鉄道車両

2024年10月31日 (木)

日曜ニ830M・836Mヲ選ブベシ

Yumezora1 2024年10月27日日曜日。
 
前回の記事の通り、ほくほく線の電車に乗っていました。
 
ほくほく線は今はローカル電車しか動いていませんが、北陸新幹線が金沢まで開業する前までは上越新幹線の越後湯沢駅からほくほく線を経由して金沢駅まで在来線特急はくたかが動いていました。
 
新線ということもあり、高速で電車が運行していました。
 
ただ、高速で運行することは山が多い日本は必然的にトンネルを通ることになります。
 
なので、車窓からの眺めは期待できません。

トンネルを通る時も列車旅を楽しむために作られたと思っています。
今回紹介するゆめぞらを。
 
ゆめぞらの車両は冒頭の写真の通り、赤いラインが入っています。
2両編成で直江津側の車両についています。
 
そして、今回のタイトルである、830M・836Mはほくほく線を走る列車番号のことです。
越後湯沢発直江津行の電車です。
もちろん、直江津発越後湯沢行きの電車もありますが後述する理由で車いす利用者にはお勧めできません。
Yumezora3 ゆめぞらの天井がが普通の状態はどこにでもある天井ですが…






 
Yumezora4 トンネル区間に入ると天井がプロジェクションマッピングのスクリーンになり、楽しませてくれます。
 
トンネル区間でも映像が流れる区間はすべてではなく、トンネルが長い5つの区間になります。
 
越後湯沢駅からの場合、美佐島駅付近(美佐島駅自体トンネル駅になります)、十日町―まつだい間、まつだいーほくほく大島間、ほくほく大島ー虫川大杉間、うらがわらー大池いこいの森間になります。
Yumezora5 私の主目的がこの電車に乗るためではないので、十日町からうらがわらまで乗車しました。
 
写真はないですが、折り返しで運行していた越後湯沢行きの電車に乗車しました。
 
トンネル区間によって映像が違いますが、上り電車・下り電車で映像の違いはありませんでした。
 
Yumezora2さて、直江津行の電車の場合、前の車両の後ろのドア付近に車いすスペースがあります。
 
車両全体がプロジェクションマッピングではないため、車いす席の真上にはプロジェクションマッピングの映像がありません。
 
なので、直江津行の場合はちょっと見づらいけれどプロジェクションマッピングを見ることができますが、越後湯沢行きの場合、反対向きに乗らないとプロジェクションマッピングを見ることができません。
 
折角なので車いすスペースで中腰になってプロジェクションマッピングを撮影してみました。

Yumezora6
Yumezora7
Yumezora8

こんな感じに見えると思います。
あと、ワンマン運転の為、直江津行の場合は運転手のいる車両ですが、越後湯沢行きの場合、無人の車両になります。
運行区間で有人駅は始発・終着である、直江津、越後湯沢の他は六日町・十日町・犀潟だけになります。(このうち犀潟駅は階段しかありません。)
介護者がいてもワンマン運転なので前の車両に行って運賃を払うことになるので大変です。
 
ちなみにスピーカーが直江津行の場合、進行方向左側にしかないので(右側にプロジェクターがあるので設置できません)、直江津行の場合、進行方向左側、越後湯沢行きの場合、進行方向右側の方がBGMが聴きやすいと思います。
 
なお、運行日は毎週日曜日になります。

2024年7月27日 (土)

PRiVACE(プライベース)

Privace1 2024年7月21日に阪急京都線にPRiVACE(プライベース)という特別車両がデビューしたというので乗車することにしました。
 
本当は梅田から乗車したかったのですが、写真を撮りたいので人が少ない列車に乗車したかったので京都に行ってから乗車しました。
 
PRiVACE(プライベース)という単語はPRIVATE(プライベート)とPLACE(場所)を掛け合わせた造語ということだそうです。
 
主に特急で運用され、8両編成で運行しているので私が乗車した大阪梅田行きですと前から4両目である4号車がPRiVACE(プライベース)になります。
女性専用車両のひとつ梅田寄りの車両と覚えたらいいと思います。
 
