2024年11月28日 (木)

大内宿

Ouchijuku1 前回の記事で下車駅が湯野上温泉の時点で私が行った場所が想像ついたと思いますが、大内宿に行ってきました。
 
コロナ禍での巣ごもりの時期に見ていたYouTubeで大内宿に行った人の動画を見て行ってみたくなりました。
 
大内宿は大阪人である私がピンとこない場所でした。
 
大内宿は若松城下から日光街道上にある今市宿までのある会津西街道にある宿場町で農業をしながら宿場を行う半農半宿だったらしい。
Ouchijuku2 湯野上温泉駅から大内宿まで猿游号というバスに乗車します。
 
私は音読みで「えんゆうごう」と思っていましたが、実際には「さるゆうごう」と湯桶読みが正しいらしい。
 
予約優先の定員制のバスで満員で乗車できなかったら困るので予約しました。
(私が乗車したバス便は往路・復路とも座席に余裕がありました。)
 
ただ、このバス普通のミニバスなので車いすの方が乗車するのは難しいです。
そして、このバスの下車のバス停は大内宿の駐車場ではなく、地元の路線バス(会津バス)大内下バス停あたりになります。
ですのでこのバスを利用する方は帰る際、大勢の人の流れに沿うと駐車場に行ってしまうのでバス停に向かう曲がり角を覚えておくといいでしょう。(松美屋さんだったかな?)
Ouchijuku3 大内宿に行った時、晴れたり雨が降ったりとしていました。
ご当地の降水確率が30%でしたので雨具を用意していなくて大変ですが、
 
当時の雰囲気を残すために未舗装です。
 
ですので雨が降ったときは特に車いすの方や視覚障害のの方は苦労されると思います。
Ouchijuku4 大内宿街並み展示館がこのエリアの中央部にあります。
 
ただ、この建物は復元されたものです。
 
展示物は後述するとして、この建物の裏手にトイレがあります。
 
大内宿の他の建物は昔からある建物なので観光客用のトイレは1番住民に迷惑が掛からないのでしょう。
トイレに行くにはここの敷地に入ることになります。
(管理が地元の教育委員会なので法的には問題ありません)
Ouchijuku5 トイレの建物です。
 
さすがにここは茅葺き屋根ではありませんが、周りの景観に配慮されたものになっています。




 
Ouchijuku6 一応、バリアフリートイレもあります。
 
場所柄か暖房器具が設置されています。
 
汚物処理器がありますがよく見ると汚物処理器の方にシャワーヘッドらしきものがありました。
 
温水洗浄便座もありますが、手摺は固定式でフラッシュが後ろにあるので車いす利用者はちょっと使いづらいかもしれません。
Ouchijuku7 大内宿街並み展示館は入場料が250円必要(投稿日現在)ですが、障害者手帳等を掲示すると介護者1人も含めて無料で入場できます。
 
写真撮影は問題ないとのことでしたので写真を撮ってみました。
 
当時の現地の生活様式が見られますが、土足厳禁の場所もあり、土足禁止の場所では補助犬は足の裏を拭くことになります。(補助犬以外は入館禁止です)
Ouchijuku8話を宿場町に戻します。
 
街道には側溝がありますが、側溝には木の板を埋め込んで欄干のない小橋のようになっているので商店との行き来はできます。
 
飲食店の中に入る時に土足厳禁のところが意外と多いので全部の飲食店の中に入る時間もお金もなかったのでここでは紹介できません。
Ouchijuku9 逆にお土産屋さんは店の中に入らない形式の店舗が目立つので土産物選びは楽かもしれません。
 
ちなみに写真のお店ではありませんが、私は大内宿で会津塗の箸を購入して早速使っています。
 
半年前に怒りで箸を折ってしまい、暫定的に客用の箸を使っていました。
 
Ouchijuku10 こちらは私がそばを食べたお店です。
 
何を食べたのかBブログに載せています。
 
駆け足で大内宿を見ましたが、行けていないところが多く気になるイベントがあるので再訪したいと思いました。

2024年11月27日 (水)

