お得なきっぷ

2024年10月29日 (火)

ほくほくワンデーパス

Hokuhoku1daypass ほくほく線の線内を1日乗り放題であるほくほくワンデーパスです。
 
言うまでもありませんが、ほくほく線の電車がJR越後湯沢駅から動いていたり、その電車が犀潟駅を超え直江津駅まで行ってもこのきっぷで乗り入れ先のJR線には乗れません。
 
誰もが知っている観光地とは言い難い場所を通るので観光客が使うとは思えないですが、私は一部の駅とは言え、あちこちの駅で下車するのに使いました。
 
ワンマン電車なので運転手から購入しましたが、驚くほど小さいフリーきっぷです。
 
コンパクトで財布の中に入れても問題ありません。
 
ただ、フリー区間の狭さの割に1,800円という値段は安くないとは思います。
(ここよりもフリー区間の広い、北陸の3セク各社の1日乗車券が1,500円です。)
全線乗車して片道1,310円なので、障害者割引が受けられる人が往復しても元が取れません。
しかも、六日町駅はエレベーターがありますが犀潟駅はエレベーターがありません。
バリアフリー化された駅での利用となると実質有効区間も狭くなります。そういう意味ではハードルが高いです。
初めてこの線に乗車しましたが、各駅停車とは思えないほどスピードを上げているのが分かります。
よそから十日町を訪れるのにいいかもしれません。

2024年7月28日 (日)

WESTERポイント超特典きっぷ

JR西日本のアプリWESTERの会員かつ該当ポイント使用の場合のみ使えるWESTERポイント超特典きっぷで18きっぷのワープとして使いました。
 
設定区間は以下の通り限られます。
新大阪・新神戸-岡山、姫路―福山、広島-岡山・福山・新山口、博多ー新山口・徳山、小倉―徳山

個人的にはこのきっぷの恩恵を受けるのは岡山と山口の人ではないかと思います。
 
両方向とも対象の駅が都会なので使い勝手がいいから。
  
そして、投稿日現在、2024年8月8日までの期間限定です。
 
必要ポイントは「のぞみ」や「みずほ」かそれ以外か、設定区間および乗車日により違いますが、私が乗った日の新大阪―岡山のみずほの場合で1,660ポイントで同一日に乗車した場合の運賃・新幹線特急券の合算額である6,660円(繁盛)の約4分の1のポイント数で乗車できます。
 
わたしはポイントを持っているので問題なく購入できました。
 
どこかのマイレージと違いポイントを購入ということができないため、ポイントが無いと購入そのものができません。
 
きっぷはe5489からになります。
 
引き換えにはメールに添付されたQRコードと契約者の電話番号をみどりの券売機で入力して引き換えました。
 
Westerchotokuten そして出てきたきっぷがこちらです。
 
上が新幹線特急券に該当するもので、したが乗車券に該当するものです。
 
18きっぷのワープとして使うものだから、最も効果のあるところで使います。
 
大阪駅から西に向かう始発電車は5:00。
 
この電車に乗るには大阪駅以西以外だと京橋から天満までの環状線の各駅の始発のみです。
 
これに乗れない場合、大阪駅6:00発の快速に乗ることになるので同時刻にみずほで岡山まで行くのが最も効率的だと思います。
 
ちなみに6:00発の快速電車に乗って姫路で乗り継いで岡山に到着するのは9:08で、みずほ601号が岡山に到着するのは6:50と新幹線の速さの恩恵を受けることになります。

 
言うまでもないですが、大阪・新大阪以外からこのきっぷを使う場合、大阪か新大阪までの運賃の安い方までのきっぷが別途必要です。
 
運賃計算で姫路以遠(岡山方面・本龍野方面・和田山方面)の乗車券で200km以下の乗車券は大阪駅から計算する特例があります。(200kmを超えるきっぷの場合は大阪市内発着になるので「大阪・新大阪」の表記そのものがありません)
 
なので、西九条駅から使おうとすると西九条から新大阪までではなく大阪までのきっぷが必要です。
 
もちろん、新大阪から山陽新幹線に乗れます。
 
普通のきっぷと違うのは変更や途中下車に対する扱いです。
 
きっぷに引き換える前だと何度も変更できますが、きっぷに引き換えた後は変更ができません。
(だから乗車日の前日に引き換えたわけですが…)
 
大阪・新大阪―岡山間の乗車券は100kmを超えているので普通のきっぷだと途中下車ができますが、こちらはできません。
もちろん、他の設定区間においても同様です。
 
あとは乗り遅れたときは乗車券部分のみ有効なので後続の自由席なら乗車できる普通のきっぷとは違います。
 
とは言え、うまく使えば安く・はやく移動できるのでこれを使わない手がありません。
 
個人的に気になっているのはこの設定期間中にない最繁盛期の料金設定がされていること。
もしかして…と思ってしまいます。次期に向けてWESTERポイントをためておくのも悪くはないのかなと思います。

