観光船

2024年8月20日 (火)

呉湾艦船めぐり

Kurekansenmeguri1 呉に行ってきました。
 
主な目的は今回紹介する呉湾の艦船めぐりに乗船するためです。
 
万が一、満員で乗船できないと何のために呉に行ったのか分からなくなるので事前に乗船予約をしました。
 
予約方法は運営会社のHPに任せるとしまして、乗船前に乗船する船の写真を撮りました。
 
Kurekansenmeguri2 出港する呉中央桟橋ターミナルビルで乗船券を購入して、出港の10分前に乗船券売り場の近くにある指定場所に集合して乗船場所に向かいます。
 
後で分かったことですが、集合場所が乗船券売り場でないのはそれなりに乗船客が多く、ある程度広めの場所で待機する必要があるから。
 
乗り場までは少し勾配がありますが、スロープで行けます。
Kurekansenmeguri3 乗船タラップも段差はなく、少々通路は狭いけれど、船自体も大きくないので定員確保ことも考えると頑張ったと思います。
 




 
Kurekansenmeguri4 この船はくれない5号という船で平成28年に新造された船です。
 
同年のエコモ財団海上交通バリアフリー施設整備助成の対象になっています。
 
同財団のHPによると当初は呉港から江田島にある秋月港まで運行する船に使われていたみたいですが、この航路が休止になっているのでこの遊覧船に転用したものと思われます。
 
写真は点字案内板です。
「バリアフリー設備配置」と名付けられています。案内板と言い難いのは文字通り、バリアフリー設備を示したものであって船全体のものではないことです。
また、案内板にはつきものである「現在地」という表記はありません。
Kurekansenmeguri5 1階と2階(という名の屋上席)がありますが、車いすスペースは1階席の客室入口附近にあります。
(2階へは階段のみです)
 
艦船めぐりですので遮るガラスが無い2階席の方が見やすいですが、いかんせん、猛暑日が続くこの時期だと、冷房の効いた1階席も人気がありました。

 
Kurekansenmeguri8 2階席の右舷側に座って眺めます。
 
現在、建造中の大型船の現場です。
 
呉という場所柄、造船技術がある場所なので海外からの造船の発注があるようです。

とは言え、あくまでも艦船めぐりです。
艦船の近くを眺めるために運航しているので、本番はこれからです。
Kurekansenmeguri6 順不同で私が乗船した船で見られたものを紹介していきます。
 
まずは潜水艦。




 
Kurekansenmeguri7 そして、護衛艦かがです。
 
正直言って、艦船よりもフェリーの方が好きな私は艦船のことを良く知らないのですが、かがの名前は知っています。
 
また「海に浮かぶ要塞」と言っても過言ではないです。

 
Kurekansenmeguri9 訓練支援艦である、てんりゅう(左)・くろべ(右)です。







 
Kurekansenmeguri10 潜水艦救難艦であるちはやです。
 
千早城から名付けられているので、親近感があります。(とは言っても千早赤阪村に行ったことは片手で数えるくらいですが…)
 
この艦船めぐりのすごいところは艦船が間近に見られるので迫力があります。
停泊している艦船は同じではないので艦船が好きな方は特に同じ航路でも見る内容が変わるのでリピート乗船する価値はあると思います。

2024年5月15日 (水)

美浜町レイクセンターの電池推進遊覧船

Grebe2 福井県美浜町にあるレイクセンターに電池で動く遊覧船があるというので乗船することにしました。
 
美浜町レイクセンターへは往路はJR敦賀駅からゴコイチバスで復路はJR美浜駅までチョイソコみはまを利用しました。
 
ダイヤの都合で往路・復路と別の乗り物にしましたが、平日や冬場ですとチョイソコみはま一択になります。(JR美浜駅からレンタサイクルという手段もありますが…)
 
ちなみにチョイソコみはまは車いすやシルバーカーを載せることができません
 
乗船券を購入するのですが観光船では珍しく乗船名簿を書きます。
そのことを知らなかった私は当日その場で記入しましたが、用紙をダウンロードして事前に書くこともできます。
 