お座トロ展望列車

Ozashiritoro1 会津若松駅から会津鉄道の会津田島駅間を走行しているお座敷トロ展望列車です。
 
2両編成で会津若松側の車両です。
 
わざわざ断りを入れないといけないのは訳がありまして別の車両は顔立ちから違います。

 
Ozashiritoro2 こちらが会津田島側の車両です。
 
写真は会津田島駅で撮ったものなのでどちらでも会津田島側になってしまいますので以後、この鉄道の終点である会津高原側とします。(駅名は会津高原尾瀬口ですが長ったらしいので…)
 
この列車運賃とは別に400円の指定席料金が必要です。ただし、JR線の区間である会津若松―西若松間だけの乗車の場合は運賃だけでOKです。 
Ozashiritoro3 私は浅草からこの鉄道の起点である西若松までの乗車券を持っていたので(注・西若松からのきっぷは予め所持してます。)必要なのは座席指定券です。
 
きっぷをよく見ていなかったのですが、1号車・2号車というようなくくりではなく私の場合は展望席でしたので展望席の区画の何番何席というきっぷでした。
 
会津若松まで行くなら何の迷いもなかったのですが、湯野上温泉までの為に400円を出すのにためらいました。
この1本後の列車でも事が足りるだけにと思いましたがブログ記事にできることを思い出して乗車することに。
始発駅なので車内探検が出来ました。
Ozashiritoro4 まず、会津若松側の車両は展望席とお座敷席があります。
 
ハイデッカーになっているので高いところからの景色が見えますが、その分、段差があり、車いすのままでは乗車できません。
 
ちなみにこのエリアの座席は12席です。
このエリアの座席に運良く取れました。
展望車に乗るなら、進行方向に向いて走る会津若松行の乗車することをお勧めします。
言うまでもなく、このエリアの特等席は会津若松行で進行方向右側の列で先頭の席です。
Ozashiritoro5 同じ車両の後方にお座敷エリアがあります。
 
お座敷というから畳なのかと思って展望席を選んだのですが、掘りごたつになっていました。
 
とは言え、座席のクッションは展望席の方がよさそうな気がします。
 
非日常を味わうにはこっちを選択する人がいると思います。
Ozashiritoro6 車いすスペースもドア附近にあります。
 
写真はないですが、車両にステップがついているので車いすの方が自力で列車から乗り降りするのは難しいと思います。



 
Ozashiritoro7 お座敷エリアにトイレがあります。
 
車いす対応という事にはなっていますが、Aブログの作者から言わせてみたら、ちょっと広いトイレであってバリアフリートイレと言い難く、自力で手動の車いすを操作できる人でドアに鍵がかからなくても気にしない人限定という事です。
 
始発である会津田島駅から乗車するなら、駅で済ませた方がいいです。
Ozashiritoro8 会津高原側の車両です。
 
こちらはトロッコ車両になっています。
 
乗車時期が時期だけに窓がしっかりとありますが、夏場は窓がなく開放感があります。
 
また、こちらの車両には売店スペースがあり、グッズや飲み物を売っていました。
展望席からだと遠いので購入に行くのを諦めました。
Ozashiritoro9 また、こちらの車両も車いすスペースがあります。
 
ただ、車いすスペースのある所と売店スペースは同じ車両の端と端なので車いすの方が売店スペースに行くのは難しいです。
 
今回、フリーきっぷを使っていないので途中下車できた湯野上温泉ぐらいしか駅の様子が分かりませんが、乗降だけなら会津田島、湯野上温泉はスロープで対応、会津若松駅は会津鉄道が発着するホームだけは階段昇降機でホーム階と跨線橋階の間を移動。跨線橋から他のホームと改札は改札はエレベーターがあります。
Ozashiritoro10 途中、会津下郷駅でマスのフライが挟まれたますサンドが売りにこられたので珍しさがあり購入しました。
 
地元で作られているものを普段乗っている列車では買えないものを購入できるのは観光列車の楽しみだと思います。
 
今度は全区間乗ってみたいと思いました。

2024年11月 5日 (火)

