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2024年7月

2024年7月28日 (日)

WESTERポイント超特典きっぷ

JR西日本のアプリWESTERの会員かつ該当ポイント使用の場合のみ使えるWESTERポイント超特典きっぷで18きっぷのワープとして使いました。
 
設定区間は以下の通り限られます。
新大阪・新神戸-岡山、姫路―福山、広島-岡山・福山・新山口、博多ー新山口・徳山、小倉―徳山

個人的にはこのきっぷの恩恵を受けるのは岡山と山口の人ではないかと思います。
 
両方向とも対象の駅が都会なので使い勝手がいいから。
  
そして、投稿日現在、2024年8月8日までの期間限定です。
 
必要ポイントは「のぞみ」や「みずほ」かそれ以外か、設定区間および乗車日により違いますが、私が乗った日の新大阪―岡山のみずほの場合で1,660ポイントで同一日に乗車した場合の運賃・新幹線特急券の合算額である6,660円(繁盛)の約4分の1のポイント数で乗車できます。
 
わたしはポイントを持っているので問題なく購入できました。
 
どこかのマイレージと違いポイントを購入ということができないため、ポイントが無いと購入そのものができません。
 
きっぷはe5489からになります。
 
引き換えにはメールに添付されたQRコードと契約者の電話番号をみどりの券売機で入力して引き換えました。
 
Westerchotokuten そして出てきたきっぷがこちらです。
 
上が新幹線特急券に該当するもので、したが乗車券に該当するものです。
 
18きっぷのワープとして使うものだから、最も効果のあるところで使います。
 
大阪駅から西に向かう始発電車は5:00。
 
この電車に乗るには大阪駅以西以外だと京橋から天満までの環状線の各駅の始発のみです。
 
これに乗れない場合、大阪駅6:00発の快速に乗ることになるので同時刻にみずほで岡山まで行くのが最も効率的だと思います。
 
ちなみに6:00発の快速電車に乗って姫路で乗り継いで岡山に到着するのは9:08で、みずほ601号が岡山に到着するのは6:50と新幹線の速さの恩恵を受けることになります。

 
言うまでもないですが、大阪・新大阪以外からこのきっぷを使う場合、大阪か新大阪までの運賃の安い方までのきっぷが別途必要です。
 
運賃計算で姫路以遠(岡山方面・本龍野方面・和田山方面)の乗車券で200km以下の乗車券は大阪駅から計算する特例があります。(200kmを超えるきっぷの場合は大阪市内発着になるので「大阪・新大阪」の表記そのものがありません)
 
なので、西九条駅から使おうとすると西九条から新大阪までではなく大阪までのきっぷが必要です。
 
もちろん、新大阪から山陽新幹線に乗れます。
 
普通のきっぷと違うのは変更や途中下車に対する扱いです。
 
きっぷに引き換える前だと何度も変更できますが、きっぷに引き換えた後は変更ができません。
(だから乗車日の前日に引き換えたわけですが…)
 
大阪・新大阪―岡山間の乗車券は100kmを超えているので普通のきっぷだと途中下車ができますが、こちらはできません。
もちろん、他の設定区間においても同様です。
 
あとは乗り遅れたときは乗車券部分のみ有効なので後続の自由席なら乗車できる普通のきっぷとは違います。
 
とは言え、うまく使えば安く・はやく移動できるのでこれを使わない手がありません。
 
個人的に気になっているのはこの設定期間中にない最繁盛期の料金設定がされていること。
もしかして…と思ってしまいます。次期に向けてWESTERポイントをためておくのも悪くはないのかなと思います。

2024年7月27日 (土)

PRiVACE(プライベース)

Privace1 2024年7月21日に阪急京都線にPRiVACE(プライベース)という特別車両がデビューしたというので乗車することにしました。
 
本当は梅田から乗車したかったのですが、写真を撮りたいので人が少ない列車に乗車したかったので京都に行ってから乗車しました。
 
PRiVACE(プライベース)という単語はPRIVATE(プライベート)とPLACE(場所)を掛け合わせた造語ということだそうです。
 
主に特急で運用され、8両編成で運行しているので私が乗車した大阪梅田行きですと前から4両目である4号車がPRiVACE(プライベース)になります。
女性専用車両のひとつ梅田寄りの車両と覚えたらいいと思います。
 