Grebe3 乗船券を購入してトイレに駆け込みました。
 
このあたりはAブログの作者らしく、バリアフリートイレのチェックを兼ねています。
 
オストメイト装置・温水洗浄便座はありますがベビーベッドはありません。
 
一般のトイレにベビーベッドがあるからだと思いますが珍しいです。
Grebe4 トイレに行っていて改札時間に遅れた私は慌てて乗船します。
 
桟橋まで数段の段差がありますが、スロープでアクセスできます。



 
Grebe1 そして乗船する船です。船の名前はグリーブ。
 
HPによると三方五湖に秋から冬にやってくるカイツブリの英語名リトル グリーブから取っています。




 
Grebe5 乗船にはさらに渡し板を渡ります。
 
ちなみに左側がグリーブで右側はクートと言って、こちらも電池で動きます。
 
乗船定員はグリーブの方が2名多い31人乗りです。


 
Grebe6 客室へは数段の階段を下りますが、車いすの方は非常口にあたるところから乗船します。






 
Grebe7 そして、リフトで下降して乗り込みます。
 
階段状になっている梯子は取り外しができるものでしょう。




 
Grebe8 車いすスペースが近くにあります。
 
扇風機が映り込んでいるので距離感が分かっていただけると思います。

船内にもトイレはありますがバリアフリートイレではないので、事前に行かれることをお勧めします。

ライフジャケットを着て出港します。
天気が悪く、乗船した席もあまりよろしくなかったので船内の写真は特にありません。
レイクセンターのある久々子(くぐし)湖から水月湖への往復するコースです。
観光用の写真には両方の湖を結ぶ浦見川での航行が載っています。
ですが、実際は湖にいるときの方が長いです。
野鳥を見ながらの航行は自然豊かな場所ならではです。
電池で動くのでモーター音もなくアナウンスが聞き取りやすいのも電池で動く隠れたメリットだと思います。

2024年5月 7日 (火)

大阪城御座船

Osakajogozabune1 大阪城の内堀を航行する大阪城御座船に乗船しました。
 
小学校の遠足で大阪城に行くことはあっても大阪城御座船に乗ることはないので御船印の発行が開始されたこともあり、乗船することにしました。
 
多客期ということもあり、乗船までに30分後の乗船ということになりました。
 
大阪城の内堀を航行するのがこれだけということもあり人気があるみたいです。
ちなみに乗船時間20分で料金は1,500円です。
乗船券に乗船時間が印字されていますが、全席自由席なのでどこに乗れるかは先着順になります。
Osakajogozabune2 乗船の時、頭が当たらないように、天井の一部がさらに上に上がるようになっています。
 
この日は同型の船が3隻で運航していて私が乗船した前の船になります。
 
乗船口でずっと待っていたこともあり最前列で乗船出来ました。
 
Osakajogozabune3 乗船するときには数段の段差があり、船にも車いす置き場などが無いため、車いすの方が乗船するのはハードルが高いと思います。
 
車いすよりも場所を取らないベビーカーでも乗船口に置いておくことになっていましたので車いすも同様の扱いになると思われます。
 
また、船内でも段差があるので自力で歩けない方は抱えていくことになりそうです。
Osakajogozabune4 御座船が乗船口に来るところです。
 
こうして見ると大阪城の石垣のすごさが分かります。
 
乗船口でずっと待っていたのですが、聞こえてくるのは日本語だけでなく、アジア系の複数の言語が飛び交っていました。
 
大阪にも外国人観光客が多数来ているのが分かります。
Osakajogozabune5 乗船して出港する前に撮った大阪城です。
 
最前列で乗船できたメリットを最大限に生かします。
 
先述の通り、きっぷの購入から乗船時間まで時間があるので指定された時刻までぶらぶらしてくる人もいるため、そういう人が(遅れてはこないけれど)乗船に時間がかかります。
普段、もっと高い位置から大阪城を眺めるので新鮮です。
Osakajogozabune6 大阪城天守閣に架かる橋である極楽橋です。
 
この御座船の乗船口がこの橋の西側にあるので出港してすぐにくぐることになります。
 
この堀のすごいのところは乗船している船の大きさも結構あるのですがその船が航行できるほど堀自体深いことです。
堀の底が見えないので気が付きにくいですが…
Osakajogozabune7 多客期に乗船しているので同型船のすれ違いが見られました。
 