WESTERポイント特典チケットレス

Westerpointticketless1 WESTERポイントを使ったWESTERポイント特典チケットレスのスマホ画面です。
 
JR西日本の在来線特急の指定席に通常の半分のポイントで乗車できます。
 
あくまでも特急券だけであり、乗車券は別に必要です。
 
これは障害者割引や学割が利用できる人が割引された乗車券と組み合わせて使えることを意味してますし、セットではないということはこの画面に記載されている松江-岡山間の乗車券でなく、この後に乗車する新幹線の乗車したら新幹線の下車駅(もしくはそこからさらに乗り換えした後の最終下車駅まで)までの乗車券と組み合わせて使えるので自由度が高い特急券であります。
 
JR西日本は管内の新幹線(山陽・北陸)に使えるWESTERポイント特典きっぷがありますが、こちらは乗車券込みのきっぷなのでこちらより自由度が減る反面、JRのきっぷのルールが良く分かっていない初心者向けであるとは思います。
(意外とJRの特急に乗車するときに乗車券と特急券の2枚必要ということを知らない人がいます。)
 
画面の通り、松江―岡山間で使ったWESTERポイントは1460ポイントであり、この日(繁盛期)の同区間の特急料金2,930円の半分です。(ショッピングではWESTER1ポイント1円で計算されるため)
 
このきっぷに限らず、WESTERポイントを消費するきっぷはe5489から購入可能で、みどりの窓口に行っても扱ってもらえません。
Westerpointticketless2 チケットレスですのでこの画面を見せるだけで十分ですが、紙のきっぷを発行することもできます。
 
特急やくもの乗車前に乗車したバスが遅延したらこのやくもに乗車できないので確実に乗車できる状態で初めてきっぷにしました。
(ここだけの話、バスは定刻に着きましたが、連休中ということもあり駅弁屋さんが売り切れ閉店でしたので私が夕食を食べたのは岡山に着いてからになります。)
予約そのものは乗車日当日でもできますが、実はこのやくもに乗車するのは本来4週間前のはずでした。
連休中なのでこの日に乗車したくはなかったのですが、乗車券の変更も生じてくるのでこの日に変更しました。
きっぷにするまでは何度でも変更ができます。
 
私が乗車したやくもは関係がありませんが列車に乗り遅れたときは自由席を含め乗車できません。さらに最終やくもなので後続列車もないですが、指定席に乗り遅れたら同日の後続の自由席に乗車できる制度がありますが、全席指定席であるやくもには適用されません。
後続の指定席に乗車するときは自由席との差額ではなく、全額になります。
(個人的に全席指定席化はこの救済措置を排除するためという側面があると思っています。)
 
普通のきっぷでも乗り遅れた時の救済措置が限られるのに特別に割り引かれているきっぷに救済措置がありません。
乗り遅れそうになった時にネットで時間変更が出来るので(出発の2分前まで可能)、きっぷに引き換えるときは最後の最後にした方がいいです。
で、疑問に思う方がいるかもしれません。
大阪在住の私は岡山からどうやって大阪に戻ったのか?
 
→岡山からWESTERポイント超特典きっぷを使ったから。
そう、私が松江から大阪まで使ったお金は松江―岡山間の乗車券代だけです。
(もちろん、WESTERポイント3,120ポイントを別に消費してますが。)

2024年10月31日 (木)

日曜ニ830M・836Mヲ選ブベシ

Yumezora1 2024年10月27日日曜日。
 
前回の記事の通り、ほくほく線の電車に乗っていました。
 
ほくほく線は今はローカル電車しか動いていませんが、北陸新幹線が金沢まで開業する前までは上越新幹線の越後湯沢駅からほくほく線を経由して金沢駅まで在来線特急はくたかが動いていました。
 
新線ということもあり、高速で電車が運行していました。
 
ただ、高速で運行することは山が多い日本は必然的にトンネルを通ることになります。
 
なので、車窓からの眺めは期待できません。

トンネルを通る時も列車旅を楽しむために作られたと思っています。
今回紹介するゆめぞらを。
 
ゆめぞらの車両は冒頭の写真の通り、赤いラインが入っています。
2両編成で直江津側の車両についています。
 
そして、今回のタイトルである、830M・836Mはほくほく線を走る列車番号のことです。
越後湯沢発直江津行の電車です。
もちろん、直江津発越後湯沢行きの電車もありますが後述する理由で車いす利用者にはお勧めできません。
Yumezora3 ゆめぞらの天井がが普通の状態はどこにでもある天井ですが…