2024年7月 9日 (火)

フリー切符(阿武隈急行)

久しぶりに鉄印を集めたくて福島駅に行きました。
 
Abkyufreeticket 折角なので阿武隈急行の駅を乗り降りしたくてフリー切符を購入。
 
フリー区間は福島―槻木間である、阿武隈急行線全線。
 
福島駅も槻木駅も東北本線がありますがルートが違いますし、当然、フリー区間外である東北本線には乗車できません。
 
Abkyufreeticket2 しかし、このフリー切符、購入するにはちょっとハードルが高いのです。
 
それは販売そのものが毎月第1日曜日と1月1日、そして鉄道の日である10月14日のみです。(つまり、使用もその日のみです)
 
このフリー切符、値段が600円で格安。福島から槻木まで全線乗り通すと980円で障害者割引が使える人も簡単に元が取れます。
 
並走する東北本線の方が早いのですが、このきっぷを使って福島から仙台に行く時もJRだと片道1,340円で、このフリーきっぷと槻木から仙台までの別運賃420円で合計1,020円で安く行けます。

ちなみに高速バスは片道1、300円です。

日帰り往復もできる距離なので往復したら1,440円とお得感が増えます。
 
もうひとつ、阿武隈急行に毎月9の付く日に利用できる、あぶ急トクだねきっぷが900円で売っていますが、9の付く日が私の休みに合わないことが多いので、確実に休みの合う日曜日の方が設定日が少なくても利用価値が合いそうです。
 
全駅降りたわけではないのですが地平ホームで段差のない福島、丸森の両駅と角田駅の駅舎とつながっているホーム、エレベーターでアクセスできる槻木駅はバリアフリー化できていると見做せますが、階段しかない駅が多いのでバリアフリー度は低いです。

2024年6月22日 (土)

九州ネット早特3

Kyushunethayatoku3 別府から小倉までの特急に乗車した時に使用した九州ネット早特3です。
 
乗車日から3日前までに購入する必要がありますが、特急券込みで2,500円です。
 
正直言ってこれでも他の区間と比べても割高です。
 
実は大分から乗車しても同額ですし、博多―大分(在来線経由)だと2,550円と50円した揚がりません。
 
JR九州インターネット列車予約サービス限定で席数も限られますが、普通に購入すると…
別府―小倉 運賃 2,530円 特急券 2,330円(通常期)
障害者割引が使える方でも運賃が半額の1,260円になるだけでどう考えても九州ネット早割3を使う方が安いです。
ただ、どの区間でもこれがあるわけではなく、博多からなら別府・大分・佐世保、小倉からなら別府・大分だけで普通車指定席用のほかにグリーン車用もあります。(ただ、指定席用の倍以上します。)
 
JR九州のネット限定ですのできっぷの受け取りはJR九州の駅に限られます。
本来なら別府駅で受け取る予定でしたが、凡ミスで臼杵行きのフェリーに乗ることになり、臼杵駅で引き換えました。
実際、特急ソニックに乗車しましたが座り心地が良く、コスパがいいなと思いました。

2024年6月20日 (木)

智頭線普通列車1日乗車券

Chizulinelocaltrain1day 久しぶりに智頭急行に乗りまわしました。
 
使ったきっぷは「智頭線 普通列車1日乗車券(2,000円)」です。
 
以前紹介した、智頭線開業20周年記念1日フリーきっぷやその効力が同じで名称が変わった智頭線1日フリーきっぷがなくなったうえにきっぷの値段が大幅に上がったので気軽に使えるものにならなくなりました。
 
以前だと上郡から智頭までの片道運賃よりも安かったので重宝してましたが、投稿日時点の同区間の1,320円で往復して何とか元が取れそうです。
(障害者割引が受けられる方だと全区間往復しても元が取れません。)
 
しかも、特急料金を支払っても特急には乗車出来なくなったうえに、今回のダイヤ改正で智頭線内を走るスーパーはくと、スーパーいなばは全席指定席になり、さらにハードルが上がりました。(線内一律830円)
ちなみに智頭線内だけの特急券も発売されますが連絡して発券作業を行うため、時間がかかるようです。
 
バリアフリー化された駅は地平ホームである平福駅のみ、智頭や上郡はJR側に施設を借りれば乗降はできます。
 
大原駅は階段昇降機がありましたが投稿日現在、昇降機が故障中で使えません。
 
従って、バリアフリー度は限りなく低いです。

2024年5月16日 (木)