大阪城の内堀なので1隻で航行していない限り(おそらく30分毎で運航しているときが該当します)、すれ違いが見られるわけですが、当然多客期の運行の時は多く見られます。

 
Osakajogozabune8 大阪城の内堀の東の端まで行き、折り返して西の端まで行ったところです。
 
個人的にはこの航路でなければ見られない景色なので好きです。



 
Osakajogozabune9 20分の遊覧ですが、遊覧距離は時間よりも短いので時々停船します。
 
撮影のために左舷側の席の人の為に停船し、堀の西端から折り返して、右舷側の席の人の為に停船します。
 
大阪城天守閣がきれいに撮影できるスポットになります。
限りなく水面に近いところから見ると石垣のすごさと城の大きさが分かります。
Osakajogozabune10 地元にある有名な城なので、現在の大坂城が3代目なのは知っているので説明を聞かなくても大体わかるのですが、聞いていました。
 
大阪城にまつわる裏話のようなものを聞かせて欲しかった思うのは私だけでしょうか?
 
見慣れている場所の見慣れていないところから見るのも面白いと思いました。

2023年7月24日 (月)

ミシガンクルーズ

Michigan1 久しぶりに琵琶湖で運航している観光船ミシガンに乗船しました。
 
私が乗船した朝1番の便は60分のコースです。
 
基本的に大津港を出港して同じ大津港に帰着するコースです。
 
ロイヤルルームがありますが、貸し切りで部屋単位の為、よほどのことが無い限り自由席に乗船することになります。
Michigan2 乗船地である大津港は京阪石山坂本線・京津線びわこ浜大津駅が最寄になります。(路線バスも浜大津になります。)
 
大津港で乗船券を購入します。
 
私が乗船した便の場合、出港10分前に案内があり、乗船します。
 
Michigan3湖岸と船との間の段差がないので渡し板のようなものが無くても誰でも楽に乗船出来ます。
 
もちろん、幅もあるので車いすの方も問題なく乗船出来ます。



 
Michigan6 ミシガンの船内に入ってすぐにエレベーターがあります。
 
ミシガンは1階・2階・3階と屋上があり、エレベーターで行けるのは3階までの階になります。
 
エレベーターは下関菱重エンジニアリング(現・MHI下関エンジニアリング)製の4人乗りのエレベーターになります。
私が前に乗船した時はエレベーターが無かったのでこのエレベーターは初乗車になります。客席は3階がメインですので3階に上がりました。
Michigan4 ただその前にエレベーターの向かいにバリアフリートイレがあるので、のぞいてみました。
 
これも私が乗船した時はなかったものです。
 
バリアフリートイレは1階しかないので、車いすの方が航行中にトイレに行きたくなったら1階まで下りることになります。
 
古そうに見えますが、扉は意外と軽く感じました。
Michigan5 バリアフリートイレの内部です。
 
ベビーベッド、温水洗浄便座があるのですが、温水洗浄便座のボタン(その上部に水洗ボタン)に消毒類や予備のトイレットペーパーがあるのでボタンが押しにくいのはいただけませんが、一般の方のトイレは他の階にもあるのでこのトイレを使う人は限られるのかもしれません。

 
Michigan7 3階はオープンデッキだけでなくステージがあり、観光案内や歌謡ステージが行われ、景色を見るだけでなくショーも楽しめます。
 
このエリアに行くにはエレベーターで3階に上がると入口が見えていますが、車いすで入る場合は右舷側にエレベーターがありますが、左舷側に移った方が入りやすいです。(一旦船尾に移動して、左舷側に移るのが分かりやすいと思います。)
 
このエリアでは飲み物や軽食も予約なしでいただけます。
(予約必須のコースは別のところでいただくことになります)
 
Michigan10 出港してからしばらくたった浜大津の街です。
 
この季節でも風が気持ちいいです。





 
Michigan8 屋上階は船の操舵室やオープンデッキがあります。
 
この階へは階段しかアクセスできないため、車いすの方はこの階に行くのは難しいです。
 
ただ、屋根がないので暑い季節である今頃は人が少なめでした。

 
Michigan9 この階にあるのがトリックアートで写真に映るとこんな感じで琵琶湖が浮き上がったように見えますが、実際、身でいると平面的に見えます。
 
こればっかりは写真でしか表現できないので違いを見るのは実際に見るしかありません。
 
久しぶりにミシガンに乗船して、昔とは違ったりして新たな発見をしました。
特定の期間限定でナイトクルーズもあるのでいつかは乗船してみたいと思いましたた。

2023年6月25日 (日)