 
Yumezora4 トンネル区間に入ると天井がプロジェクションマッピングのスクリーンになり、楽しませてくれます。
 
トンネル区間でも映像が流れる区間はすべてではなく、トンネルが長い5つの区間になります。
 
越後湯沢駅からの場合、美佐島駅付近(美佐島駅自体トンネル駅になります)、十日町―まつだい間、まつだいーほくほく大島間、ほくほく大島ー虫川大杉間、うらがわらー大池いこいの森間になります。
Yumezora5 私の主目的がこの電車に乗るためではないので、十日町からうらがわらまで乗車しました。
 
写真はないですが、折り返しで運行していた越後湯沢行きの電車に乗車しました。
 
トンネル区間によって映像が違いますが、上り電車・下り電車で映像の違いはありませんでした。
 
Yumezora2さて、直江津行の電車の場合、前の車両の後ろのドア付近に車いすスペースがあります。
 
車両全体がプロジェクションマッピングではないため、車いす席の真上にはプロジェクションマッピングの映像がありません。
 
なので、直江津行の場合はちょっと見づらいけれどプロジェクションマッピングを見ることができますが、越後湯沢行きの場合、反対向きに乗らないとプロジェクションマッピングを見ることができません。
 
折角なので車いすスペースで中腰になってプロジェクションマッピングを撮影してみました。

Yumezora6
Yumezora7
Yumezora8

こんな感じに見えると思います。
あと、ワンマン運転の為、直江津行の場合は運転手のいる車両ですが、越後湯沢行きの場合、無人の車両になります。
運行区間で有人駅は始発・終着である、直江津、越後湯沢の他は六日町・十日町・犀潟だけになります。(このうち犀潟駅は階段しかありません。)
介護者がいてもワンマン運転なので前の車両に行って運賃を払うことになるので大変です。
 
ちなみにスピーカーが直江津行の場合、進行方向左側にしかないので(右側にプロジェクターがあるので設置できません)、直江津行の場合、進行方向左側、越後湯沢行きの場合、進行方向右側の方がBGMが聴きやすいと思います。
 
なお、運行日は毎週日曜日になります。

2024年10月29日 (火)

ほくほくワンデーパス

Hokuhoku1daypass ほくほく線の線内を1日乗り放題であるほくほくワンデーパスです。
 
言うまでもありませんが、ほくほく線の電車がJR越後湯沢駅から動いていたり、その電車が犀潟駅を超え直江津駅まで行ってもこのきっぷで乗り入れ先のJR線には乗れません。
 
誰もが知っている観光地とは言い難い場所を通るので観光客が使うとは思えないですが、私は一部の駅とは言え、あちこちの駅で下車するのに使いました。
 
ワンマン電車なので運転手から購入しましたが、驚くほど小さいフリーきっぷです。
 
コンパクトで財布の中に入れても問題ありません。
 
ただ、フリー区間の狭さの割に1,800円という値段は安くないとは思います。
(ここよりもフリー区間の広い、北陸の3セク各社の1日乗車券が1,500円です。)
全線乗車して片道1,310円なので、障害者割引が受けられる人が往復しても元が取れません。
しかも、六日町駅はエレベーターがありますが犀潟駅はエレベーターがありません。
バリアフリー化された駅での利用となると実質有効区間も狭くなります。そういう意味ではハードルが高いです。
初めてこの線に乗車しましたが、各駅停車とは思えないほどスピードを上げているのが分かります。
よそから十日町を訪れるのにいいかもしれません。

2024年10月17日 (木)

提案:バスの経由地の表示

JR八幡浜駅から九四国道フェリーに乗船するために三崎行のバスに乗車した時のこと。
 
私自身、終点まで行くわけですが、途中、このバスは八幡浜港にも停まります。
 
旅行客らしき人たちが複数人、バスの運転手に向かって尋ねます。
 
「このバスは八幡浜港に停まりますか?」
 
確かに、このバス自体行先表示を見ても八幡浜港の文字はありませんでした。
 
そこで思ったわけです。
 
一見さんにも分かりやすいように路線バスのひさし型で主な経由地を表示させるのはどうだろうか?
 
