続・北陸新幹線 E7(W7)系車両
上越妙高駅から金沢行きの北陸新幹線はくたかに乗車した時のこと。
富山駅でかがやきに乗り換えるために下車しようと思い、今年の7月に東京駅に到着前の出来事を思い出し、多目的室のボタンを開けたら…
普通に入れる状態でした。
9年程前に北陸新幹線に乗車した時は入れなかったのでいい機会だと思いましたが、写真を撮りました。
もちろん、入室時は誰もいないので多目的室は消灯状態でしたので、電気をつけて撮影です。室内灯の隣に室内灯の旨の点字表記がなされていて親切だと感じました。
しかし、これができると私の知識への欲求が高まります。
富山駅から乗車するかがやきで体験ができるか期待してかがやきを待ちました。
幸い、富山駅からのかがやきも多目的室が簡単に入室出来ました。
とは言え、金沢まで乗客が多かったので、福井駅を出てからやってみることにしました。
私が体験したかったこと…
座席になっている部分を引きづってベッドの状態にすること。
山陽新幹線で多目的室に乗ったことはありますが、実際にベッドにして使ったことは無かった為、これが初めてです。
使い方は窓側の座席下にあるレバーを持ちながら、座面を引くと引き出せます。
ただ、このような状態だと多目的室内に車いすを置くのは難しいので近くの通路に置くことになりそうです。
ちなみに元の状態に戻すときはベッド上になっている通路側の中央部分を上に引き上げると元の状態になります。
もちろん、元の状態にして退出しました。
折角なので向かいのバリアフリートイレにも行きました。
鏡が多く、身バレが怖いので鏡から離れたところから写したせいで9年前の写真は個室内が暗かったのですが、今回は撮影の角度を変えて撮りました。
9年前にはあったのか、私がただ撮影をしていなかっただけか分かりませんが、温水洗浄便座です。
ボタンが並んでいるのでフラッシュボタンが青に区分けされているのがいいです。
これ、街中のトイレも応用できそうです。
手洗いと間違えそうなオストメイト装置です。
洗面台に似ている上、消毒液が液体石鹸のようで間違えそうです。
しかし、駅のトイレでもオストメイト装置の消毒液が空の状態になっていることが多い中、ちゃんと入っているのは評価できます。
通路にある洗面台そばにある点字付き案内図です。
こんなところにも点字表記物があること自体はいいのですが、多目的室を「入れない場所」とするのはいかがなものかと思います。
多目的室の室内灯に点字表記がある以上、矛盾を感じます。
ここは多目的室である旨の表記にすべきでしょう。
最後に車いすスペースです。
9年前と変わりません。
9年前は上り列車でしたが、今回は下り列車なので座席の進行方向が違うだけです。
9年の間に私自身、バリアフリー設備について知ることで9年前なら満足していても知れば知るほど改善を求める自分に気が付いたのは新たな発見でした。
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