まずは上の写真を見てください。
以前に登場した大阪市内から松戸行の乗車券です。
松戸駅のひとつ上野寄りの駅が金町駅で金町駅で下車するなら東京都区内までのきっぷでいいので大阪市内―松戸間の運賃9,130円と大阪市内ー東京都区内間の運賃8,910円、金町―松戸間の運賃170円の合算である、9,080円と乗り越したほうが50円安くなります。
しかし、大阪市内―東京都区内の乗車券で一旦、東京駅で下車し、松戸まで行くと東京―松戸間410円(IC運賃406円)が別にかかり、逆に360円(IC運賃354円)高くつきます。
JRに以下の運賃計算の特例がありあす。
東京付近の特定区間を通過する場合の特例
下図の太線区間を通過する場合は、太線区間上の入口の駅から出口の駅までは、後戻りしたり再度同じ駅を通らない限り、普通運賃・料金は、実際に乗車する経路にかかわらず、太線区間内の最短経路の営業キロで計算します。この場合、片道101キロ以上の乗車券(大都市近郊区間のみ利用の場合を除く)ならば、途中下車もできます。
この制度は大都市近郊区間の乗車ではなく、所謂、長距離きっぷにも使えるものです。
例えば、先程の大阪市内―松戸間の乗車券で新橋、池袋で途中下車して、北千住まで行ったとします。
この例だと北千住―松戸間は乗車放棄になるだけなので運賃は9,130円です。
しかし、大阪市内-東京都区内間の乗車券の場合、新橋駅で降りた時点できっぷは回収されます。
新橋下車後、IC乗車券で乗ったとしても新橋―池袋間208円、池袋―北千住間230円が別にかかり、合計9,348円と乗車放棄した方が安くなるケースがあります。
もちろん、きっぷのルールに乗っ取り、同じ経路は使わないことが重要です。
また、経路が本来の経路から外れているため有人改札に行く必要があります。
ちなみに上記の例だと、新幹線で品川まで行き、新橋は普通に行き、新橋から池袋へは東京から新宿まで中央線、新宿から池袋までは山手線か埼京線、池袋からは山手線で日暮里、日暮里から常磐線になりますが、その気になれば池袋から埼京線で赤羽、赤羽から日暮里まで京浜東北線で行くのも制度上問題ありません。
元々の乗車券が途中下車ができるので大都市近郊区間内の大回り乗車と違い、途中下車ができます。
昔は大阪環状線もこの制度がありましたが今は無くなっています。
もちろん、JR東日本管内だけでも可能ですが、東京近郊区間が広くなったので松本あたりからでも途中下車できないのでこの制度の恩恵を受けられるのは意外にもJR東日本のエリア外なのかもしれません。
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