Privace2 PRiVACEは他の車両と違い、車両の中央部のみドアがあり、また、窓がシートピッチに合わせているため、一般車両と窓枠が違います。
 




 
Privace6 PRiVACEは1人席(A席)と2人席(B・C席)があり、梅田方から1番と附番されています。
 
7番までがドアよりも梅田方で8番以降は河原町方になります。
 


 
Privace7 そして、7番A席は荷物置き場になっているので欠番になっています。
 
真ん中の棚は跳ね上げ式になっていまして、特大の荷物が置けるようになっています。



 
Privace3 8番以降の配列です。
 
両方とも梅田寄りから撮影していますが、1人席の配列が逆になっています。
 
また、8番A席は車いす利用席(9番A席)の車いす置き場扱いで欠番になっています。

 
Privace4 手摺がついていたり、インターホンがあったりいいのですが梅田に行く時はいいけれど、京都に行く時は自席の真後ろに車いすスペースだから移乗しにくいと思う。
 
欠番にするなら2人席の通路側である9番B席を欠番にした方がいいのではないかと思います。


 
Privace5 ちなみに各座席には点字が打っています。
 
PRiVACEはネット販売か乗務員による販売のどちらかになります。
 
やはり停車駅だけでもいいから駅での販売をしてほしいところ。
 
インバウンド客がPRiVACEのルールを把握しているとは思えません。
 
特に座席そのものを導入したばかりの頃は。
 
座席指定券を持たずに乗車する人が多くなると乗務員の負担が大きいのではないかと感じました。
 
また、リクライニングも思ったほど倒れないのも気になりました。
 
重厚なシートは評価できますが。
Privace8 テーブルは最大乗車時間が40分ほどの為、小さいです。
 
意外と重いです。
 
京都から乗車したので志津屋のカルネを用意しました。


 
Privace9 ドリンクホルダーもあることはあるのですが、位置が低いです。
 
ひじ掛けの先に用意して欲しかったです。




 
Privace10 反対に手摺はしっかりとしていました。
 
側面とは別にフックが付いていました。
 
料金は全区間一律500円でライバルの京阪を意識した値段になっています。
 
落ち着いた雰囲気は流石は阪急と思いますが、ソフト面で京阪に軍配が上がります。
私のように初めて乗車する人が一定数いたのか乗車率は意外と高めでした。

2024年7月25日 (木)

サンダーバード50号を追え

北陸おでかけtabiwaパスを利用するときに現地に滞在する時間を長くするために大阪に帰る時に大阪行きの最終特急であるサンダーバード50号に乗車します。
 
もちろん、特急券の他に予め、北陸おでかけtabiwaパスのフリーエリアの大阪側の接続駅である敦賀駅からの乗車券を持っています。
 
経路はつながっているので不正乗車ではありません。
 
このサンダーバード50号が敦賀駅を出発するのが22:05です。
(注・表記時刻は2024年3月16日現在の時刻で以下同じ。)

この列車が京都駅に到着するのが22:59で大阪駅に到着するのが23:29です。
 
京都の文字がなぜ出てくるのか?
 
実は特急料金の話になります。
 
敦賀基準だと京都まで1,730円(注・表記の料金は投稿日現在の通常期の料金になります。以下同じ)でサンダーバード50号の次の停車駅である高槻になると2,390円になります。
ちなみに大阪も2,390円です。
 
京都駅でサンダーバード50号を降りて、新快速に乗り換えて、大阪駅に到着するのが23:38。
 
乗り換えの煩わしさ、新快速で座れないリスク、大阪到着が9分遅くなることを我慢すれば660円節約できます。
 
しかし、上には上があります。
 
敦賀でサンダーバード50号に乗らないという選択です。
 
敦賀駅から出る米原行きの最終は22:08。
この時刻を過ぎると県境を越えることができません。
 
そして、この列車に乗って米原で琵琶湖線の電車に乗り換えても京都駅までです。
この列車が京都駅に着くのが24:12。
京都駅に着いた後、どの方面行きの最終電車は出発済でタクシーしか移動手段はありません。
 