ハピライン1日フリーきっぷ

Hapiline1dayfree 2024年3月16日に北陸新幹線敦賀延長に伴い並行在来線の福井県区間である敦賀―大聖寺間が第3セクターであるハピラインふくいに転換されました。
 
今回紹介するハピライン1日フリーきっぷはハピラインふくい全線に乗車できるフリーきっぷです。
 
きっぷの値段は1,500円です。
 
使用可能日は土・休日及び特定日(GW・お盆・年末年始)ですが、乗車日に購入も可能です。
 
私が購入した駅の窓口の他にtabiwa by WESTERやふくアプリ(ふくいMaaS)でも購入できます。

私の様に乗り降りをするなら電池切れの心配のない紙券の方がいいですが、窓口は営業時間があり、電車の乗り継ぎ時間の関係で窓口まで行かなくてもいいアプリでの購入が便利です。
 
念のためにtabiwaで購入方法を見たらWESTERポイントでも支払えます。
 
北陸おでかけtabiwaパスが2,900円ですので、敦賀からならこのきっぷとIRいしかわ(大聖寺・金沢)1日フリーきっぷが1,000円なので金沢までなら北陸おでかけtabiwaパスより安くつきます。
 
北陸おでかけtabiwaパスと比較するとハピライン1日フリーきっぷが割高に感じますが、敦賀-芦原温泉間の片道の普通運賃が1,540円しますので元が取りやすいです。(福井-敦賀間は1,140円です)
 
ただエレベーターのある駅は北陸線の特急が走っていた頃の特急停車駅が殆どでバリアフリー度は★★とします。

2024年4月24日 (水)

北陸おでかけtabiwaパス(2024年版)

Hokurikutabiwa2024_20240424071301 JR西日本のアプリWESTERでのみ購入できる北陸おでかけtabiwaパスです。
(通信料の関係でテザリングをしています。言うまでもなくスクショ画面です。)

 
北陸新幹線が敦賀まで延伸開業したこともあり、エリアが大幅に変わりました。
 
なので改訂版を書こうと思います。
 
購入期限は使用日の3日前までという条件と使用日は土・日・祝日のみということ、在来線特急に乗車の場合、別に特急料金を払えば特急に乗車できるのはこれまでの北陸おでかけtabiwaパスと同じです。
 
しかし、北陸新幹線は特急券を追加しても乗車できないため、フリー区間の特急と言えば、金沢ー和倉温泉間と今回エリアが追加されたえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインを走る特急しらゆきのみです。



 
 
Hokurikutabiwa2024 先述の通り、今回、今までフリーエリア外であるえちごトキめき鉄道直江津―上越妙高間が追加、JR北陸線の区間が移管先でも使える反面、値段が2,900円と値上げしてます。

特急の乗車区間が狭くなったうえきっぷの値段が上がったので使い勝手が悪くなったと感じますが、それでもお得感満載のきっぷです。
 
例えばハピラインふくい全線が1日乗り放題のハピラインふくい1日乗車券が1,500円でIRいしかわ鉄道全線の乗り放題のIRいしかわ(全線)フリーきっぷが1,500円で合計3,000円。
また、IRいしかわ鉄道の金沢以東が乗り放題のIRいしかわ(大聖寺・金沢)1日フリーきっぷが1,000円でIRいしかわ鉄道金沢駅ーあいの風とやま鉄道越中宮崎間1日乗り放題であるIR・あいの風1日フリーきっぷが2,000円で合計3,000円でフリー区間が狭いにもかかわらず、値段が高くつきます。(2025年3月30日まではあいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2Day パスが2日間で2,800円で売っていますが)
 
このきっぷが残ってよかったと思います。
このきっぷの威力を発揮するのは福井県の駅から富山県に駅に行く時。
実はハピラインふくいの駅から乗車券でもICOCAでも使えるのはIRいしかわ鉄道の倶利伽羅駅までで石動以東は精算です。ICカードだとこういう時面倒になります。しかし、このきっぷだとその心配が要りません。
今回は使いませんでしたが広がったエリアにも使いたいです。
 
追記:本記事中のフリーエリアの区間に間違いがありました。
訂正させていただきます。

2024年4月 2日 (火)

静鉄電車ワンデーパス

Shizutetsu1daypass 新静岡駅で購入した静鉄電車ワンデーパス(700円)です。
 
静岡清水線の15駅でのみ使える1日乗車券になります。(ちなみにほぼ並行して走るJR東海道線の駅は4駅です。)
 
自動券売機で購入できます。
ちょっと前まできっぷの地紋はスルッとちゃんだったのに味気のないPJR(Private Japan Railway=私鉄)の汎用型の物になっていました。

13年以上前のこのブログで静岡鉄道・しずてつジャストライン 電車・バス1日フリー乗車券を紹介しました。(現在は電車・バス1日フリー乗車券に改名している上に発売金額も1,400円に値上げされています。)
 
