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2025年12月

2025年12月21日

ホーム柵の第2ステップ

Plathome1

地下鉄御堂筋線西田辺駅1番のりば3号車4番ドアのホーム柵のドアです。
もともと、車いすスペースのある位置ですが、それだと次の画像の説明がつきません。

Plathome2

同じのりばの4号車の4番ドアのホーム柵のドアです。
片方は普通のドアでもう片方は車いすマークやベビーカーのマークが入り、色も違います。
駅員に聞こうと思ったら駅員がいませんでした。
どうしようかと思っていたら私の疑問を氷解するポスターがありました。

Plathome3

3・5・8号車の車いすスペースのあるドアには電車とホームの間の段差や隙間が縮小されているようです。
大阪メトロは比較的ホームと電車の間の隙間や段差が小さいと思っていましたがさらに進化しているようです。
よその街でのホームドアを見かけることがありますが、隙間はともかく段差が解消されていないケースが散見されます。
段差に関して言えば白杖で分かるようにしている側面があるようですが、隙間もなければ視覚障害者が転倒するリスクが少ないと判断したのでしょう。
とは言え、ホーム幅が狭い部分があるので該当するドアから乗車して降りられない事態があるかもしれません。
これを車いすスペースのあるドア全部にできないものだろうかと思います。

2025年12月20日

JR黄檗駅

D08obaku1

2025年12月20日にJR奈良線黄檗(おうばく)駅にエレベーターが設置・供用を開始すると言う情報を入手したので現地に行って見ることにしました。
 
今までは奈良方面行ホームはホームと改札口が同一平面で、京都方面行ホームは奈良方面行ホームから跨線橋を通って反対側に行く構造ですが、この跨線橋にエレベーターをつけることでバリアフリー化しました。 

D08obaku2

地上から改札まではスロープがあります。そして、奈良方面行のホームは改札口と同一平面にあります。
 

D08obaku9

まず、奈良方面行ホームですが、改札口に近いのは4両編成・6両編成とも前から2両目の一番後ろのドアが最寄りのドアになります。

D08obaku5

ただ、幅の広い改札機はもう1ヶ所あり、その場合、ひとつ前のドアが最寄のドアにはなりますが、ホーム幅のことがあるので当ブログでは先に述べた方をお勧めとします。

D08obaku3

ここで降りる場合には関係がありませんが、反対側に行くエレベーターは前から3両目の真ん中のドア(3ドアの場合)、前から2番目のドア(4ドアの場合)になります。
 
バリアフリートイレが今までの奈良方面行のホーム上から移っているので今まで利用している方は注意が必要です。

 
ホーム上の屋根は先頭から前から3両目の終わりまであります。
ですので、京都駅あたりから車掌の前に乗ったりするとホーム幅は狭いし、ホーム上の屋根は無いし、全くお勧めできません。
 
エレベーターは奈良方面行のホームのエレベーターに乗り、跨線橋を上がったところにアクセスし、跨線橋を渡って京都方面行のホームの下ります。
エレベーターはどちらもフジテック製の11人乗りの通り抜けタイプのものです。 

D08obaku4

京都方面行のエレベーターの位置は6両編成の場合、前から3両目の一番前のドアで4両編成の場合は運転士のすぐ後ろのドアになります。
本当はホーム幅の広い後方の車両にいた方がいいのですが、エレベーターの設置場所の関係で上記の位置がいいと思います。

D08obaku6

というのも、ただでさえ狭い京都方面行ホームにエレベーターをつけたのでエレベーターの位置を車いすで通るには狭いから。
JRの線路の反対側には京阪宇治線の線路があり、ホームの拡幅は困難です。
京阪側には壁があるので京阪側に転落することはありませんが。
京都方面行ホームは6両編成の場合のみ先頭車両だけホームの上の屋根がありません。
バリアフリートイレは先述の通り、今回のエレベーター供給開始を機に移転しています。

D08obaku7

温水洗浄便座やオストメイトが付いています。

D08obaku8

またベビーベッド、ベビーキープ、チェンジングボードがあります。
個室内の出入口は手動ドアになっています。
 
エレベーターが付いただけでもいいのですが、ホーム幅が狭いのは否めないので、この駅で降りる場合はピンポイントで指定した方がいいと思います。

D08obaku10

駅改札に向かうスロープの入口に点字付き案内板があります。
現時点ではここだけですが、工事如何では別につけそうな気がします。
京都駅に行くのに京阪に乗り、丹波橋で近鉄に乗り換えを強いられる車いす利用者がいなくなると思うのでホーム幅が狭いとは言え、便利になったと思います。