Privace2 PRiVACEは他の車両と違い、車両の中央部のみドアがあり、また、窓がシートピッチに合わせているため、一般車両と窓枠が違います。
 




 
Privace6 PRiVACEは1人席(A席)と2人席(B・C席)があり、梅田方から1番と附番されています。
 
7番までがドアよりも梅田方で8番以降は河原町方になります。
 


 
Privace7 そして、7番A席は荷物置き場になっているので欠番になっています。
 
真ん中の棚は跳ね上げ式になっていまして、特大の荷物が置けるようになっています。



 
Privace3 8番以降の配列です。
 
両方とも梅田寄りから撮影していますが、1人席の配列が逆になっています。
 
また、8番A席は車いす利用席(9番A席)の車いす置き場扱いで欠番になっています。

 
Privace4 手摺がついていたり、インターホンがあったりいいのですが梅田に行く時はいいけれど、京都に行く時は自席の真後ろに車いすスペースだから移乗しにくいと思う。
 
欠番にするなら2人席の通路側である9番B席を欠番にした方がいいのではないかと思います。


 
Privace5 ちなみに各座席には点字が打っています。
 
PRiVACEはネット販売か乗務員による販売のどちらかになります。
 
やはり停車駅だけでもいいから駅での販売をしてほしいところ。
 
インバウンド客がPRiVACEのルールを把握しているとは思えません。
 
特に座席そのものを導入したばかりの頃は。
 
座席指定券を持たずに乗車する人が多くなると乗務員の負担が大きいのではないかと感じました。
 
また、リクライニングも思ったほど倒れないのも気になりました。
 
重厚なシートは評価できますが。
Privace8 テーブルは最大乗車時間が40分ほどの為、小さいです。
 
意外と重いです。
 
京都から乗車したので志津屋のカルネを用意しました。


 
Privace9 ドリンクホルダーもあることはあるのですが、位置が低いです。
 
ひじ掛けの先に用意して欲しかったです。




 
Privace10 反対に手摺はしっかりとしていました。
 
側面とは別にフックが付いていました。
 
料金は全区間一律500円でライバルの京阪を意識した値段になっています。
 
落ち着いた雰囲気は流石は阪急と思いますが、ソフト面で京阪に軍配が上がります。
私のように初めて乗車する人が一定数いたのか乗車率は意外と高めでした。

2022年4月26日 (火)

Dual Mode Vehicle

Dmv1 2021年12月25日に列車とバスが1台の車両で運行する、Dual Mode Vehicle(以下DMVと言います。)が阿佐海岸鉄道で開始されました。

実際乗車するのは初めてです。

この写真の撮影場所は海部駅で後ろに映っているのは今は廃車になった阿佐海岸鉄道の車両です。
海部駅と隣の宍喰駅はかつての鉄道用の施設にDMVで乗降できるように高低差のないプラットホームを付け加える形で増設されています。
単線の路線なので線路をホームで挟んだ形になります。
駅の出入口と反対側のホームへは構内踏切を使って渡るようになっています。
Dmv2 海部駅から途中、阿波海南駅でバスモードに切り替えて阿波海南文化村まで乗車。
 
終点で下車して撮影しました。

こうしてみると1台のマイクロバスにしか見えません。

基本的に、阿波海南文化村と道の駅宍喰温泉まで結び、途中の阿波海南駅と甲浦駅が鉄道モードで運転されます。
基本的と述べたのは、土日ダイヤの1日1往復だけ室戸岬の方まで運転されます。(室戸岬は終点ではなく、海の駅とろむが終点ですが、海の駅とろむは営業を終了しています。)
Dmv3 始点から終点まで乗車し、お昼ごはんを食べたかったので道の駅宍喰温泉のひとつ手前の海の駅東洋町で下車しました。
 
ここでは室戸岬の方に行く高知東部交通のバスやJR牟岐線の牟岐駅まで結ぶ徳島バス南部の終点になります。(バス乗り場も写真と同じ位置になります。)