今回はバリアフリー化された古庄駅を見るのが主目的ですが、ついでに他の駅も変わったところがないかチェックするのにほぼ全駅で乗降車したので元を取りまくっていますが、障害者割引が使える方がこのきっぷで元を取るには、最も運賃の高い新静岡-新清水間(片道350円・障割180円)を2往復しないと元が取れないのでハードルが高いです。
 
また、入江岡駅を筆頭に階段しかない駅があり、バリアフリーは★★★になります。

2024年2月 1日 (木)

京都地下鉄・嵐電1dayチケット

Kyotosubwayranden1dayticket京都市営地下鉄全線と嵐電全線が自由に乗れる京都地下鉄・嵐電1dayチケットです。
 
磁気カードで事前に購入して使いたいときに自動改札機(地下鉄)かカードリーダー(嵐電)に通すだけで済みます。

1,300円で、地下鉄駅や嵐電の有人駅で購入できます。ただ、嵐電の有人窓口が始発電車から開いているわけではないので注意が必要です。

Kyotosubwayranden1dayticketarea

述の通り、京都市営地下鉄及び嵐電全線がフリー区間です。

 
言うまでもなく、相互乗り入れの近鉄(京都)線や京阪(京津)線に乗ると境界駅から別途運賃がかかるわけですが、特にびわこ浜大津行きの電車に乗って京阪山科で降りたら、御陵(みささぎ)駅からかかるので乗り間違いに気を付けてください。
同様に竹田駅から乗車して近鉄京都駅に行った時も竹田駅から運賃がかかります。
双方ともほぼ同じ場所に行くので納得できないかもしれませんが…
京都市営地下鉄のみ乗車できる地下鉄1日券が800円、嵐電のみ乗車できる嵐電1日フリーきっぷが700円なのでバラバラに買うより200円安いですが、市バス地下鉄だけでなく、京都バスの大部分や京阪バスの山科・醍醐地区および京都市街地、JR西日本バスの栂ノ尾以南も乗車できる地下鉄・バス1日券が1,100円なのは納得できない部分があります。
とは言え、バスで嵐山に行くのは時間がかかるのでこれはこれでメリットがあります。
このきっぷを使って久しぶりに嵐電に乗車しましたが、駅にスロープが付いているところが増えていてホーム幅が車いすの幅よりも狭い山ノ内電停や東行きは安全地帯である西大路三条駅はさすがにバリアフリーではないですがそれ以外はスロープが付いていました。
京都市営地下鉄は全駅エレベーターが付いています。京都市営地下鉄の初乗りが220円で嵐電が250円均一で、障害者割引が使える方が元を取るのには12回(地下鉄初乗り区間の場合)ほど乗車しないといけないのでハードルが高いです。

2024年1月18日 (木)

堺おもてなしチケット(阪堺拡大版)

Sakaiomotenashiticket1 阪堺電車全線と堺市中心部の南海バス路線に1日乗車できる堺おもてなしチケット(阪堺拡大版)です。
 
最近、このフリーきっぷの値段が上がったので800円になります。
 
このきっぷ、南海バス拡大版があり、阪堺電車のフリーエリアが住吉区の我孫子道電停以南に限定される代わりに南海バスのエリアが少し広がります。
(鳳や北野田、泉北NTでは乗れません。)
 
このきっぷ、堺市の支援によって発売されているらしく、発売場所も堺中心になります。
大阪市内で売っている場所は天王寺駅前電停と我孫子道電停にある乗車券売場になります。
阪堺線オンリーのフリーきっぷである全線1日フリー乗車券 てくてくきっぷ(700円・紙券)、阪堺電車トリップチケット(680円・アプリ販売)と発売場所が限られているので注意。
Sakaiomotenashiticket2 スクラッチで年・月・日を1ヶ所づつ削ります。
 
「堺」の文字が目立ちます。
 
意外なのは阪和線の堺市駅へはこのフリーきっぷではエリア外ということ。(南海バス拡大版はフリーエリアです)

そして、恵美須町―住吉間の電車の本数が思ったよりも少ないこと。(日中ベースで1時間に2,3本)
同時にこの区間は低床車での運行が無いこと。
(天王寺駅前―浜寺駅前間は1時間に1本程度は低床車があります。)
なのでバリアフリー度は低めになります。
このきっぷを使って電車の駅を乗ったり降りたりしようとしていたのですが観光にも使ったので思ったほど元を取れなかったのですが阪堺電車は1乗車230円なので4回乗ったら元が取れる計算になります。
個人的に大和川を越えると土地の認知度が低くなっていますが、これを機に堺のことも知っておきたいと思いました。

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