うずしおクルーズ(咸臨丸)

Kanrinmaru1 うすしおクルーズに乗船しました。
 
写真は咸臨(かんりん)丸です。
 
おおよそ13年程前のこのブログで鳴門の観潮船を採り上げましたが、別の船というより、出港地が違います。
 
前のブログは鳴門から乗船しましたが、今回は淡路島側から乗船しました。今回は淡路島側からです。
写真の咸臨丸の他に日本丸がありますがバリアフリーに対応しているということでこちらの方にしました。乗船場所は南あわじ市にある道の駅福良にあります。
Kanrinmaru2 乗船は階段がメインですがスロープもあります。
 
ベビーカーだと問題はないですが、自走する方だとスロープの幅がちょっと狭いと感じるのでここは車いすを押してもらう方がいいでしょう。



 
Kanrinmaru3 船そのものに乗り込むのは渡し板があり、幅も十分にあるのでここは問題ないと思います。
 
船は3層構造になっていて、入口は2階に当たります。ですので、この記事では入口階を2階と表示します。



 
Kanrinmaru4 入口入ってすぐにバリアフリートイレがあります。

ちなみに一般の方のトイレは1階にあります。
 
船のバリアフリートイレは万が一のことを想定して電動式のドアはあまりお目にかかれないのですがここは珍しくボタンで開閉します。

 
Kanrinmaru5 バリアフリートイレの中です。
 
水を流すところが後ろにあるので操作しにくいです。
 
写真ではベビーキープしか映っていませんがベビーベッドもあります。


 
Kanrinmaru6 車いすスペースのある客室が先程のバリアフリートイレのある前方にあります。
 
ただ、入口からこの客室の後方にあり、車いすスペースが客室の前方にあるので、出入口付近に車いすスペースという概念はこの船にはありません。


 
Kanrinmaru7 車いすスペースからの景色になります。
 
窓と手摺の間に通路があるため距離があり、うずしおが見えにくいです。
 
しかも、通路は一般の乗客も滞在できるので一般の乗客が車いすスペースの窓の外側に立つとここから全く景色が見えません。
車いすスペースの窓の通路部分も通行禁止ぐらいにしてもらわないと車いすの方がこのスペースを使う理由がありません。
Kanrinmaru8 こちらはオープンデッキの3階から撮りました。うずしおが分かりやすいので人気があります。

大鳴門橋でうずしおを見るまでは3階にいて、帰港になると2階の客室に来る方が多くいました。
 
ちなみに1階は客室はなく、一般のトイレの他に展示スペース、子ども向けのフリースペース、授乳室があります。
Kanrinmaru9 観光船ということもあり、点字はなくはないという印象です。
 
写真の案内図に点字は入っていますがこの案内板の場所に点字ブロックはありませんでした。









 
Kanrinmaru10 ちなみに出港地である道の駅福良の方でもバリアフリートイレはあります。
 
こちらは水洗ボタンが壁側にあり、温水洗浄便座やオストメイト装置があります。
 
私は乗船地まで三宮から高速バスで行きましたが、車いすの方が高速バスで行くのは難しいので車で行くことになりそうです。

2023年5月 6日 (土)

観光船サンタマリア

Santamaria1 大阪・天保山から出ている観光船サンタマリアに久々に乗船しました。
 
数百年前にコロンブスが新大陸を発見した時の船の約2倍の大きさらしい。
(それ以上に駆動方式が違いますが…)
 
満席になることはないだろうと思って、出港ギリギリに行ったら、乗船券を購入できました。
Santamaria3 昔は乗船するのは階段オンリーだった気がしますが、スロープ付きのタラップで乗下船できます。
 