要は空港行きのリムジンバスだと行先に飛行機のマークを掲示しているものを一般路線バスに掲示するものです。

 
例えば、大阪シティバスの62号系統は大阪駅を出て、天満橋、大阪城大手前、上本町六丁目、天王寺西門前、あべの橋を経て(大阪シティバスの)住吉車庫に行く路線です。
 
Via1 62号系統の場合、大阪駅を出るときには大阪城と四天王寺のプレートを掲示します。
Via2
そして、大阪城大手前バス停に到着した時点で大阪城のプレートの表示を止め、四天王寺のプレートのみ掲示します。
 
天王寺西門前バス停に停車した時点で四天王寺のプレートの表示を止めます。
観光地だけではなく、コミュニティバスレベルでも病院や役所、道の駅あるいは高速バスの停留所に停車するような超ローカルな事でも役に立つのではないだろうか?
 
従来の乗降口付近にあるタイプだと始発から終着まで変わらないので一見さんだと該当バス停が通過したかどうかわかりません。
運転手の手間が増える問題がありますが単一の交通機関だけで移動できるケースの方が稀であり、これからはさらに交通機関の連携が必要になってくるのではないかと思います。

2024年9月24日 (火)

イルカ島

Irukajima1 鳥羽市にあるイルカ島に行ってきました。
 
本土側では真珠島・水族館前のりばと鳥羽マリンターミナルがありますが、個人的お勧めなのはと鳥羽マリンターミナルです。
 
鳥羽駅から物理的にはこちらの方が遠いのですが、横断歩道以外、乗り場まで屋根があるところを通ることになり、雨を避けられるうえに目印になるので迷いにくいです。
 
それと、真珠島・水族館前のりばはバリアフリートイレと言ったものが無いし、実際乗りこむときは台船からになるので安定が悪いです。
イルカ島とセットで真珠島や鳥羽水族館に行く以外では鳥羽マリンターミナルです。
写真はリトルマーメイドという船です。
Irukajima10 イルカ島へは先程の船とこちらの小型船みつしまが運航していますが、車いすの方はリトルマーメイドの方をお勧めします。
 
実際両方に乗船しましたが、小型船は入口が狭いので車いすのまま乗船できるか怪しい上、船内に数段の段差があるので段差の数だけでもリトルマーメイドに軍配が上がります。
今回、バリアフリーに関して調べようと思ってイルカ島に行ったのですが、事前にこちらのページが出てきたので、私と視点が違うのかなと思っていましたが同じような視点でしたのでこのページに関するバリアフリー情報はここのページに任せることにします。
ちなみに乗船券はイルカ島への入場券と兼ねていて、往路の乗船券は復路の乗船券とイルカ島入場料が含まれていると考えていいです。
(ですので、イルカ島の入場時や復路の乗船時にきっぷのチェックはありません)
入場ゲート自体はあります。
Irukajima4 そのゲートを入って真っ先に見えるのがイルカと少年の像です。
 
某・城みちるの「イルカに乗った少年」のタイトルを思い出したのは謎です。
(そう言えば、城みちるって「イルカに乗った少年」以外の楽曲知りません)
 
イルカの餌やりと言った有料プログラムがありますが結構人気があり希望する方はイルカ島で下船するときにさっさと降りてこの像の左に映っている食堂で餌やりのチケットを購入されることをお勧めします。
Irukajima5 この先リフトがありますが、そのリフト乗り場のそばにバリアフリートイレがあります。
 
イルカ島にトイレそのものは3ヶ所ありますが、バリアフリートイレはここだけです。
 
オストメイト装置、温水洗浄便座、ベビーベッド、ベビーキープ、チェンジングボードが付いています。
ちなみに他のトイレにも行ってみましたが、お世辞にも綺麗とは言えないのでイルカ島ではここのトイレで済ませたほうがいいです。
Irukajima7 イルカの池があり、2頭のイルカがイルカショーの時間でもないのにボール遊びをしていました。
 
