提案:清流新岩国駅にスロープを
岩国に錦川鉄道という第三セクターの鉄道会社があります。
線路そのものは川西駅から錦町までの路線ですが全列車岩国駅発着です。
レールがつながっていて分かりやすいのか、清流新岩国駅で新幹線新岩国駅と乗り換える客を見かけました。
(本数こそいわくにバスの方が多いですが、所要時間と運賃は鉄道の方に分があります。)
驚くべきことに新幹線新岩国駅方面から清流新岩国駅まで歩いてくる高校生を発見。
さらに隣の川西駅まで利用してました。
(後で調べたら、県立岩国高等学校の最寄り駅が川西駅ということでした。)
清流新岩国駅から新幹線新岩国まで歩いてみました。
まず、ホームから出口に行くのには下り階段が使う必要があります。
ただ、階段を下りたら新幹線新岩国駅に行くのは分かりやすいです。
写真のスロープを渡ると道に迷うことはないです。
新幹線の高架橋の下を進むだけですし、新岩国駅に到着するまで分岐する場所もありません。
ところどころにグレーチング蓋があるので車いすの方の通行が難しい場所もありますが、段差なしで新岩国駅に行けます。
写真の案内が見えたらすぐです。
ちなみにこの通路で新幹線新岩国駅についたら改札まで段差なしです。
通路と地上は段差がありますが、スロープがあるので新幹線を下りた乗客がタクシーやバスの乗り換える分には困ることはありません。
新岩国駅まで歩いて気付きました。
先程の階段をどうにかすればバリアなしで乗り換えができるのではないかと。
そう思うと今来た道を戻りました。
先程のスロープ云々の場所を逆方向から撮影したものです。
新幹線の下を横切っているのは錦川鉄道で清流新岩国駅もあります。
通路と清流新岩国駅との間に階段分の高低差があるからこの間にアクセスできるスロープをつけたら解決できると。
スロープを取り付けるには当然、スペースが必要です。
それは問題なさそうです。
幸い、列車の行き違いができるスペースが確保されています。
正直言ってこのスペースを活用できる場面はないです。
この遊休地を使ってスロープ設置に転用できると。
沿線住民や観光客への新幹線のアクセスの強化になると思うのですが…
そして、錦川鉄道の株式の約半分は岩国市が持っています。
地域住民へのバリアフリーの強化という名目ならば費用負担も容易かと思われます。
あと、社会実験としてこの駅に折り返し設備を設けて、岩国駅と清流新岩国駅との間にシャトル列車を設けてピストン運転をすれば新幹線とのアクセスの悪さに広島駅から在来線で岩国に来ていた乗客を新幹線に誘導できるのではないだろうか?
乗り入れ先であるJR西日本との調整が必要になるが、乗り入れ区間はそれなりに乗客が見込めそうな区間なのでやってみる価値はあると思います。
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