 
Dmv4 そして、鉄道モードにした場合でも最下段のステップが下りるので列車とホームとの間が思った以上にあります。
 
もっとも、ホームの高さが低いのでホームから転落しても大けがにはならないでしょう。


DMVは1台で鉄道モードとバスモードに切り替えられるからどちらか片方のモードではせっかくの車両の乗車体験も片手落ち。最低でも阿波海南駅ー甲浦駅で乗車してほしい。阿波海南駅と甲浦駅でモードチェンジをするので、阿波海南で乗車、甲浦駅で降車の場合、阿波海南駅乗車直後にバスモードから鉄道モードに甲浦駅降車前に鉄道モードからバスモードに切り替わるのでこの区間だけで2回切り替わります。
甲浦駅でのモード切替は甲浦駅が鉄道駅の時と同じ場所で行われるため、かつて高架駅ということもあり、撮影がしにくいです。
 
なので、撮影するなら阿波海南駅に限ります。
ご丁寧に撮影スポットの表示があります。
鉄道モードからバスモー
ドに切り替わる場面を数枚の写真を撮りました。Dmv5Dmv6Dmv7

Dmv8

Dmv9

Dmv10

このモードチェンジの時に音楽が流れます。
地元である徳島県立海部高校郷土芸能部の生徒さんが創作した太鼓ばやしで、祭りをイメージした「にぎわい」の一部をアレンジしたものだそうです。
演奏時間は15秒ほどで、モード切替もスムーズなのがいいです。
 
2年半ほど前のAブログでバリアフリーではないと酷評しましたが、それは実際に乗車した今も変わりありません。
むしろ、屋根が無い場所での乗降に見学会では見られないデメリットが見えましたし、室戸方面に乗車する場合、JR牟岐線との接続の悪さに閉口しました。
やはり、折角のデュアルモードができる乗り物なので便利なダイヤにして世界初の運行を成功させてほしいです。
そのためにはもっと便利なダイヤの構築、気軽に乗車できる政策が必要だと感じています。

2021年10月26日 (火)

近鉄特急ひのとり

Hinotoritop 1年ちょっと前にAブログで同名タイトルでブログ記事を書きました。
 
その時の最後にこう書きました。

「プレミアムカーの写真を撮りませんでしたが、今度乗車した時にCブログで取り上げられたらいいなと思います。」
そのプレミアムカーに乗車する機会ができたのでブログに書きたいと思います。

まず、Aブログはバリアフリーに関するブログなのでバリアフリーの設備のある車両を採り上げたのですが、プレミアムカーはそれに該当しないのでAブログでは登場できません。
というのも…
Hinotoristeps 客室に入る時点で4段のステップがあり、バリアフリーでないから。
 
ひのとりのプレミアムカーは私の中では観光特急の要素があると思っています。
 
バリアを設けてまでデッキの高さを上げたのは展望の良さを売りにしているからでしょう。
そして、大阪から乗車しても名古屋から乗車しても、先頭車両がハイデッカータイプのプレミアムカーにしたのも展望を重視した結果だと思います。
Hinotorizemmen2 個人的に物理的な位置関係で名古屋行きは朝日がきれいな明け方の特急に大阪行きは夕日がきれいな頃に西に向いていく特急がお勧めです。
 
夏場だと始発のひのとりでも朝日が昇り切っているのでこれからの季節の方がいいのかもしれません。
 
でも…雨の日は諦めてください。
それでも反対方面から来た電車を最初に眺められるのでお勧めです。
 
シートは2人掛けのシートと1人掛けのシートがあります。
Hinotori1seatこちらは1人掛けシートになります。席番で言うとA席になります。
Hinotori2seat こちらは2人掛けシートになります。席番で言うと通路側がB席で窓側がC席になります。
どちらもリクライニングは当たり前にありますが、レッグレストも含めて電動で動きます。腰のあたりに当たるヒーターもついているので寒くなると重宝しそうです。
コンセントもA型プラグのコンセント付きで携帯電話を充電するときに便利です。
Hinotorivender 一般席の乗客も購入できますが、プレミアムカーの車両にコーヒーとお菓子の自動販売機があります。
 
