四万十町役場
JR窪川駅で列車待ちをしているときに駅周辺を見たら何かしら明るい建物がありました。
気になって行ってみることにしました。
事前に地図を見てこの辺りに役場があることは確認していますが、日曜日でしたので役場は閉まっているはずなので役場とは思ってなくて近寄ると役場でした。
それだけではなく、驚いたのは車いす利用者による来場者用駐車スペースです。
車いす利用者に対する駐車場は数多くあります。
私が驚いたのは役場に横付けできる位置に駐車スペースがあることです。
そして、駐車スペースにインターホンがあります。
もちろん、車いすの方が乗降しやすいように屋根が付いています。
バリアフリー対応駐車場の鏡みたいな存在です。
この建物ですが四万十町役場(注・四万十市とは別の自治体です。)の西庁舎です。
東庁舎は線路を挟んだ向かい側で3階に双方間を結ぶ自由通路があります。
JRの駅舎側が西庁舎で国道側が東庁舎になります。
福祉事務所は東庁舎、町民課は西庁舎にあるようです。
私が明るいと思ったのは西庁舎の1階にあるふれあいホールという部分で普段の町民業務の部分はシャッターが閉まっていましたが、この部分が解放されているようです。
トイレも自由に使えるようでバリアフリートイレを見てみました。
まだ新しいのかトイレがきれいでした。温水洗浄便座付き、小児用の便座アダプターもあります。
トイレットペーパーホルダーは予備側を奥にした方が使いやすいとは思いますが…
もちろん、オストメイト装置も付いています。
石鹸液の確認まではしませんでしたが、写真で確認する限り、中身が入っていないように思います。
ランニングコストがかかるとは思いますが、このあたりはオストメイト利用者の声を聞いてほしいところです。
ベビーキープがあります。
ベビーベッドではなくユニバーサルベッドがあります。
四万十町役場以外のトイレに行ったことはありませんが、人口15,000人弱(令和6年12月1日現在)の四万十町においてユニバーサルベッドのあるトイレって町内にここと病院や福祉施設以外にあるのかなと思います。
(あれば謝罪いたします。)
私の知っている役所にはユニバーサルベッドはなかったような気がします。
逆にこの個室でいただけないのは個室のロックです。
ドアの手摺を長くしたせいか、ロックの位置が低すぎます。
一般の人も車いすの乗った人も誰もが低いと感じます。
手摺の位置をもうちょっと写真左にずらしてロックを上にした方がいい。
水回りの工事ではないからドアの交換とロックの施錠部分をずらす工事で済みと思います。
多少の不満はありますがこれほどバリアフリー化された庁舎も珍しいと感じました。
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