提案:近鉄賢島駅にエレベーターを
賢島に行ってきました。
目的はCブログに参考にしてください。
駅から船乗り場まで歩いても時間がかからないくらい近い場所にあるのですが、これが足の悪い人だといきなりハードルが上がります。
近鉄賢島駅の現場に行ったことがある方は分かりやすいのですが、この駅から送迎バスやタクシー乗り場に行く分は問題がありません。
と言うのもこちらの玄関はホーム階と改札階、送迎車(タクシーも含む)と同一平面であるので垂直移動が不要です。
でも、この駅には階段があります。
この駅とこの駅の近隣の建物に物理的な高さが違うから。
そこで、冒頭で話した、「足の悪い人だといきなりハードルが上がる」という表現です。
先程とは違う近鉄賢島駅の入口です。
私が乗船した観光船など、賢島港への最寄りの入口になります。(以後、この入口を「南口」と言います。)
そして、この入口から改札やホームへは…
階段や上りエスカレーターで上がることになります。
言うまでもないことですが、私を含め観光客の場合、駅の改札を出たら左に曲がり、この階段を下りていくことになりますが、写真の階段の昇降口にたどり着くまで約60段の階段があります。
何が言いたいのかと言いますと、60段の段差があるということはそれなりの高低差があるわけで、この高低差を階段を使わないで行く場合、結構苦労することを意味します。
そして、実際、どんな道のりになるのか歩いてみました。
南口を見て左に曲がります。
これだけなら楽に行けそうな気がしますが、道なりに進むと…
有料駐車場があるのでこの目の前にある鎖で封鎖されている端っこだけ何とか通れるところを通り上り勾配を上がることになります。
鎖で封鎖されているので車が通れないのである意味安全に歩くことはできます。
しかし、写真で見てもこの上り勾配を車いすを押して上がるのが億劫に感じるかもしれません。
そして、また鎖で封鎖されている箇所を通ることになります。
この写真の右側に映っているのは駅の建物なのでこれで改札階にたどり着くことになります。
それで本記事のタイトルである近鉄賢島駅にエレベーターをという趣旨です。
送迎バスを利用する方には不必要なエレベーターですが、港への観光客や付近の住民にとって大変便利なものになると思います。
で、エレベーターの設置用地はどうするの?という疑問があると思います。
この写真を見てください。
写真の右上にあるのが南口の建物に当たるものです。
ここに遊休地があります。これを利用して専用通路及びエレベーターを設置すれば問題なさそうです。
自社系列の観光船も運行しているのでアクセスの良さをアピールしてもいいし、三重県や志摩市に補助金を出してもらうのもいいのではないかと思う。
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興味深く読ませていただきました。
有料駐車場の縁をまわっていく経路ですよね?かなり大回りになりそうですが、駐車場は突っ切れないのでしょうか。
エレベーターの設置を心から願います。
投稿: さかな | 2022年6月10日 00時00分
さかなさん
コメントありがとうございます。
駐車場を突っ切って行っても駐車場と駅入口とではまだまだ高低差があるのでスロープで行こうとすると記事で紹介したルートになります。
ですので、エレベーターが欲しいと思っています。
投稿: 西九条舞(管理人) | 2022年6月10日 12時00分
早速のご返事ありがとうございます。
そうなんですか。まわり道せざるをえない意味がわかりました。
投稿: さかな | 2022年6月10日 21時19分
さかなさん
コメントありがとうございます。
記事中の説明不足があったようで申し訳ございません。
投稿: 西九条舞(管理人) | 2022年6月10日 23時21分