2025年12月 4日

川内港-里港(上甑島)-長浜港(下甑島)間航路(高速艇甑島)

フェリーで甑島まで行ったのだからと帰りは高速艇で本土に戻ろうと思い、川内まで高速艇に乗船しました。

Kosokuteikoshikijima1

高速艇の名前はずばり、高速艇甑島。
 

Kosokuteikoshikijima2

同じ港(長浜港)ですが、結 Line こしきと違い、グレーチングの溝にゴムシートが敷かれていて車いすのキャスターが嵌る事はありません。 
フェリーの場合は車やトラックの荷重にゴムが耐えられないですが、人間の体重なので知れています。

Kosokuteikoshikijima3

スロープで船体に入れると思ったら…

Kosokuteikoshikijima4

上がったと途端、段差があります。

Kosokuteikoshikijima8

しかし、渡し板があるところを見ると船内での段差はこれで解消できるものだと思われます。
どの港も左舷側に乗降口があります。 

Kosokuteikoshikijima5

そして、上の写真は乗降口そばの優先席です。
先程の座席と同じですが撮影の角度を変えてみました。
テーブルがあり、結構よさげです。
ちなみに同じ位置の右舷側にも同様の優先席があります。

Kosokuteikoshikijima6

この席の近くに点字付き案内板があります。
また左舷側の乗降口の後方には…

Kosokuteikoshikijima9

別の優先席と…

Kosokuteikoshikijima7

トイレがあります。
背面に蛇口があるタイプのオストメイト装置が付いています。
写真にはちょっとしか映っていませんがベビーベッドとベビーキープがあります。
 
この個室の広さがあまりないためか温水洗浄便座の操作パネルとフラッシュが斜め後ろになっています。
フラッシュはともかく、温水洗浄便座は家庭用の便座横にある操作ボタンの方が良かったのではないかと思います。

Kosokuteikoshikijima10

あとユニークだと思ったのは左舷側の乗降口に設置されているインターホン。
1回鳴らすとインターホンで直接話ができて、2回押すと筆談するために係員が来ること。
恐らく筆談器を持って聴覚障害者のところに行くのでしょうが、呼び鈴の回数で対応を変えるという手段はうまく考えたと思いました。
これはホテルや個室タイプの飲食店でも応用が利くのではないかと思いました。
川内港で下船後、川内駅までバスに乗車しましたが、スロープ付きのバスでしたので車いすの方はこちらの方がいいのかなと思いました。
運賃はこちらの方が高いですが…

2025年12月 3日

串木野港-里港(上甑島)-長浜港(下甑島)間航路(結 Line こしき)

今から5か月前の当ブログにて九州商船のフェリーニューこしきを採り上げました。
 
その時の記事の最後に以下のように書きました。
「甑島商船が新造船就航に当たってこの船を譲渡したわけですから、甑島商船の新造船に乗船したくなりました。」
 
という事で乗船しました。

Yuilinekoshiki1

乗船地である串木野港に行きました。
串木野港では車は船尾側から入り、甑島(こしきしま)側では船首側から出ることになります。
(串木野行の場合は逆に甑島では船首側から入り、串木野で船尾側から出ることになりそうです)
 

Yuilinekoshiki2

徒歩乗船の場合、船体の横から入る事になりますが、本土側では右舷側が乗下船口、甑島側では左舷側が乗下船口になります。
タラップはなだらかではあるもののスロープではなく階段状になっています。
 
また、徒歩乗船で乗下船口に入れたところで客室階へは階段しかありません。
 
ですので車いすでの乗下船は車両甲板からになります。
新造船なのに歩車分離が出来ていないので問題アリだと思いました。
 

Yuilinekoshiki3

車両甲板に車いす利用者用の駐車スペースがあり、その近くにエレベーターの乗降口があります。

Yuilinekoshiki4

エレベーターはMHI下関エンジニアリング社製の6人乗りのエレベーターで、左舷側にあります。

Yuilinekoshiki5

1階(車両甲板)でのエレベーター乗り場に点字表記があるのは評価すべき点です。
2階(徒歩乗下船口)にはエレベーターが停止しない旨が書かれています。
理由は後述しますが、この船の場合、歩車分離をしなければいけません。
3階は客室階になります。

