清水-土肥航路(フェリー富士)
清水港から西伊豆の土肥(とい)港まで航行している(フェリー)富士です。
(写真は土肥港で乗船前に撮りました)
ネットでバリアフリーの航路を探していたら、この航路が出てきたので早速乗船することにしました。
話の冒頭から余談ですが、この航路は先日、(静岡)県道223号に指定されました。
それを記念した割引運賃もあって、現在乗船しやすい環境です。
早速エレベーターを使いました。
既にエレベーターの存在を知っているのか、このエレベーターに乗る人が多かったです。
9人乗りのもので、守屋エレベータというもので私は初めて乗る会社のものでした。
そして、車両甲板のフロアのエレベーター乗り場のそばに車いす利用者スペースの駐車スペースが設けられていたのはありがたいです。
車いすマークが逆さまなのは私のカメラを逆さにしたものではなく、私が下船した清水港から乗船するときに合わせているのでしょう。
ただ、車いすの方は土肥港から乗船するときは左ドア側からの方がいいのですが、清水港から乗船するときは右ドアからの方が、エレベーターにアクセスしやすいです。
2階の客室側のエレベーター乗り場です。
2階の客室とエレベータ乗り場と若干段差があるので、スロープが設けられています。
同一平面にしなかったのは謎ですが、スロープを作られているので良しとしましょう。
車いすスペースです。
この写真の場所以外にも数ヶ所あります。
客室の先頭に設けられたバリアフリー席です。
この手の席は出入口付近にあるのが多いのですが、この席は反対に一番奥にあります。
この席は他の席よりも移乗しやすいようにスペースを広めにしています。
ちなみにこの席の近くにテレビがあります。
この船の特徴なのがテーブル席が多く設置されていることです。
椅子が固定なので車いすの方が利用するのは車いすをどこかに置くか固定椅子と直角になるように座ることになります。
ただ、私が見た感じでは売店付近のこの席しか、座るのが難しいと思います。
車いすトイレです。
ドアは思ったよりは開閉しやすかったです。
トイレの内部です。
フラッシュが後ろにあるのが残念です。
トイレの入口付近です。
ベビーベッドがあるのはいいのですが、床の素材が浮いてきているので張替えが必要だと思います。
次のドック入りのときに張り替えて欲しいです。
パーフェクトではなかったのですが、バリアフリーの観点からもハード・ソフト共に高評価を出せそうな船でした。
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