でも、米原から新幹線で京都に行くと話は変わります。
米原から京都までの新幹線自由席特急券の料金は990円。
 
米原発新大阪行きの最終である、こだま755号が米原駅を出発するのが23:07。
こだま755号が京都駅に到着するのが23:25。
 
大急ぎで大阪方面の最終新快速が京都駅を出発するのが23:29。
 
京都駅で4分しか乗り継ぎ時間がありません。
 
幸い、乗車列車がこだまですので6号車に乗ります。
 
京都駅では8号車付近にエスカレーターがあるので8号車の位置まで移動してエスカレーターを降り、乗り換え改札を出て新快速が出る5番のりばに向かいます。
 
京都駅の標準乗り換え時間は9分ですが、先日、実験したら早歩き程度で4分で乗り換えができました。
 
これができたら大阪市内のJR駅ならどこでも終電には間に合います。
 
新幹線でも京都まで指定席だと2,290円で自由席で新大阪まで乗り通すと2,530円になるので、最初からサンダーバードの乗った方がいいです。
 
さて、敦賀から湖西線経由の乗車券で新幹線経由が可能なのかと言えば可能です。
京都駅のひとつ大津寄りである山科から敦賀駅の2つ手前の近江塩津駅間を含む乗車券を持っている場合、米原まわりで乗車できます。
(定期券をのぞきます)
選択乗車という制度があり、無限にあるわけではなく、限られた区間に設定されていますが、山科―近江塩津はそのうちの区間になります。
元のきっぷが100kmを越えている場合、途中下車も可能です。
この場合、敦賀―大阪間の乗車券だと長浜や米原、彦根などでも途中下車ができます。
ただ、敦賀―京都間の乗車券だと100km以下の乗車券の為、途中下車ができません。
 
ちなみに敦賀で米原行きの最終の普通電車に乗ったら、名古屋方面行の最終こだまは出発済みなので、名古屋に行くなら最終のしらさぎ64号に乗るしかありません。
 
ただ、米原に22:34に到着したら、22:38発最終の快速豊橋行きには乗車できるので、米原から新幹線に乗らなくても名古屋には行けます。
名古屋駅に23:53に到着するので、こちらも名古屋市内のJR駅なら最終電車に乗り継げます。
 
私のように北陸おでかけtabiwaパスの利用者でなくてもサンドーム福井でコンサート帰りにも応用ができます。
サンドーム福井の最寄り駅である鯖江駅を21:14に出る敦賀駅の電車に乗ると敦賀駅に到着するのは21:50。
ちなみにこの電車に乗れないと敦賀で足止めを食らいます。
そこからは先程述べた通りです。
 
ちなみにわたしが北陸おでかけtabiwaパスを使った場合、福井からこの電車に乗ることになります。
私以外に需要が無いと言われそうなのでこの情報を入れましたが、新幹線で米原まで行くことで特急料金を節約している人が多いのかもしれません。

2024年7月 9日 (火)

フリー切符(阿武隈急行)

久しぶりに鉄印を集めたくて福島駅に行きました。
 
Abkyufreeticket 折角なので阿武隈急行の駅を乗り降りしたくてフリー切符を購入。
 
フリー区間は福島―槻木間である、阿武隈急行線全線。
 
福島駅も槻木駅も東北本線がありますがルートが違いますし、当然、フリー区間外である東北本線には乗車できません。
 
Abkyufreeticket2 しかし、このフリー切符、購入するにはちょっとハードルが高いのです。
 
それは販売そのものが毎月第1日曜日と1月1日、そして鉄道の日である10月14日のみです。(つまり、使用もその日のみです)
 
このフリー切符、値段が600円で格安。福島から槻木まで全線乗り通すと980円で障害者割引が使える人も簡単に元が取れます。
 
並走する東北本線の方が早いのですが、このきっぷを使って福島から仙台に行く時もJRだと片道1,340円で、このフリーきっぷと槻木から仙台までの別運賃420円で合計1,020円で安く行けます。

ちなみに高速バスは片道1、300円です。

日帰り往復もできる距離なので往復したら1,440円とお得感が増えます。
 
もうひとつ、阿武隈急行に毎月9の付く日に利用できる、あぶ急トクだねきっぷが900円で売っていますが、9の付く日が私の休みに合わないことが多いので、確実に休みの合う日曜日の方が設定日が少なくても利用価値が合いそうです。
 
全駅降りたわけではないのですが地平ホームで段差のない福島、丸森の両駅と角田駅の駅舎とつながっているホーム、エレベーターでアクセスできる槻木駅はバリアフリー化できていると見做せますが、階段しかない駅が多いのでバリアフリー度は低いです。

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