TAKAMATSU ORNE(高松オルネ)
2024年3月22日にJR高松駅にTAKAMATSU ORNE(高松オルネ)が開業したので行ってみることにしました。
安芸矢口駅・北急の新駅2駅と続いてTAKAMATSU ORNEに行った時も雨で個人的に3連敗中です。(何に対して負けなのか謎ですが少なくとも晴れているときほど写真映りが悪いのとカメラの操作が難しいので手こずったのは間違いありません。)
このブログで商業施設のバリアフリーチェックは久しぶりです。
外部からの方が正面玄関になりますが高松駅改札口から1歩も外に出ることなく館内に入れるのは駅ビルの強みです。
北館と南館、駐車場棟の3棟の構成ですが、今回紹介するのは北館です。
南館は既設の建物でCOM高松として営業していましたが、今回の開業を機にTAKAMATSU ORNEの南館になっています。
駐車場棟は文字通り、駐車場と食品スーパーであるエースワンが入居しています。実はエースワンは今のTAKAMATSU ORNEの建築の為に閉店した経緯があり、ほぼ元の位置に復活開店しています。
とは言え、バリアフリーの面では特に記述することが無いので割愛します。
TAKAMATSU ORNE(北館:以後「オルネ」と表記します)は地上4階建てで地下はありません。
エレベーターは3基あるのですが、私が行った時はそのうちの1基は従業員専用でした。
三菱製の15人乗りの普通のエレベーターになります。
エスカレーターもあるのでエレベーターでないと移動できない方以外エスカレーターの方が待ち時間がない分、早く目的階に到着できそうです。
南館へは2階でもつながっていますが、高松駅のコンコースの上を通るので別建物、別の商業施設のように感じます。
バリアフリートイレは各フロアに1ヶ所づつありますが、写真は2階のバリアフリートイレになります。
温水洗浄便座、オストメイト装置、ベビーキープ、チェンジングボードがあります。
ただ、ベビーキープの下にあるのでチェンジングボードの使い勝手は悪そうです。
2階と階数を指定したのはこのフロアのみユニバーサルベッドになっています。
このベッドがあるので他の階のバリアフリートイレよりも若干広く感じました。
そして、トイレの位置も各階でまちまちでした。
理想を言えば階数が違っても同じ位置の方が分かりやすくていいと思うのですが…
今度は4階にあるバリアフリートイレになります。
先述の通り、2階のバリアフリートイレと違うのはこの階も含めてユニバーサルベッドではなく、ベビーベッドです。
ベッド以外は同じ設備です。
また、ドアは手動で開閉します。
ただ、1階・4階と3階のバリアフリートイレの違いが2店あります。
ひとつめは便器の位置です。
3階以外は腰を掛けたときに操作盤が右手にありますが、3階のバリアフリートイレは操作盤が左手にあります。
必然的に可動する手摺は反対側にあります。
自力で移乗する方の利き手次第で使いやすさが変わりますし、片麻痺の方も同様です。
4階には屋上の部分があり、屋上へのアクセスもバリアフリーです。
ここの部分がバリアフルなのが少なくないだけに、特筆ものです。
本当ならいい景色なのでしょうが、雨なので視界がぼやけてます。
ちなみに左にある建物はサンポート高松のマリタイムプラザに当たる部分で、右にあるのはJRホテルクレメント高松になります。
スロープがあるのですがイベントの時は舞台代わりになるところを通る必要があります。
また、同じ階の反対側に小さいながら高松アンパンマン列車ひろばがありスロープでアクセスできます。
雨だったので外に出るのを諦めましたが、高松駅のホームに近いこともあり、トレインビュースポットになるのかなと思いました。
オルネの1階の駅改札側に観光案内所が移設オープンして言うので観光客を意識をしているはずですが、逆に言えば慣れない人に分かりやすい配置になっていないのが気になりました。
館内だと駅の改札の方向を示すのも少ない気がしましたし、点字案内板と言ったものも少なかった気がします。
落ち着いたら余裕が出てくると思うのでその時にソフト面で充実させてほしいです。
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