イルカショーでないのに水槽以外でイルカが見られるのは珍しいのかなと思います。
(水槽ではボール遊びをすることはなさそうですし)
 
ここは車いすの方も難なく行ける場所です。
 
Irukajima8 イルカショーもありまして、イルカが演技をしたり、写真のように間近に来てくれたりもします。






 
Irukajima2 バリアフリーと関係が無いのでリフトに乗車します。
 
片道400円・往復700円でおとな・こども同額です。
 
このリフトは乗船券とは別払いで近鉄の企画乗車券まわりゃんせを持っていてもリフト代は別料金と注意看板が掲げられていました。
 
ちなみに私は上りのみ利用しました。下りは遊歩道で歩いて下りましたが、段差が急なところがあり、車いすの方がこの先上るのは絶望的です。
Irukajima3 上った先にあるのがハートロックベルと展望台があります。
 
一応、ベルを鳴らしました。
 
展望台は階段オンリーです。
 
それでも階段を上ると…
 
Irukajima6 鳥羽湾の景色が楽しめます。
 
この日の天候はあまりよろしくなかったのですが、晴れていたらもっといいのでしょう。
 
個人的にはみんながこういう景色が見られたらいいのにと思います。

 
Irukajima9 この山頂から少し下りるアシカショーがありました。
 
イルカショーと違い、帰りの船の時間の都合上、あまり見られませんでした。
 
家族連れで行くにはいいところだと思いました。
 

2024年9月17日 (火)

Saku美Saku楽(さくびさくら)

Sakubisakura1 岡山―津山間を運行しているSaku美Saku楽(さくびさくら)の指定席券です。
 
きっぷの受け取りが徳島駅なのは藍よしのがわトロッコの乗車前だったから。
 
乗車記念のチケッターが押印されているので、実際には今回出す写真で最後に撮ったものになります。
 
JRでは基本的に下り列車は奇数、上り列車は偶数で表示します。
 
津山線は津山から岡山に行く方が下り、岡山から津山に行く方が上りになります。
 
岡山から乗車したので必然的に偶数になります。
 
この列車が津山に到着すると、岡山行きのSaku美Saku楽1号になります。
Sakubisakura2 岡山駅でSaku美Saku楽を撮りました。
 
列車は1両で運行してます。
 
ですので指定席券の1号車を消す必要が無いのでそのままにしました。
 
ちなみに普通列車の扱いなので18きっぷと指定席券で乗車できますが、Aブログの都合で18きっぷの期間外に乗車しました。
Sakubisakura3 国鉄型のディーゼルカーですので車両にステップがあります。






 
Sakubisakura4 一応、車両にアクセスできる渡し板はあります。
 
車いす利用者のものと言うより、車内販売のワゴンを車内に入れるために使われてそうです。
 
実際、トイレはありますが車いすの方が使えそうもない洋式トイレです。
 
岡山と津山の両駅にバリアフリートイレがあるので車いす利用者が利用できなくもないです。
このスロープの隣が1番A席になります。
Sakubisakura5 ボックスシートもあるのですが、ロングシート状になっているシートも多いです。
 
先程述べた1番A席もこのようなシートです。
 
テーブルは1席1卓なので写真は2席分になります。


 
Sakubisakura6 基本的に岡山駅を出ると津山駅まで乗客の乗降はできません。
ですが、福渡駅と亀甲駅では少し停車時間があるので全員降りた時に車内を撮りました。




 
Sakubisakura7 事前にWESTERで予約をすれば特製弁当かスイーツセットが購入できます。
 
私は写真のスイーツセットとマスカットドリンクのセット(2,400円)にしました。
 
WESTERポイントがあったので実際にはポイントの引き落としだけですが…
写真右から季節のプリンアラモード・レモンとオレンジのレアチーズ・イチゴとさくらのタルト・岡山産黒豆の抹茶モンブランです。
 
左の3つは上からカバーがかけられていましたが、写真撮影の為、カバーを外して元の位置に戻しました。
 
ちなみにマスカットドリンクは岡山駅で市販されています。
 
ソフトドリンクの車内販売はないので飲み物はもちこんだ方がいいです。
 
津山でホルモンうどんを食べる予定でしたので弁当を止めました。
(弁当を選んでもポイント引き落としができる程度にたまっています。)
Sakubisakura8 記念品の販売がありましたが、オリジナルのコットン巾着(500円)を購入しました。
 
