PRiVACE(プライベース)
2024年7月21日に阪急京都線にPRiVACE(プライベース)という特別車両がデビューしたというので乗車することにしました。
本当は梅田から乗車したかったのですが、写真を撮りたいので人が少ない列車に乗車したかったので京都に行ってから乗車しました。
PRiVACE(プライベース)という単語はPRIVATE(プライベート)とPLACE(場所)を掛け合わせた造語ということだそうです。
主に特急で運用され、8両編成で運行しているので私が乗車した大阪梅田行きですと前から4両目である4号車がPRiVACE(プライベース)になります。
女性専用車両のひとつ梅田寄りの車両と覚えたらいいと思います。
PRiVACEは他の車両と違い、車両の中央部のみドアがあり、また、窓がシートピッチに合わせているため、一般車両と窓枠が違います。
PRiVACEは1人席(A席)と2人席(B・C席)があり、梅田方から1番と附番されています。
7番までがドアよりも梅田方で8番以降は河原町方になります。
そして、7番A席は荷物置き場になっているので欠番になっています。
真ん中の棚は跳ね上げ式になっていまして、特大の荷物が置けるようになっています。
8番以降の配列です。
両方とも梅田寄りから撮影していますが、1人席の配列が逆になっています。
また、8番A席は車いす利用席(9番A席)の車いす置き場扱いで欠番になっています。
手摺がついていたり、インターホンがあったりいいのですが梅田に行く時はいいけれど、京都に行く時は自席の真後ろに車いすスペースだから移乗しにくいと思う。
欠番にするなら2人席の通路側である9番B席を欠番にした方がいいのではないかと思います。
ちなみに各座席には点字が打っています。
PRiVACEはネット販売か乗務員による販売のどちらかになります。
やはり停車駅だけでもいいから駅での販売をしてほしいところ。
インバウンド客がPRiVACEのルールを把握しているとは思えません。
特に座席そのものを導入したばかりの頃は。
座席指定券を持たずに乗車する人が多くなると乗務員の負担が大きいのではないかと感じました。
また、リクライニングも思ったほど倒れないのも気になりました。
重厚なシートは評価できますが。
テーブルは最大乗車時間が40分ほどの為、小さいです。
意外と重いです。
京都から乗車したので志津屋のカルネを用意しました。
ドリンクホルダーもあることはあるのですが、位置が低いです。
ひじ掛けの先に用意して欲しかったです。
反対に手摺はしっかりとしていました。
側面とは別にフックが付いていました。
料金は全区間一律500円でライバルの京阪を意識した値段になっています。
落ち着いた雰囲気は流石は阪急と思いますが、ソフト面で京阪に軍配が上がります。
私のように初めて乗車する人が一定数いたのか乗車率は意外と高めでした。
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