コーヒーはコンビニの挽きたてる方のタイプのセルフ式のものでカップを取り出し、機械にカップをセットしてお金(200円)を投入し、ボタンを押すことになっています。
ちなみにこの機械でお湯も入れられます。しかも無料です。
Hinotoricoffee 普段はコーヒーを飲まないのですが折角なのでコーヒーをいただくことにしました。
 
実際にはカップの蓋を取り付けましたが、撮影のために蓋をつける前に撮影して、砂糖とフレッシュを入れ、マドラーでかき混ぜて蓋をしました。

折角の展望座席なので自席に戻って飲むことにしました。
Hinotorirable アームレストをずらすとドリンクホルダーがあるのですが、カップが埋もれる状態で取りにくいのでテーブルを広げてカップを置きました。
 
テーブルが広いのも特徴です。
 
ひのとりの車内で購入したのでカップもひのとり仕様になっています。
なお、ひのとりには車内販売はありません。
Hinotorismoke 3号車の名古屋寄りに喫煙室が設けられています。
 
私はタバコを吸わないのですが、タバコを吸う方のために紹介しておきます。
 
なので、3号車の名古屋寄りの座席を取っておくと、タバコを吸いたいときに喫煙室まで移動しやすいかと思います。
ちなみにこの喫煙室の通路向かいにダイドーの自動販売機が設置されています。
 
大阪難波から名古屋までひのとりで2時間ちょっとの列車旅です。
Hinotorizemmen 最終ひのとりでなければ反対から来るひのとりも2回あると思います。
 
ひのとりからひのとりを撮ると言ったことができるのも展望の効く車両のいいところ。
 
またお茶を飲みながら景色を楽しんだりすると、2時間の列車旅もあっという間でした。
冒頭で述べたとおり、バリアフリーの車両ではないので評価はないです。ちなみにトイレも普通のトイレでしたので写真はないです。

2020年4月12日 (日)

baggage160

【注】この記事は後日加筆いたします。

2020年5月20日乗車分から東海道・山陽・九州新幹線でbaggage(バゲッジ)160が開始されます。
もともと東京オリンピックが契機で作った制度ですが、コロナの関係で東京オリンピックが1年延期となりましたが、制度導入の延期のアナウンスがないので、この制度は予定どおり開始されるのでしょう。

既にご存知の方もいらっしゃいますが、改めて説明します。

これから自由に置けた車両の最後部にある座席の後ろのスペースを事前に予約をしなけらば行けなくなります。
ちなみに座席まで配置の決まっている東海道新幹線の場合、以前に書いた通りになります。

事前に予約をしなくて乗車列車にこのスペースを使う場合、税込み1,000円の持ち込み手数料がかかります。
また、券売機やネットでは特定の指定席を選択、みどりの窓口では「特大荷物スペースつき座席」を指定して購入することになります。
注・ここでいうネットとは東海道・山陽・九州新幹線を運行しているJR東海・JR西日本・JR九州が運営しているネットサービスであり、JR東日本が運営している、えきねっとは対象外です。

新幹線の網棚は縦・横・高さの和が160cm以内だと収納できるらしいのですが、ベビーカーの利用者もこの座席を予約できます。

また、事前に予約をする場合、一般の指定席特急料金やグリーン料金と同額です。
自由席や一部の指定席号車にはbaggage160の設定はないのですが、一部の指定席号車というのは個人的には車いすスペースのある場所なのかなと想像します。
わざわざTwitterのアカウントまで用意されていますが、これで周知ができるとは到底思えないのが個人的な感想で、しばらくはこのスペースをむぐってトラブルが起こりそうです。

2017年8月22日 (火)

京阪特急プレミアムカー

P1360020平成29年8月20日に京阪電車のダイヤが改正されて、プレミアムカーが連結されました。

新しいもの好きの西九条は早速乗車しました。

8両編成のうちの1両をプレミアムカーとして連結しています。編成の途中なので前後の車両の行き来が難しくなっています。

P1360003出町柳側が1号車で6号車がプレミアムカーです。

私は出町柳から乗車したので前から3両目がプレミアムカーになります。

乗降口がひとつしかありません。
今までの車両を改造しているので最初の写真をよく見ると今までドアだったところが跡として残っています。
P1360007車内は2列プラス1列のシートで近未来的なデザインです。