御船印帳を入れる袋として活躍することになります。




 
Sakubisakura9 車両の岡山方に乗車記念のスタンプやパネルがあり、パネルを持って記念撮影ができます。
 
スタンプ帳が無くてもはがきサイズの用紙があるので問題ありません。



 
Sakubisakura10 亀甲駅で改札外に出て駅舎と列車を撮ってみました。
 
この駅には何度か降りたことがあり、歩いて数十分に食堂かめっち。があって、利用しました。
 
久しぶりに降りたらこの駅に実際にカメが飼われていました。

この駅を出たら津山駅はすぐです。
線形がよろしくないので揺れることがありましたがクッションが良かったのでこれで530円の追加なら安いと思いました。

2024年9月10日 (火)

藍よしのがわトロッコ

Yoshinogawatrolleytrain1 JR徳島線を走る観光列車「藍よしのがわトロッコ」の指定席券です。
 
いつもなら指定席番号を消していますが、幸か不幸かサンサンとかいう迷走台風のせいでこの日の運行が中止されました。
 
きっぷを手にした直後に撮影して、欠航が決まったので別の日に振替乗車したので画像だけがあります。
 
後述の説明の為にも、番号を消さない方が良かった為、当ブログ記事としては良かったと思います。
 
(スケジュールが無茶苦茶になったのでそれ以外ではよくなかったのですが…)
Yoshinogawatrolleytrain2 2両編成で車両はトロッコのような車両が1号車です。
 
私が乗車する阿波池田行きの場合、前の車両になります。
 
次の写真も同様ですが、2ヶ月前に徳島駅に行ってまして、阿波池田から帰ってきたよしのがわトロッコの写真です。
下車後ですので人がいないのが魅力です。
Yoshinogawatrolleytrain3 指定席券に記載されている、2号車になります。特急用車両です。
 
投稿日現在、同型の車両で松山から宇和島まで行く特急宇和海がこの車両です。
もちろん、カラーリングは違いますが。
 
指定席券は別途必要の列車ですが、他に必要なのは乗車券ですので、18きっぷ+指定席券で乗車できます。
Yoshinogawatrolleytrain4 さて、私だけでなく、徳島駅から乗車する客は全員2号車に乗り込みます。
 
ステップがある車両になります。
 
改造は必要最低限に抑えられているのでトイレは和式です。
(暗にバリアフリー対応になっていないと言ってたりします)
Yoshinogawatrolleytrain5 2号車の座席です。
 
特急宇和海と同じような座席です。
 
ただ、車販スペースとして座席が一部取り払われているほか、座席の一部がスタッフが使う座席みたいで無論、その座席には座れません。

そして、徳島―石井間はトロッコ車両に乗れません。
したがってトロッコ車両に行くのは石井駅をすぎてからになります。
Yoshinogawatrolleytrain6 トロッコ車両です。
 
さて、座席配列が1号車と2号車が違います。
 
普通の座席配列が2号車で1号車は4人掛けのブロックで列を形成しています。
 
指定席券ですが、例えば2号車5番A席(私が本来乗車する予定だった座席)を持っていた場合、トロッコ車両に移動する場合、1号車5番A席に座ることになります。
吉野川が阿波池田行きの場合、進行方向右側にあるのでトロッコ車両は進行方向右側の座席の方がよく、進行方向に向いて座る方がいいので阿波池田行きの場合、奇数番号のD席、徳島行きの場合は奇数番号のA席がお勧めです。
私の場合、急に乗車日が変更になったので選べませんでしたが…
Yoshinogawatrolleytrain7 石井駅に着く前にもらえたのは、記念乗車証とトロッコカードという記念カードと…






