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2024年11月 8日

西郷港(隠岐の島町)-菱浦港(海士町)-別府港(西ノ島町)-七類港(松江市)航路(フェリーおき)

Ferryoki1 菱浦港から七類港までフェリーに乗船しました。
 
往路はフェリーくにがでしたが、復路は今回紹介するフェリーおきです。
 
松江市の七類港を基準だと先に島後(どうご)にある西郷港に寄港して今回の乗船地である菱浦港、フェリーくにがで下船した別府港(西ノ島)に寄港して七類港に行きます。
 
フェリーくにがでは寄港した来居港には寄港しません。
 
ですので今回のタイトルに来居港(知夫村)の文字はありません。
 
菱浦港では右舷側にボーディングブリッジが付けられています。
Ferryoki2 この船が七類港に到着した時点で暗くなっている上、この船が七類港に到着後、松江行きの連絡バスがすぐに発車するので、往路出発前に七類港で撮影しました。
(菱浦港で撮影できるか分からなかったので保険を掛けたのが最大の理由ですが。)
 
そして、こちらも右舷側にボーディングブリッジが取り付けられてます。
七類港ではフェリーくにがは左舷側にボーディングブリッジが取り付けていると述べました。
同じ港の横付けに停泊するのにフェリーくにがとフェリーおきでは停泊する向きが正反対なのです。
先に述べておきますとこの船が途中の別府港(西ノ島)では左舷側にボーディングブリッジが取り付けられています。
 
フェリーおきとフェリーくにがで寄港順が違うため島前に行く人は島後に寄らないし、島後に行く人は島後に寄りません。
もちろん、本土側の乗下船地が境港だと境港⇔島前⇔島後と運航するので島後の場合、島前に寄ることになりますが。
Ferryoki3 車で入られる方もエレベーターがあります。
 
左舷側にあります。
 
エレベーターは潮冷熱社製の7人乗りのエレベーターになります。


 
Ferryoki4 フェリーくにがよりも就航が5年遅いせいか、フェリーくにがと違うのは車いす利用者の駐車スペースが存在していること。
 
もちろん、エレベーター乗り場の近くにあります。
 
フェリーくにがも同様ですが、車両甲板部分のエレベーターは2階を指しています。
 
Ferryoki5 客室階である4階のエレベーターのりばです。
 
この時はまだなかったのですが、この前にスーツケースを置いていました。
 
ここには車いす置き場もあるのですが…
 
フェリーくにがの時と同様、車いすの方は5階に行くことをお勧めします。
Ferryoki6 4階は座敷席しかないので、5階の椅子席のほうがいいでしょう。テーブルの方の椅子は動くことは動きますがワイヤーで繋がっているので完全に取り払うことができないのでお誕生日席状態で過ごすことになります。
 
また、奥のソファー席は車いすからの移乗がしやすいように空間に余裕があります。

 
Ferryoki7 バリアフリートイレですが4階にあります。
 
温水洗浄便座付きは評価できますが、フェリーくにがと同様、個室内はお世辞にも広いとは言えませんし、オストメイト装置もありません。

汚物処理装置代わりに必要だと思ったのはフェリーくにがの時に述べた通りです。
 
左下に映っているのはベビーベッドですが、開いたままになっています。
本来なら私が折り畳んでいるのですが、故障しているようで折り畳めません。
これは早急に修理じゃなくて取り替えるべきでしょう。
Ferryoki8 5階のエレベーターのりばにある、車いす置き場です。
 
固定金具取付位置が壁面にあるので床に凹凸な無くていいです。
 
ただ、分電盤らしきものをもう少し上に設置したら、手摺も伸ばせられるのにとは思います。
 
この時も船に酔ったみたいなので手摺が必要だと思いました。
(ちなみに復路は座敷席で寝転がったので何とかなりました。)
 
Ferryoki9 5年分新しいだけあって、点字案内は比べ物にならないくらい充実しています。
 
写真はこのフェリーの全体の案内図ですが、よく見るとバリアフリートイレの案内図も点字表記されています。
 
また、写真にはないですが客室階(4・5階)のフロアごとの点字付き案内図がありました。
 
Ferryoki10 あと評価したいのは、船内の各場所までの距離を示す掲示が点字付きでされていること。
 
案内図自体はいいのですが、距離が分かりません。
 
目視しづらい視覚障害者が具体的にどれだけ離れているのかわかりづらいです。
 
それを点字表記されている例が少ないのでフェリーについているのは貴重です。
もちろん、改善すべきところは改善すべきですが、特筆すべき点はさらに進化してほしいです。
特に離島航路は生活の足ですから。

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