ただ、スロープが出ているのはここまでです。
甲板より先は後述する客席を含めて段差があります。



 
Santamaria4 客席部分です。
 
この部分に売店があり、飲み物や軽食が売られていましたが、この後、物を食べる予定でしたので何も注文しませんでした。
 
この客室に行くのに船ならではの敷居や段差があります。
 
Santamaria5 先程の客席の1フロア上のデッキ並びにドア向こうに特別室(別料金)がありますが、このフロアに行くのは階段オンリーです。
 
写真のようなオブジェがあります。



 
Santamaria6 まず、天保山大橋をくぐり、ユニバーサルシティ附近まで航行します。
 
私は左舷側にいましたので基本的に左舷側から撮影しています。
 
倉庫が多い安治川右岸ですが、ホテル群があると誰もがユニバーサルシティ附近だと分かります。
ユニバーサルシティ附近で、進行方向を反対にして、元来た航路に戻ります。
Santamaria7 そうすると乗船地である天保山が見えますが、最初にくぐった天保山大橋が浮かびます。
 
当然、この橋をもう一度くぐることになります。




 
Santamaria8 船は天保山を通り過ぎます。
 
海遊館を筆頭に天保山ハーバービレッジが見えます。





 
Santamaria9 さらに沖合に進むと咲洲が見えます。
 
個人的に海向こうから見る咲洲を見るのが好きで、「海に街を浮かばせている」感じが好きです。




 
Santamaria10 そして、夢舞大橋が見えます。
 
関西万博の会場になる夢洲ですが、数年先には違った風景になっているのでしょう。
 
ちなみに橋の左側が夢洲で右側が舞洲になります。


 
Santamaria2 港大橋も見えますが、この橋は行ったり来たりと2度箸をくぐります。
 
橋をくぐるとIKEA鶴浜の建物が分かります。
 
ただ、IKEAに泊まることはなく、そのまま天保山に引き返します。
 
小1時間の航行、大阪港内ということもあって船酔いすることはまずないと思います。
トイレは一般のトイレしかないので、バリアフリートイレが必要な方は天保山はバービレッジの中にあるバリフリートイレを利用することになりそうです。

2023年4月 6日 (木)

富士山清水みなとクルーズ

The-bay-promenade1 清水に行ってきました。
 
清水駅近くではなく、日の出桟橋から出港しています。
 
今回紹介する富士山清水みなとクルーズは富士山の近くまで行くのではなく、清水港内を周遊するコースです。

チケット売り場は近くの建物の中にあり、案内に従って進むと遊覧船のりばがありました。
The-bay-promenade2 スロープがあり、車いすの方も乗船することそのものは難しくないです。






 
The-bay-promenade3 ただ、椅子に移乗するのはテーブルが固定されているので難しいです。
 
写真は1階の席で、2階やさらにその上の屋上へは階段だけなので車いすの方が上の階に上がるのは困難です。



 
The-bay-promenade4 また、売店は2階にあるので1階にいると利用しにくいです。
 
ちなみに私が購入したのは…




 
The-bay-promenade5 かもめの餌と…







 
The-bay-promenade6 フローズンいちごを購入しました。







 
The-bay-promenade7 かもめは11月から3月まで飛来しているらしいのですが、私が乗船したのは4月に入ってからでしたがかもめがいたので餌を売っていました。
 
ちなみにかもめは出港直後と帰港直前が多かったです。
 
かもめの餌やりは2階であげる方がかもめは食べやすそうです。(ちなみに1階での餌やりはできません。)

The-bay-promenade8 停泊していたフェリー富士です。
 
10年近く前のAブログに載せました。
 
航路もフェリーそのものは変わっていませんが運営会社は変わりました。
 
この時間、ここで停泊していませんがこの日は波が高かったので欠航していました。
The-bay-promenade9 航行中に三保の松原が見えるのですがどれが三保の松原か分かりませんでした。
 
イルカもいたらしいのですが、目が悪いので見えませんでした。



 
The-bay-promenade10 天気が良ければ富士山がきれいに見えるのですがこの日は見えませんでした。
 
結局私はかもめの餌やりが遊覧船の楽しみの大半を占めていた気がしますが、富士山が見えるときにこの船に乗るのがいいと思います。

2022年8月28日 (日)

