340403電車発車後、しばらくすると紙製のおしぼりをいただきました。

ジュースは発車直前にサービスカウンターで購入した桃のジュースです。

岡山に清水白桃というブランド桃がありましてそれをジュースしたものです。

濃厚で美味しくいただきました。

ちなみにWi-Fiも使えるみたいです。

Lamarg車内改札(検札)です。

車内改札用のスタンプもオリジナルのものでソフト面での演出がすごいと感じ始めました。

ちなみに高松に(讃)がついているのはJRに高松駅が七尾線にも存在し、区別するため。

普通列車用のグリーン券ですので980円。
51kmから100kmまでがこの料金で、グリーン券はおとな・こども同額です。
もちろん、同区間を走るマリンライナーのグリーン車も同額です。 

P1340408列車の両端部に自転車を収納できるスペースがあります。

岡山-高松間のラ・マルせとうちは自転車の持ち込みはできませんが岡山-宇野間のラ・マルせとうちと岡山-尾道間のラ・マルしまなみ(尾道行のみ)は自転車の持ち込みができます。
輪行できる自転車が条件になります。

ちなみに写真に写っている自転車はディスプレイ、つまり飾り扱いです。

マリンライナーに乗ると児島を境に乗務員が変わるのですが、こちらは車掌は変わらずに高松まで乗務します。
児島到着前に瀬戸大橋を渡るときに見える島が描かれたイラストマップの手渡しがあり、瀬戸大橋を渡るときに先程の写真の左下にあるチェキで記念写真を撮ってもらえたりします。
(顔が不自由なのでチェキの写真は公開できません。)
細かい演出が盛りだくさんで楽しく過ごしました。

細かい話になりますが、2両編成の岡山寄りが2号車になります。
岡山行きを進行方向とする場合、1号車は進行方向左側が2人席、右側がカウンター席になり、2号車は進行方向左側がカウンター席、右側が2人席になります。
(複線の場合、進行方向右側だと反対列車を見ることになり、海の景色が見たい場合など反対列車の通過の分だけ景色が遮られます。)

瀬戸大橋は複線なので岡山行きの場合、2人席を希望する場合は1号車、カウンター席を希望する場合は2号車がお勧めになります。
(高松行きの場合は2人席を希望する場合は2号車、カウンター席を希望する場合は1号車がお勧めになります。)

いつもはこの区間はマリンライナーに乗っているわけですが、見える景色が違ったものになっていました。

2016年2月13日 (土)

のと里山里海号

P1290961のと鉄道の七尾-穴水間を走る「のと里山里海」号に乗車しました。

写真は七尾駅で撮りました。

観光列車で予約はのと鉄道ですが、ゆったりコースは旅行商品扱いのため、普通乗車券やフリーきっぷでは乗車できません。
(のと鉄道は石川県知事登録第2種旅行業者でもあります。)

ですので、旅行開始まで時間があれば、指定する銀行口座に振り込んでチケットが送られてくるのですが、乗車日から時間がなかったので、乗車駅である七尾駅で直接お金を出しました。
Satoyamasatoumiticketで、チケットがこちらです。

私が乗車した列車はのと里山里海3号で2両編成の列車で、穴水に向かって前の車両が里山、後ろの車両が里海になっています。

チケットの右端の部分はこの列車下車後に元の駅まで戻るチケットが付いています。(私の場合だと穴水から七尾までになります。)

ですので、実質往復で1,500円と言うことになります。
(個人的には実質という言葉があまり好きではありませんが…)
P1290972里海の車両の七尾寄りにトイレがあるのですが、車いす対応…と呼ばれる広さではあるのですが、個人的には厳しいと感じています。

多分、車いすに乗っている人はトイレの施錠ができないと思います。

トイレまで歩ける人限定になりそうです。

P1290968ステップのある車両ですが、乗降口そのものは幅があるので車いすの方が入れるし、スロープもあるようなので車いすの方の乗車そのものはできます。

ただ、車内の通路は狭いので予約するときは早めの方がいいでしょう。



P1290964私が乗車した3号はオプションでお弁当プランがありました。

これは他のプランと違いインターネットで予約できないので電話をかけることになります。

引換券を渡すことになっていますが、実際には私が座る場所に既に弁当が置かれていてアテンダントに渡しました。
冬場だからこそできたのかもしれません。
P1290976
お弁当は能登前寿司御膳で2,500円です。

きっぷより高いお弁当ですが…

 





P1290978
握りずしやのどぐろも入っている高級なお弁当なので納得しました。
これに紫いものプリンがつきます。

因みにこの寿司御前は他の列車ではありません。
(1号と4号はスイーツプラン、土曜の5号のみほろ酔いプランで2号と日・祝日の5号はオプションのプランはありません。)


七尾を出ると次の和倉温泉駅に停車すると乗車客は終点の穴水駅までありません。
が、途中の能登中島駅で郵便車の見学があるのでこれまでに食べたほうがいいです。
P1290979スロープが郵便車の入口まであり、見学するのは楽になっています。









P1290985
郵便車の中です。
仕分け箱になっていまして、配送先によって分けられています。

昔、これに乗って作業をしていた人の話によると次の停車駅までに全部仕分けをしなければいけなかったため結構大変だったそうです。
(もちろん、停車駅ごとに新たな郵便物が入ってきますし、仕分けした郵便物を渡す場合もあります。)

P1290986 多分復刻しているであろう、仕分け区分表でしょう。

この部分を撮ったのは、住んでいるところの仕分け区分が載っているからです。

郵便番号の上2桁が配達エリアになるのでしょう。



 
P1290987
郵便車内にあるポストです。

円柱ポストそのものはまだありますが、ここで投函すると特別な消印が押されます。

このポストから投函したい方は予め書いておいた方がいいでしょう。


P1290992
絶景ポイントでは駅でない場所でも停車するのでありがたいです。

このあたりが、ゆったりコースのゆったりコースと言われる所以です。

冬場だと日本海側という場所柄、天候が悪くなりがちなのは残念ですが、それでも満足しました。

私の乗車した列車ではなかったのですが、イルカが泳いでいるのが見えるらしいです。
普通に乗車したら片道830円の区間なので、往復で1,500円なのは高くはないと思います。
1,500円のプランでも海洋深層水と地元の銘菓が付いていて、持ち帰りができるのでお菓子は金沢からの帰りの電車で海洋深層水はこのブログを書きながら飲んでいます。

こういう列車に乗るのは久しぶりということもあり楽しかったです。