 
Yoshinogawatrolleytrain8 夏場の運行ということでうちわがありました。
 
うちわの方は座席ポケットに入っていて持って行っても良かったので持ち帰ることにしました。
 
このうちわを持って、駅で見送ってくれた駅員や沿線の人にうちわを振って挨拶に応えました。
 
観光列車のいいところです。
Yoshinogawatrolleytrain9 車内販売があったのでよしのがわ清流ブルーソーダを注文しました。
 
ネーミングにつられて購入しました。
 
グッズ類もあったのですが、せっかくなら藍染製品や大谷焼があったらいいのにと思いました。
 
食べ物は鳴門金時を使った製品が多かったのと比べたら徳島らしさが無い気がしました。
Yoshinogawatrolleytrain10 吉野川沿いを走っている徳島線ですが吉野川がずっと見えているわけではないので、吉野川が見えるところはもっと減速してもいいのではと感じました。
 
個人的に暑いと感じたら冷房の効いた2号車に移動できるところは高評価です。
 
他のトロッコ列車に乗る時はずっと同じ車両ですので、状況に応じて座席が変えられるのはいいと思いました。

2024年8月20日 (火)

呉湾艦船めぐり

Kurekansenmeguri1 呉に行ってきました。
 
主な目的は今回紹介する呉湾の艦船めぐりに乗船するためです。
 
万が一、満員で乗船できないと何のために呉に行ったのか分からなくなるので事前に乗船予約をしました。
 
予約方法は運営会社のHPに任せるとしまして、乗船前に乗船する船の写真を撮りました。
 
Kurekansenmeguri2 出港する呉中央桟橋ターミナルビルで乗船券を購入して、出港の10分前に乗船券売り場の近くにある指定場所に集合して乗船場所に向かいます。
 
後で分かったことですが、集合場所が乗船券売り場でないのはそれなりに乗船客が多く、ある程度広めの場所で待機する必要があるから。
 
乗り場までは少し勾配がありますが、スロープで行けます。
Kurekansenmeguri3 乗船タラップも段差はなく、少々通路は狭いけれど、船自体も大きくないので定員確保ことも考えると頑張ったと思います。
 




 
Kurekansenmeguri4 この船はくれない5号という船で平成28年に新造された船です。
 
同年のエコモ財団海上交通バリアフリー施設整備助成の対象になっています。
 
同財団のHPによると当初は呉港から江田島にある秋月港まで運行する船に使われていたみたいですが、この航路が休止になっているのでこの遊覧船に転用したものと思われます。
 
写真は点字案内板です。
「バリアフリー設備配置」と名付けられています。案内板と言い難いのは文字通り、バリアフリー設備を示したものであって船全体のものではないことです。
また、案内板にはつきものである「現在地」という表記はありません。
Kurekansenmeguri5 1階と2階(という名の屋上席)がありますが、車いすスペースは1階席の客室入口附近にあります。
(2階へは階段のみです)
 
艦船めぐりですので遮るガラスが無い2階席の方が見やすいですが、いかんせん、猛暑日が続くこの時期だと、冷房の効いた1階席も人気がありました。

 
Kurekansenmeguri8 2階席の右舷側に座って眺めます。
 
現在、建造中の大型船の現場です。
 
呉という場所柄、造船技術がある場所なので海外からの造船の発注があるようです。

とは言え、あくまでも艦船めぐりです。
艦船の近くを眺めるために運航しているので、本番はこれからです。
Kurekansenmeguri6 順不同で私が乗船した船で見られたものを紹介していきます。
 
まずは潜水艦。




 
Kurekansenmeguri7 そして、護衛艦かがです。
 
正直言って、艦船よりもフェリーの方が好きな私は艦船のことを良く知らないのですが、かがの名前は知っています。
 
また「海に浮かぶ要塞」と言っても過言ではないです。

 
Kurekansenmeguri9 訓練支援艦である、てんりゅう(左)・くろべ(右)です。







 
Kurekansenmeguri10 潜水艦救難艦であるちはやです。
 
千早城から名付けられているので、親近感があります。(とは言っても千早赤阪村に行ったことは片手で数えるくらいですが…)
 
この艦船めぐりのすごいところは艦船が間近に見られるので迫力があります。
停泊している艦船は同じではないので艦船が好きな方は特に同じ航路でも見る内容が変わるのでリピート乗船する価値はあると思います。

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