竹生島

琵琶湖に浮かぶ竹生島に行ってきました。
竹生島と言っても社寺がありますが住民はいません。
観光客が訪れる無人島になっています。
竹生島へは長浜や近江今津から運行している琵琶湖汽船の方が本数が多いのですが、御船印のこともあってオーミマリンの便に乗船することにしました。
 
出港する彦根港へはタクシーという手段もありますが、彦根駅西口から無料送迎バスが運行しています。
ただ、普通のマイクロバスなので、車いすのまま乗車できません。
(竹生島自体、ほとんど階段しかないので車いすの方の観光は絶望的ですが…)
 
Chukubuis1 竹生島への船は何隻かあるようですが、私が乗船したのは井伊家の赤備えに習って赤一色の船でした。
 
真ん中の家紋である「丸に橘」は井伊家の家紋でその両側にある「井」の形をしたのは井伊直政の戦国のぼり旗に描かれたものです。
 
本当は彦根港でも撮影していたのですが、乗客が映っているので竹生島に到着後に撮影したものにしました。
Chukubuis2 船も特にバリアフリー船ではなく、段差はある上、入口や乗船の通路が狭いです。
 
また、私が乗下船した時は船が揺れていました。




 
Chukubuis3 座席は普通の座席で、リクライニングと言うものはありませんし、ひじ掛けが跳ね上がるわけではありません。
 
ただ、出入口に最も近い座席は優先座席になっていました。
 


 
Chukubuis4竹生島に到着してスロープが見えます。
 
もしやバリアフリーで行けるのか?と思われたかもしれませんが、これが唯一のスロープで後述する入口までだけがバリアフリーと言えます。
 
ちなみに入口までにある土産物店や茶店がこの島の商店になります。
 
Chukubuis5 スロープを上がったところにある郵便ポストになります。
 
少なくなったとはいえ、レアとまでは言えない円柱ポストです。
 
一応、ここから手紙を投函はできます。月曜日から土曜日まで(祝日を除く)午前9:30に収集に来ます。
長浜港からの始発便の竹生島到着が9:30なのでほとんどの場合、投函日の次の日が収集日になります。
仮にここで投函しても消印は収集郵便局の長浜郵便局になると思いますが…
 
竹生島への上陸には入島料が必要で大人600円、こども300円が必要です。
自動券売機で購入するのですが、障害者手帳を持っている方は入口にいる係員に手帳を提示すると半額になります。
この入口付近にトイレがあります。洋式トイレはあるのですが、車いすトイレはありません。

この入口を入ってすぐに急な階段があります。

Chukubuis6 根性が無いので途中にある宝厳寺観音堂に行きました。
 
写真は国宝でもある唐門で、建物が重要文化財です。
 
この唐門、最近では豊臣秀吉の大坂城から移築した京都東山の豊国廟の唐門か極楽門をさらに移築してこの地に来たという説が濃厚だそうで、そうなれば豊臣秀吉の大坂城の現存する唯一の建物になります。
この門から、観音堂に入ると奥にあるのは…
Chukubuis7 これまた重要文化財になっている舟廊下です。
 
豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に作られた船櫓を利用して作られた廊下で、この廊下を渡ると竹生島神社につながります。



 
Chukubuis10 ちなみにこの廊下を下から見るとこんな感じになっています。



 


 
Chukubuis9 竹生島神社も国宝になっています。
 
豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の勅使殿が移築したものです。
竹生島神社の本殿への階段下に竜神拝所があり、ここで鳥居に向かって投げる土器(かわらけ)投げがあります。
 
鳥居に土器がくぐれば願いが成就すると言われますが、鳥居に届きもしませんでした。
Chukubuis8 最後に根性入れて宝厳寺弁財天堂(本堂)に向かいました。
 
これまた急階段で距離はそんなに長くはなかったのですが、上った時は息切れしてました。
 
お参りして元来た急階段を下りました。

船は自由席ですが船便は指定で特に何も言わなければ数十分の滞在時間の後の便で彦根に戻るルートになっています。
小さい島にもかかわらず国宝や重要文化財と詰まった場所でパワーを貰った気分になり、帰りの船に乗船しました。

2022年4月21日 (木)

