久比岐(くびき)自転車歩行者道(上越編)
前回の続き
久比岐(くびき)自転車歩行者道で上越市側に到着した私が最初にしたこと。
180度振り返りました。
上越市は上杉謙信のイラストでした。
当然、反対側は糸魚川市の文字があります。
で振り返ると奴奈川(ぬながわ)姫のイラストです。
古事記や出雲風土記によると奴奈川姫は今の北陸地方にあたる高志(こし)国の姫であるとされ、大国主の神に求婚されています。
ここにきて自転車道の半分以上走行したことに気が付きます。
大抜トンネルを越えてしばらく進むと名立の街に到着。
目の前に標識と名立郵便局があります。
本来、右折して自転車道に進むのですが、ここでコースアウトをしてうみてらす名立(道の駅)に行くことにしました。
マリンドーム能生とは違い、国道沿いにありますがアプローチ線はなく信号を渡って横断します。
温浴施設や宿泊施設もあるので夏場の暑い時でも汗を流すことが可能です。
私はここで昼食を摂ることにしました。
何を注文したのかはBブログに書いておきました。
ここのお土産売り場に立ち寄るとヘルメットを持って入店している私を見つけてお店の方が話しかけてきました。
いろいろ話を聞いていると今年元日に起こった能登半島の地震でこの辺りも被害が出ていたそうです。
お土産店でもも太郎風味のラングドシャを購入して先に進みます。
コースアウトした名立郵便局まで戻り、自転車道を進むと通行止めの看板が立っていました。
この区間は能登半島の地震で土砂崩れが発生していて通行止めです。
迂回路はなく、並行する国道8号(名立谷浜I.C入口―茶屋ヶ原バス停付近)を通ることになります。
もちろん、自転車は左側通行ですので左側を走行します。
国道8号から撮った鳥ヶ首トンネルです。
通行止め区間のトンネルなので眺めるだけです。
基本的に歩道がない区間ですので車が来ないことを確認して自転車を止めて撮影したらすぐに出発しました。
茶屋ヶ坂バス停の傍にある押しボタン信号で横断して、糸魚川方面にある乳母岳トンネルを眺めて上越方向に向かいます。
長い通行止め区間が終わり、自転車道に戻ります。
自転車道に戻ってすぐに青木ヶ坂トンネルに入り、有間川駅のそばを通ります。
この辺りになると国道8号の側道のようなところを走ります。
郷津交差点で自転車道は終わりです。
ただ、直江津駅まで進むことにしていたので自転車道は終点ですが私の中では通過点です。
糸魚川入口とは違い、ゲートが無く看板ひとつで終わりというあっけないものというのもありますが。
また、国道は推奨されていませんので海沿いの道を通ることになります。
糸魚川市観光協会の規定でレンタサイクルの東は直江津駅までですので直江津駅のそばまで行きます。
特に直江津駅の写真は撮りませんでした。
レンタサイクルですので借りた場所で返却するのが原則です。
原則通り糸魚川まで行って返さないと行けません。
そこで出てくるのがえちごトキめき鉄道が実施しているサイクルトレイン。
毎年4月20日から11月30日まで実施していて、日本海ひすいラインでは直江津駅も含めて全線実施区間に入っていますが、筒石駅だけは利用できません。
トンネル駅で暗い上、階段も桁違いに多いので事故にあう可能性があるからですが、できてももっとも利用したくない駅であります。
そこで階段がない駅を探したところ、谷浜駅乗車でえちご押上ひすい海岸駅で下車が一番いいと判断。
谷浜駅は糸魚川方面に行く場合、段差なしでホームにアクセスできますが、直江津駅方面は跨線橋を渡ることになるので段差だらけになります。
えちご押上ひすい海岸駅は両方向ともスロープがあるので問題ありません。
直江津と糸魚川駅はエレベーターがありますが、改札内のエレベーターは大きいので自転車をエレベーターの中に入れられますが、改札内のエレベーターに自転車を入れられそうにありません。
なので改札に入ってから自転車を持ってホームに下りることなるのでこれも不適格になります。
直江津方面の場合だと梶屋敷駅で乗車、有間川駅で下車も段差なしで行けますが、走行距離が長くなります。
個人的には久比岐自転車歩行者道全線走行して列車に積む場合、直江津側で借りた場合は往路で列車に乗り込む。
糸魚川側で借りた場合は復路で列車に乗り込んで谷浜駅からえちご押上ひすい海岸駅まで乗車をお勧めします。
なので直江津から谷浜駅まで走行します。
うみがたりの第3駐車場近辺の道路から撮ったものです。
日本海を眺めながら走行するのはいいものだと感じながらラストスパートです。
谷浜駅の前を自転車道は通るのですが通り過ぎて折り返しました。
駅手前の長浜交差点でコースアウトした方が走行距離が短かったかもしれません。
谷浜駅で列車を待っている間に笹団子とお茶をいただく。
谷浜駅もえちご押上ひすい海岸駅も無人駅でワンマン運転が基本なのであらかじめ乗車区間の乗車券と自転車を積むために手回り品切符(290円)を払いきっぷとして持っていました。
Eバイクと言い、乗降車とも階段を嫌がるヘタレが気軽にサイクリングを楽しむ方法を実践ということでブログ記事にしました。
実際乗車するときは他のお客さんに迷惑がかからないように自転車を支えます。
車いすスペースに停めるのがもっとも迷惑が掛からないと思います。
写真は駅に停車中に撮影。
動いているときはちゃんと支えていました。
えちご押上ひすい海岸駅に到着して糸魚川駅まで走行して返却しました。
初回なので時間が読めないこともあって走行しているだけのパターンでしたが次回以降はもっと寄り道ができそうな気がしました。
ただ、次回以降もEバイクを借りるとは思いますが。
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