ローカル鉄道のやる気
久しぶりに貝塚市を走る水間鉄道に乗車しました。
いきさつはCブログで話しているので割愛しますが、久しぶりに水間鉄道のバリアフリーチェックをして気付いたことがあります。
まず気が付いたのは全駅にスロープが設置されていることです。
以前、チェックしていた時にはなかった、近義の里(こぎのさと)駅にスロープが設置されていました。
前のチェック時にはこの駅だけがスロープが無かったのですが、清児(せちご)駅の様にスロープの勾配が少し急な駅も存在はしていますが、ローカル私鉄で全駅バリアフリーというだけでもすごいと思います。
最近、私はホームの上屋にもチェックを入れています。
当ブログで何度も述べていますが、列車の乗降直前に上屋が無いと降雨時に傘をささないといけません。
特に乗車位置が制限されている駅で上屋が無いと困ります。
車いすの方だとそのせいで列車の中でレインコートも脱げません。あれ結構蒸れるので、できることなら着たくないです。
2両編成の電車しか来ないけれど、基本的に写真の通り、列車の編成分、上屋があります。
例外は起終点である貝塚駅と水間観音駅ですが、改札から遠い方の車両の最も改札寄りのドアまでは上屋があります。
そこまで行って、車内を移動することで雨に濡れずに下車駅まで行けます。
そして、ここはワンマン運転で起終点の駅以外は基本的には無人駅で乗車口は先頭車両の真ん中のドアに限られます。
乗車口は貝塚方面行きと水間観音方面行きと2ヶ所に分かれていますが、乗車口付近にベンチが置いています。
列車を待っている人が待ちやすいように配慮されています。
どの駅もホーム幅がそれなりにあるからできると言われたらそれまでですが、やる気の問題かと思います。
もちろん、点字類が貧弱と言った点は否定できません。
それでもできることから取り組んでいる姿勢には評価してもいいのではないかと思います。
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