電話リレーサービス
2021年7月1日に電話リレーサービスが公共インフラとして開始されました。
聴覚障害者や言語障害のある方(以下、「聴覚障害者等」と言います。)向けのサービスで、発信者と着信者の間にオペレーターを通じて手話や文字で聞こえない方に通訳して双方ロの連絡のやり取りを行います。
聴覚障害者等は予め電話リレーサービスに登録する必要があります。
スマートホン、パソコンやタブレットで登録します。
登録方法はアプリと郵送のみです。
登録方法は公式HPの中にあるので割愛しますが、運用開始日現在、郵送での受付を行っておらず、聴覚障害者等向けのサービスとして「これでいいのだろうか?」と首をかしげたくなります。
登録にはアプリの場合でも身体障害者手帳(聴覚障害者等の手帳なら本人確認書類は不要)や診断書及び本人確認書類が必要でJPGやPNG、PDFファイルにして送信します。(登録者が未成年の場合、さらに親権者などの法的代理人の同意書と法定代理人の本人確認書類も必要です。)
電話リレーサービスに登録出来たら、050で始まる電話リレーサービス用の番号が付与されます。
電話リレーサービス利用者がが発信するときにまずアプリを開いてログインするときに050の番号が必要ですが、これは利用者が発信するときだけではなく、健聴者が利用者に電話をする時も050番号に電話をかけることになります。
健聴者が電話リレーサービスで電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときは050番号向けに発信する電話料金のみが必要ですが(発信事業者によって050番号向けの料金は違うので割愛します)、電話リレーサービス利用者が発信する場合、少しややこしい。
月額利用料ありのプラントなしのプランがあります。
月額利用料ありだと、1番号あたり税込みで月に178円20銭かかり、固定電話にかける場合は1分あたり5円50銭(税込み)、携帯電話にかける場合は1分あたり33円かかります。(いずれも2021年7月1日現在)
月額利用料なしの場合は月額利用料がかからない代わりに通話料金が固定電話も携帯電話も月額利用料ありのプランに税込み11円余分にかかります。
当然ですが、どちらのプランも緊急電話やフリーダイヤルのかける場合は無料です。
ですので、毎月16分以下だと月額利用料なしの方が安く、16分を超えると月額利用料ありのプランの方が安くつくことになります。
で、最近、企業の問い合わせ電話番号に多い0570で始まるナビダイヤルですが、こちらには対応していません。
恐らく、技術的には可能でしょうが、0570の番号も通話料を加算すると通話料がかなり跳ね上がるからでしょう。
このブログとは関係のない話ですが、携帯電話のかけ放題サービスに入っていてもナビダイヤルへの通話はかけ放題のサービス対象外です。
健聴者側から電話リレーサービス利用者に電話を掛けるときの注意点として間に通訳者が存在するので必然的に時間がかかるわけであります。
例えば、左にあるフリーダイヤルのマークのように電話リレーサービス利用の場合のロゴが必要なのではないでしょうか?
とくに050のIP電話番号は普通にあるので、専用ロゴがあれば通訳者が介在すると予め分かってもらえるし、導入することをきっかけにこのサービスそのものを知ってもらう啓蒙活動にもなるのではないかと思います。
スマホで手話のサービスに使うなんて技術は解像度の問題からできなかったので新しい技術さまさまなのだと思います。
もちろん、携帯の電波を使う以上、電波状態によって画像が乱れたりすることがあると思います。
なので、このサービスができて終わりではなくこのサービスがより良いものにするために通信状態のさらなる安定化ということや、街中でこのサービスを受けるためにスマホをどこでも立てて使えるようなスマホスタンドの設置などのハード面、料金面での引き下げなどのソフト面が必要だと思います。
特に通話料金は着信者の都合で待たされても発信者に通話料がのっかってくるのだから。
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