蘇洞門(そとも)めぐり

Sotomo1 小浜にある若狭フィッシャーマンズワーフから出港している遊覧船「蘇洞門めぐり」に乗船しました。
 
「のちせ」という船で最高時速約24ノット(≒44.5km/h)というスピードが出ます。

電車に乗っていると船の速度にピンときませんが、これがすごいスピードだと知ることになります。

1周約60分の船旅に乗りこみます。
(写真は下船後ですが…)
Sotomo2 事前に「車いす対応になっていません」と知っていましたが、入口から車いすのままでは幅が狭く難しそうです。
 
また、デッキにいたら何とかなるのかなと思い、デッキを眺めている私がいました。

客室も段差があり、確かに厳しいなと感じました。
出港して、船のスピードに驚愕しました。
ものすごいスピードを感じました。
最初、座席に座っていましたが、窓の位置に飛沫がかかってきます。
これではせっかくの景色が飛沫が邪魔になるのでデッキに移動しました。
そうしたら自然の彫刻美を感じさせる景色が次々に現れました。

Sotomo3

Sotomo4
Sotomo5

Sotomo6
そう、これは観光名所が近付いた時に航行速度を落とした時なので穏やかです。それが、一旦動き出すと…
Sotomo7
Sotomo8

Sotomo9

Sotomo10
手摺に捕まってないと船から投げ出されそうになります。
これでは車いすの人がデッキにいるのは難しいと思いました。
港から現場まで意外と距離があるのでスピードを出して現地に行っている感じが伝わってきました。

絶叫マシンが好きな方はこのスピードにワクワクすると思います。
遊覧船とは思えない速度で航行します。

階上デッキへは階段を使って上がることはできますが、事故防止のために航行中は細心の注意を払ってください。

2022年3月21日 (月)

尾道ー瀬戸田航路(Lazuli・ラズリ)

Lazuli1 尾道港から生口島の瀬戸田港を結ぶ航路にサイクルシップLazuli(ラズリ)という船があります。

主に土・日の観光客が乗船しそうな時間に運行しています。

純粋な観光船ではありませんが、観光客目当ての船という性格が濃いので、観光船扱い(したがって、採り上げるブログもここになります。)にしました。

尾道は坂の街なのに自転車というのはしまなみ海道が自転車で通れるのでサイクリングでしまなみ海道を通る人も多いです。
(私自身も昔、今治から尾道まで自転車で渡ったことがあります。保証金が乗捨料に充填される形でしまなみ海道のサイクルステーションのどこかで借りて別のサイクルステーションで返却できます。)

地元の人が生口島にサイクリングに行く人もいるのでしょう。私は午後の便に乗船しましたが、生口島からの自転車利用者の人が異様に多かったです。
Lazuli2 自転車を乗せるひとを想定しているので高速船という乗船人数の割には出入口が広めしてあり、段差がなく乗船できます。





 
Lazuli3 船室入口です。
(写真は内側から撮影したものです。)

この手の大きさの乗り物だと普通のドアが多いのですが、引き戸になっていて入りやすいです。



 
Lazuli4 船室に入ってすぐの区画が優先席で車いすの方が移乗しやすいように空間を取ってあります。






 
Lazuli5 別の角度から撮影したものです。
 
黄色いものは瀬戸田は国産レモンの産地なのでレモンの被り物でしょう。

バリアフリ―席と称したこの座席。

私が乗船した時は比較的空いていたこともあってか誰も座っていませんでした。
窓が無いので景色が見れないから人気が無いのでしょう。
Lazuli6さらに別の角度から撮影したものです。

本来なら車いす置き場になっているはずが、コロナの関係でプラズマクラスターが置かれています。

あと、乗船記念写真を撮る小道具らしきパネルと船員帽が見えます。

この時は誰も使っていませんでしたが、使わせてもらえるのでしょう。
Lazuli7 この船がサイクルシップと呼ばれる所以がこのサイクルラックの数です。

上のデッキにも自転車が運びやすいように溝があり、上にもおけるようにしています。

自転車持ち込みの場合、運賃の他に500円の航送料金が必要ですが私が瀬戸田港で降りた時には尾道行きの船には自転車の列が何十台もいました。時刻表では後から出港する三原港行きの高速船が先に出港しました。
船内に車いすトイレはありませんが、尾道港にも瀬戸田港にも車いすトイレがあり、瀬戸田観光も可能ではないかと思います。

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック