鉄道路線

2023年3月 2日 (木)

いよてつ本町線

Hommachiline1 松山に行ってきました。
今回、松山に行ったのは休日に乗車できない路線に乗車するためです。
 
伊予鉄道本町線と言うのが正式名称ですが、本町線と言う名称はなかなかお目にかかれないです。
 
むしろ、6号系統というのが分かりやすいと思います。
この6号系統の市内電車、松山市駅電停から本町六丁目電停までの運行です。
平日のみの運行なのでこの機会を逃したら、平日に松山に行くのも難しいのでこの路線にある全停留所に行ってみました。
電車は低床車両で車いすの方も乗車できるタイプなのですが、電停の幅が狭いところが多く、車いすの方が乗車するのは難しそうというのが印象でした。
 
このブログはバリアフリーに関するブログではないのでバリアフリーに関する話はここに置いといて、私が知る限り、この国で物理的に路線が途切れていたり、観光路線でもない限り、全便運休する路線はここ以外ないと思います。
兵庫区を走っているJR和田岬線だって日曜・祝日は2本だけですが走っています。
Hommachiline2 途中の電停である本町三丁目電停の時刻表です。
 
土・日・祝日運休、12/30~1/3運休の文字が見えます。
 
しかも、運行している日にしても40分間隔という乗車するにはハードルが高い路線。
 
こういうレアな路線に乗ってみたいと思うのです。
Hommachiline3 しかし、路線自体、ド田舎を走っているわけではないのです。
 
道幅の広い国道196号の上を走っていますし、建物も結構立っている場所なのです。
 
考えられるのはこの道路上にバスが走っているので(休日の昼間で30分間隔)電車まで動かせる必要がないのか、休日には観光客輸送(道後温泉・大街道≒松山城)に全力投球しているのかどちらかなのかなと思います。
 
こういう珍スポットを巡る旅も面白いと思います。

2018年10月17日 (水)

まずいんです…

Komawaritegata銚子に行ってきました。
前々回のこのブログで銚子行きの往復乗車券を載せたので、銚子に行ったことは分かっていかれたと思います。

本当は2年半前に行く予定でした。
しかし、旅行直前にインフルエンザにかかり、泣く泣く銚子行きを断念せざるをえませんでした。

とは言え、銚子に行ったらやることはバリアフリーチェック。

なので、各駅を見て回るにはフリーきっぷが1番です。
銚子に銚子電鉄というローカル私鉄があります。
弧廻(こまわり)手形というフリーきっぷを使い、乗車しました。
銚子駅はJRの駅の片隅に間借りしているので、ここから乗車するときは基本的に車内で購入です。
バスか車で銚子駅に来た方はJRの改札で銚子電鉄に乗車すると言えば、無札で改札を通してくれます。

弧廻手形は銚子電鉄全線に乗れますが、沿線の施設の割引が受けられます。
P1380577そのうちのひとつである、ぬれ煎餅が1枚もらえます。(犬吠駅売店)

このぬれ煎餅は赤字の会社を救った煎餅で、この鉄道会社が製造販売しています。

会社を救ったストーリーはこちらにお任せするとして、実際、銚子電鉄やインターネット販売だけでなく、地元のニューデイズや観光協会にも売っていました。

写真は甘口ですがこいくち・うすくちがあります。
写真は弧廻手形でもらいましたが、銚子駅構内で売っていることが確認できたので、銚子を出る直前に購入しました。
P1380562これはぬれ煎餅に続く第2弾の商品である、「まずい棒」です。
こちらは銚子駅では買えないのでかさばるのを覚悟で先に購入しました。

ぬれ煎餅だけでは経費が賄いきれず、会社がまずい状況になったということでこちらを販売したようです。

今年に販売を開始したのでインフルエンザで倒れなかったら2年前に行ったきりになっていたでしょう。

うまい棒を作っている会社がOEM生産をしているのかなと思って、うまい棒のコーンポタージュ味を別途購入して食べ比べをしました。
食べ比べる前に原材料を見ると若干違っているので別に生産していることは分かりましたが、食べ比べると味は違います。

今度はゆっくり銚子を見たいので、また銚子に行きたいと思います。

2018年9月16日 (日)

