南海さんそれでいいの?
先日南海電車に乗車した時のこと。
電車のドアに丸いものがあったのでドアに行ってみたら…
乗車位置表示板(点字付き)が貼られていました。
今まで南海電車に乗っていて、乗車位置表示案内板を見たことがありませんでした。
南海電車の普通車は片側4ドア。
しかし、写真を見ての通り、5番ドアという数字が書かれています。このドアの反対側のドアを見ると…
6番ドアという表記がありました。
点字ではそれぞれ「3の5」「3の6」と表記されています。
編成のなんば寄りから1号車・2号車…と続いていて、なんばに向かって先頭右側が奇数1・3・5・7番ドア、左側が偶数2・4・6・8となっていました。附番の付け方はともかく、関西の鉄道会社はサン工芸製のものが使われているものが多い中、南海は違っていたので驚きました。
個人的にはサン工芸の物が他社の物よりいいと思うのは…
乗車車両がどの位置にいるのか表示されていることと、どの扉にいるのか表示していることです。
南海の場合、4ドア車と2ドア車が存在するのでどの扉にいるのか表示しないと降車の際、位置が変わることもあります。
さらに疑問点が残ります。
特急車はなんばから出発した場合、先頭車両が1号車なのですが、今回の一般車の場合、なんばから出発した場合、先頭車両が6号車だったりと附番方法が反対になっています。これで同じところを走っているのに先頭号車が特急車と一般車と違うので困惑します。
それに、高野山行きの急行に列車を仕立てた場合、橋本駅で前4両しか高野山に行けないので必然的に切り離されます。
そうなると橋本から高野山まで「1号車が存在しない列車」が運行することになります。
幸い、この乗車位置表示板が付いている列車は圧倒的少数派(投稿日現在)です。
附番方法を従来通りに変更し、2ドア車の場合、ドアの名前を1番・2番…ではなく、A番・B番…とアルファベットにしてドア数の違いを明確にした方がいいと思います。
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