 
P1360014反対側から撮影したところです。

この時は既に乗客がいたのですが、この座席の背もたれの高さが結構高いので頭が出る人はあまりいないと思われます。


 
P13600081人掛け用シートです。
今までの車両はリクライニングではなかったのですが、リクライニングできます。

ちなみに私はこの席で淀屋橋まで行きました。



 
P1360019写真では見えづらいかもしれませんが、シートのひじ掛け部分にコンセントがあります。

全席にコンセントがあるので携帯電話を充電したり、ノートパソコンを起動させたりするのが可能です。


 
P1360017 もちろん、テーブルもついています。
この案内を見ると車いすマークが見えます。






 
P1360010 車いすマークは車いすスペースを示しています。

もちろん、ここに車いすのまま乗っていてもいいのですが、車いすスペースにいるのならプレミアムカーの料金がもったいないので近くの座席に乗り移った方がいいでしょう。

 
P1360011車いすスペースの向かい側の2列席に移乗する形になると思います。







 
Keihan 車いすスペースの隣は荷物置き場になっています。















運行間もないこともあり、写真を撮る人が多かったですが、今までの特急の座席もリクライニングはしないけれどいい座席ということもあり、個人的には確実に座りたいとき以外はプレミアム料金を払うかと言われたら難しいかもしれません。
しかし、大阪から京都まで気軽な運賃でかつ確実に座って行ける乗り物がなかったことを考えると画期的なのかもしれません。




2016年9月 9日 (金)

レトラム

P13100049月10日(土)から11月27日(日)までの土・日・祝日(ただし、10月1日と10日を除く)に運行される福井鉄道のレトラムです。

実はFUKURAM(フクラム)の取材がメインで、たまたま私が乗車したのがレトラムの運行日でしたのでこちらも乗車したのですが、公開する前にレトラムの運行期間が終了しそうだったので、今回の運行に合わせてこの記事を公開することにしました。

元シュトゥットガルト市電でそれを土佐電鉄(現・とさでん交通)で活躍した後、それを福井鉄道が買い取った第3の人生を歩んでいる車両になります。
P1300994
入口のステップです。

一番下のステップだけ色が違いますが、電車とホームとの隙間の関係で福井鉄道に来た時に改造されたそうです。

右端にワイヤーがありますが、これは駅に停車の際に手動で車掌がステップを上げ下げしています。

車内でこの様子を見ていたらうまく作ったなと感心します。

P1300998車内の様子です。

シートがシュトゥットガルト時代からこういう形状なのか日本に来てからシートを変えたのかはわかりませんが、何故か市民の足であるはずの路面電車に旅情を感じてしまいます。

車いすスペースは日本に来た時に作られたような気がしますが…

なによりも撮影の時点で人がいなかったのは私にとって好都合でした。P1310001         


シュトゥットガルト市電の時の路線図です。

言うまでもなくドイツ語で書かれています。

でもこの中には市電だけでなく地下鉄も入っていると思われます。

その下にドイツ語の単語があります。
路線図の下だけでなく車内のあちこちに貼られています。
単語が間違っているのがあるのはご愛嬌ということで。

なかなか乗車できる機会がないので福井に行った時はこれと絡めていくのもありかもしれません。
ちなみにこれに乗るには福井鉄道の乗車券だけでOKです。
フリーきっぷの類でもOKです。

バリアフリー度:
★★
理由:ステップがあるので乗車しにくい

2016年5月10日 (火)

めでたいでんしゃ

P1300719平成28年4月29日に南海加太線にめでたいでんしゃの車両が走り始めました。

新車ではなく昔の車両を改装したものですが、南海電車のカラーリングとは全く違うものなので目立ちます。

写真は和歌山市駅で発車を待つめでたいでんしゃです。


  
P1300727まずはこのブログの管理人の宿命(?)のバリアフリー情報から。

この電車は2両編成なのですが、どちらの車両も和歌山市寄りのドアの部分に優先座席と車いすスペースがあります。

また、優先座席の座席の色は他のものと違ったものではあるのですが、なかなかいいセンスをしています。



 
P1300730車内の様子です。

鯛の模様をしたシートが交互に配置されています。

そして、つり革も魚の形をしていてユニークなものになっていますが…






 

P1300724
1両にひとつだけハートの形をしたつり革があります。

見つけられるかなぁ~なんてアナウンスがありましたが、私の座っている席の向かいがハートのつり革だったので難なく見つけることができました。


  

P1300731加太は鯛が取れる場所であり、この電車も鯛がモチーフとはなっていますが、鯛というよりこいのぼりみたいと思っているのは私だけでしょうか?