Yuilinekoshiki6

エレベーターの乗降口付近に点字付き案内板があります。

Yuilinekoshiki7

隣にはバリアフリートイレがあります。
写真にはないですが、温水洗浄便座、ベビーベッドがあります。
最近では珍しく便座クリーナーではなく便座シートが設置されています。

Yuilinekoshiki8

そして、バリアフリートイレの隣に車いすスペースを含んだバリアフリー席が設けられています。
この写真では向かって右側が船首側になります。
この区画の船尾側に座敷席(いわゆるごろ寝)の区画がありますがスロープでアクセスできるわけではないので割愛します。

Yuilinekoshiki10

あと感心したのは船内の案内所ですが車いすに乗ったまま物が書けるようにテーブルの下に空洞があることです。
 
さて、実際に行ってみないと分からないことがあります。

Yuilinekoshiki9

折角のフェリーが詰めが甘いと思ったことに下甑島にある長浜港の桟橋です。
車いすの人が船内のエレベーターに乗るのにグレーチングの溝しかないところを通ることになります。
言うまでもなく、車いすのキャスターが溝に嵌まります。
おおよそ、このようにしたのは気象や地形の条件のせいだと思われるのですが、これがあるのが分かっているにもかかわらず、徒歩乗船口にエレベーターでアクセスできない構造はいかがなものでしょうか?
 
串木野港と里港は普通にアクセスできました。
船員不足が常態化している御時世にほんの十数メートルの為に車を動かす必要があります。
今となってはどうしようもないので制約の中でも桟橋の改修するしかないでしょう。

2025年12月 2日

優先座席考現学

久しぶりに伊丹空港から飛行機に乗りました。
 
伊丹空港に降りることは今年だけでも3回あるのですが、飛行機から降りるとさっさとモノレールに乗るかリムジンバスに乗るので搭乗ゲートの椅子まで見てませんでした。
 
伊丹空港から搭乗するので必然的に搭乗ゲートの椅子を見ることになります。

Priorityseat1

そうしたら、背面に車いすマークが貼られた椅子がありました。

Priorityseat2

比較材料として背面に車いすマークのない椅子の画像を載せておきます。
 
何が違うのかと申しますと1番の違いは椅子に手摺があるかどうかです。
両手で手摺に捕まれるので安定しているし、両手で車いすから椅子に移乗することができる人にとってはありがたいです。
しかし、それができない方の移乗はこの手摺がハードルになります。
 
乗り物の車いす席のひじ掛けが跳ね上げ式が目立つのは移乗のしやすさにあります。
 
空港という待ち時間のある施設の椅子はいろんな人がいるということを想定した方がいいと思っています。
移乗に関して言えば、端の席を優先座席にした方がいいと思っています。
そして優先座席は両側に手摺あり、片側にのみ手摺あり、手摺なしの3種類用意しておきます。
 
空港自体広大なので座席の設置に関しては問題ないでしょう。
車いす利用者は優先搭乗があるから待ち時間が短いのではないかと思われる方がいらっしゃいますが、逆です。
一般の搭乗客よりも早く空港に着くように言われます。
ですので待ち時間は一般の搭乗客よりも長くなります。
もちろん、航空会社も人員の手配がある以上、仕方がないですが、物理的に待ち時間が長くなる傾向があるのでその間もできるだけ快適に過ごすことが重要になります。
搭乗ゲートに近い区画に優先座席を設置するのは理にかなっています。
優先搭乗者が地上係員の目に留まりやすいところにいれば何かあればすぐに駆け付けられますし、搭乗時間そのものも短くて済みます。
 
私が降機した空港のボーディングブリッジで機内用の車いすを用意していたので、私が搭乗した便も車いす利用者がいたようです。
 
しかし、車いす利用者らしき人が優先座席を利用しているのを見てないので優先座席を必要としない人が利用したと考えられます。
(ちなみに私は椅子に座っていないので優先座席の利用者ではありません。)
もしかしたら手摺云々よりもモラルの方が優先しないといけないのかもしれない。

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