高野線の代行タクシーに乗ってみました

9月4日の台風21号による影響で南海高野線高野下駅から極楽橋までとその先のケーブル線が運休になっています。
(9月14付のプレス発表で9月22日の初発より運行再開となりました)

しかし、私が該当地区を訪れたのは運休期間の真っただ中。

高野山に行く方は高野下駅ではなく橋本駅から高野山まで代行バスが運行していて、代行バスの乗車方法も丁寧に書かれていましたが、高野下からの代行タクシーについてはさほど詳しく書かれていませんでした。

なので、どういう風に乗車するのか気になって気になって仕方がないので乗車することにしました。

事前に南海橋本駅か高野山駅に電話をかけて乗車する旨を伝えます。
乗車区間をその時に告げると、どこそこタクシーの何番の車が来るのでそれに乗車してくださいと言われます。
(ちなみに今回の件では4社のタクシー会社が受託しているようです)

乗り合いタクシーではないので1人でも来てくれますし、電車やバスと違ってダイヤとは無縁になっています。
ですので、南海電鉄のHPにもダイヤのことは書かれていないのも当然と言えば当然なのですが、セダンタクシーがコミュニティバスになっている地域を知っていると乗降客が極端に少ない区間を走っているだけにダイヤが固定されたデマンド式なのかと錯覚を起こしそうになるのでその旨はキッチリ記載してほしかったと思います。

何も知らない私は高野下駅の入口に停まっているタクシーを見つけてタクシーの運転手に「鉄道代行ですか?」と尋ねたらハイと答えたのでそのまま乗車。
タクシーのガラス面に「鉄道代行」と書かれたパネルが掲げていて、目的地に進みます。

その時に乗ったタクシーの運転手の話をまとめると、代行タクシーが運行している道路も倒木が多かったけれど、重要なルートであったため、国土交通省がさっさと処分して通行可能の状態にしたそうです。

乗り物はタクシーですが、鉄道代行として運送しているため、例え本来の用事先が途中にあったとしても駅の代行とされる場所以外での乗降はできないこと。

前文の駅の代行とされる場所なのですが、実は代行タクシーが運行される区間の駅入口は車での移動がしにくい場所であることが多いです。(紀伊神谷駅を除く)

下古沢駅→下古沢防災コミュニティセンター
上古沢駅→かじかドライブイン
紀伊細川駅→南海電鉄細川変電所近くの十字路
紀伊神谷駅→駅前
となりますが、極楽橋駅はケーブル乗り換えのためだけの駅のため、極楽橋での乗降は想定してなさそうでした。
(実際に客が極楽橋までと言ったら送迎することになるだろうとは言ってましたが…)
紀伊神谷駅以外では地元の人でないとピンとこない場所だという印象でした。

実際、代行タクシーを私以外の人も利用したのを見たので結構きめ細かく連携を取っている印象でした。

個人的には代行タクシーの連携は確立されたと思います。
ですので、ない方がいいに決まっていますがこのような災害で代行タクシーが出動する場合は地図付きで代行タクシーの乗降場所、乗車方法を詳しく載せてほしいと思います。

2015年10月31日 (土)

黒部峡谷鉄道トロッコ列車

P1280947もうシーズンが終わるので恐縮ですが、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗車してきました。

何故か帰りのきっぷを写真に収めている私。

黒部峡谷鉄道のトロッコ列車は立席がないので、一番安いきっぷでも乗車列車と号車指定の整理券が発行されます。
ですので、きっぷそのものを売っていない黒薙駅以外は窓口で乗車列車指定の乗車券を購入することになります。
特別に割引された往復乗車券以外は宇奈月から欅平まで通しで購入しても1駅づつ下車して宇奈月から欅平まで移動しても運賃の大差はありません。(10円ほど安くなる程度です。)

P1280878元々バリアフリーのブログを書いている私としたら、バリアフリーの情報を載せないといけません。

鉄道会社のHPにも書いてありますが、普通客車は車いすの方は乗車できません。

写真の通り、普通客車にはドアがなく、跨いで椅子に座る形になります。
物理的に乗車できません。

意外なことですが、このトロッコ列車、1両の長さは短いですが、最大13両編成で運行します。
(私が乗車した時も13両編成でしたが、これからのシーズンは休日以外は少なくなるかもしれません。)
で、欅平の方から1号車、2号車という具合になりまして、宇奈月駅は1号車側にエレベーターがあります。