色合いはともかく目がこいのぼりみたいです。

開いているドアの右側にハート型のうろこがあるのがわかりますか?

これ以外にも車内にハートがいくつかあります。探してみてください。
因みにこの電車に乗るのに全席自由席ですし特別なきっぷは不要です。

個人的にこの電車は和歌山市駅から加太まで乗られることをお勧めします。
途中の駅で降りると反対側のホームは階段しかない駅が多いので車いす利用者には不向きな電車なのかもしれません。

少なくとも和歌山市駅はエレベーターがありますし、加太駅はスロープがあるので乗下車には困りません。

この電車は休日ダイヤではめでたいでんしゃで運行されるダイヤは固定されていますが平日は固定されていないので休日ダイヤの時に乗車されることをお勧めします。

2014年4月29日 (火)

ドラえもんトラム

P1250341高岡市と射水市を結ぶ万葉線で走っているドラえもんトラムです。

アイトラムをドラえもんバージョンにしています。

ですので、段差のない路面電車です。

 

 

ドラえもんの作者は藤子・F・不二雄で高岡市出身です。

(ちなみに怪物くんや忍者ハットリくんの作者である藤子不二雄Aは隣の氷見市出身です。)


P1250357

新しくなった高岡駅電停で撮影しました。

乗降ドアがどこでもドアになっているところがいいです。



 
P1250345

 

 

運転台にドラえもんのぬいぐるみが飾ってありました。

(越ノ潟方面にドラえもん、高岡駅方面にドラミちゃんでした。)

 
P1250347

 

 

先程も述べましたが、バリアフリー車両ですので、当然、車いすごと乗車できますし、スペースもあります。


 
P1250354

 

 

天井にキャラクターのイラストが載っていたり…



 
P1250353壁面にはひみつ道具のイラストがありました。

2015年8月末までの運行予定です。
私がこの電車を降りたときに中華系の方と思われる一行が乗車していきました。

ドラえもん人気恐るべし。

また、乗車の際は時刻を調べてから乗車されることをお勧めします。
 
バリアフリー度:★★★★

理由:車両はバリアフリーですが、車いすでは乗降しにくい電停が複数あるので、乗降場所を選別する必要がある。

2012年8月13日 (月)

おもちゃ電車とたま駅長

以前、このブログで和歌山電鐵の電車として採りあげたことがあります。

しかし、おもちゃ電車の事をふれていませんでした。

私が行ったときにおもちゃ電車の運行がなかったからです。

今回はおもちゃ電車も運行していたので乗ってみました。

P1200394

正面から撮影です。

P1200396

車内の様子です。左側に幼児が持てるように取っ手が付いています。

P1200399

おもちゃが陳列されています。一部のおもちゃは伊太祈曽駅で販売しています。

P1200400

ガチャガチャもありました。

たま電車に比べるとインパクトが薄いですが、それでも十分インパクトがあります。

貴志駅に着いたら駅が改装されていて驚きました。

車いすトイレはついているし、スロープが出来ているしでこの駅を訪れるのが観光になっている感があります。

前行ったときはなかったカフェがありました。

P1200386

折角なので、ジェラートとクッキーをいただきました。

P1200387

たま駅長です。

前回行ったときは日曜日だったので、たま駅長は休みでしたが今回は何とか会えました。

注意書きの通り、フラッシュ撮影はしておりません。

思った以上にかわいかったです。

個人的には最低、(和歌山電鐵の)和歌山駅と伊太祈曽駅はバリアフリー化になって欲しいなと思います。

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