P1280883こちらは13号車になります。
この便ではリラックス車両ですが、これが特別車両の便があります。

ちなみにリラックス車両の方が特別車両よりも高いです。

写真は宇奈月駅ですが、13号車は宇奈月駅のエレベーターから1番遠い場所にあります。

欅平駅では反対に13号車側にスロープおよび駅改札口が近いため、車いすの方は13号車に案内されることになります。

P1280884私が乗った列車の13号車の車内です。

車いすスペースがあります。
ただし、すべての列車の13号車についているわけではないようです。

もちろん、この席に乗車する場合はリラックス車両券が別に必要です。
すみません。
写真だけ撮って一般客車に戻りました。

私が乗車した列車に特別車両が連結していなかったので特別車両の写真はありません。

P1280889動く列車の中から撮影しました。

宇奈月湖です。









雄大な景色を見ながらの列車の旅はなかなか体験できないこともあってよかったです。

余談ですが、きっぷは記念に持って帰ることができますし、駅によって改札口のはさみの種類が違います。(駅員が言っているので間違いはないでしょう。)


駅のバリアフリーは宇奈月駅は改札からホームまではエレベーターでアクセスできます。
(駅の改札までは段差なしで行ける場所があります。)

黒薙駅はホームに立つぐらいしかできません。

鐘釣駅は宇奈月駅行ホームは段差なしで行けますが、欅平行ホームは階段でのアクセスしかありません。また、駅に降りても車いすのままだと行けるところが限られます。

欅平駅は1本の長いホームがあり、改札から見て手前が乗車ホームで奥が降車ホームです。
ですので、1号車に乗った人は改札を出るのに26両分歩くことになります。
(25両分の間違いではないかという質問があるかもしれませんが、乗車ホームの最後尾の1号車と降車ホームの最後尾の13号車の間にも距離があるので、実際には27両以上あると思います。)
とは言え、改札手前のスロープが少し急なこと以外はアクセス可能です。
欅平駅の2階にある食堂は階段しかないので車いすの方が2階で食事というのは難しそうです。

2009年5月 8日 (金)

嵯峨野観光鉄道

P1070890

京都は嵯峨野から亀岡に行くトロッコ列車があります。

昔、山陰本線だった路線を活用した路線で、今の山陰(嵯峨野)線だとトンネルが多いのですが、旧線なので、トンネルは比較的少ないので、車窓が楽しめます。

路線はトロッコ嵯峨からトロッコ亀岡までで、途中にトロッコ嵐山とトロッコ保津峡がありますが、名前が似ているからといって乗り継ぎをしようとするととてつもなく歩かされます。

トロッコ嵯峨はJR嵯峨駅のそばでトロッコ亀岡はJR馬堀駅から歩いて10分弱の距離です。

トロッコ嵯峨駅から乗車しました。

P1070894

客車は5両なのですが、車いすスペース(ではないのでしょうけれど)が3号車と5号車にあります。

これ以外の車両はスペースそのものがないので、車いす利用者にとって事実上乗車困難です。

P1070895

しかも、ステップ付の車両の上、ドアそのものも広くないので、車いすの幅によっては車内に入らない可能性もあります。

ただ、トロッコ列車に乗るためのアクセスは数年前と比べても格段に良くなりました。

JR嵯峨駅も馬堀駅もエレベーターが設置されていますし、トロッコ亀岡駅も車いす専用スロープができたので、車いす利用者にとって事実上往復利用(トロッコ嵯峨駅からの往復)しかできなかったのが、片道利用もできるようになりました。

久しぶりにトロッコ列車に乗ったのですが、バリアフリー化されていました。

ただ、片道利用ならトロッコ亀岡駅が地上から高さがあるので、スロープの利用は下りのほうが楽なので、嵯峨駅からの乗車のほうをお勧めします。

バリアフリー度:★★★

理由:車両がまだバリアが残っているのが減点。トロッコ亀岡駅から馬堀駅までの乗り換え案内が少し不親切。

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック