旅の思い出

2024年5月22日 (水)

久比岐(くびき)自転車歩行者道(上越編)

前回の続き
 
久比岐(くびき)自転車歩行者道で上越市側に到着した私が最初にしたこと。
180度振り返りました。
 
上越市は上杉謙信のイラストでした。
Kubikicycletrack11 当然、反対側は糸魚川市の文字があります。
で振り返ると奴奈川(ぬながわ)姫のイラストです。
 
古事記や出雲風土記によると奴奈川姫は今の北陸地方にあたる高志(こし)国の姫であるとされ、大国主の神に求婚されています。
 
ここにきて自転車道の半分以上走行したことに気が付きます。
Kubikicycletrack12 大抜トンネルを越えてしばらく進むと名立の街に到着。
 
目の前に標識と名立郵便局があります。
 
本来、右折して自転車道に進むのですが、ここでコースアウトをしてうみてらす名立(道の駅)に行くことにしました。
 
 
Kubikicycletrack13 マリンドーム能生とは違い、国道沿いにありますがアプローチ線はなく信号を渡って横断します。
 
温浴施設や宿泊施設もあるので夏場の暑い時でも汗を流すことが可能です。
 
私はここで昼食を摂ることにしました。
 
何を注文したのかはBブログに書いておきました。
ここのお土産売り場に立ち寄るとヘルメットを持って入店している私を見つけてお店の方が話しかけてきました。
いろいろ話を聞いていると今年元日に起こった能登半島の地震でこの辺りも被害が出ていたそうです。
お土産店でもも太郎風味のラングドシャを購入して先に進みます。
Kubikicycletrack14 コースアウトした名立郵便局まで戻り、自転車道を進むと通行止めの看板が立っていました。
 
この区間は能登半島の地震で土砂崩れが発生していて通行止めです。
 
迂回路はなく、並行する国道8号(名立谷浜I.C入口―茶屋ヶ原バス停付近)を通ることになります。
もちろん、自転車は左側通行ですので左側を走行します。
Kubikicycletrack15 国道8号から撮った鳥ヶ首トンネルです。
 
通行止め区間のトンネルなので眺めるだけです。
 
基本的に歩道がない区間ですので車が来ないことを確認して自転車を止めて撮影したらすぐに出発しました。


 
Kubikicycletrack16 茶屋ヶ坂バス停の傍にある押しボタン信号で横断して、糸魚川方面にある乳母岳トンネルを眺めて上越方向に向かいます。
 
長い通行止め区間が終わり、自転車道に戻ります。

自転車道に戻ってすぐに青木ヶ坂トンネルに入り、有間川駅のそばを通ります。
この辺りになると国道8号の側道のようなところを走ります。
Kubikicycletrack17 郷津交差点で自転車道は終わりです。
 
ただ、直江津駅まで進むことにしていたので自転車道は終点ですが私の中では通過点です。
 
糸魚川入口とは違い、ゲートが無く看板ひとつで終わりというあっけないものというのもありますが。
また、国道は推奨されていませんので海沿いの道を通ることになります。
 
糸魚川市観光協会の規定でレンタサイクルの東は直江津駅までですので直江津駅のそばまで行きます。
特に直江津駅の写真は撮りませんでした。
レンタサイクルですので借りた場所で返却するのが原則です。
原則通り糸魚川まで行って返さないと行けません。
そこで出てくるのがえちごトキめき鉄道が実施しているサイクルトレイン。
毎年4月20日から11月30日まで実施していて、日本海ひすいラインでは直江津駅も含めて全線実施区間に入っていますが、筒石駅だけは利用できません。
トンネル駅で暗い上、階段も桁違いに多いので事故にあう可能性があるからですが、できてももっとも利用したくない駅であります。
そこで階段がない駅を探したところ、谷浜駅乗車でえちご押上ひすい海岸駅で下車が一番いいと判断。
 
谷浜駅は糸魚川方面に行く場合、段差なしでホームにアクセスできますが、直江津駅方面は跨線橋を渡ることになるので段差だらけになります。
えちご押上ひすい海岸駅は両方向ともスロープがあるので問題ありません。
 
直江津と糸魚川駅はエレベーターがありますが、改札内のエレベーターは大きいので自転車をエレベーターの中に入れられますが、改札内のエレベーターに自転車を入れられそうにありません。
なので改札に入ってから自転車を持ってホームに下りることなるのでこれも不適格になります。
 
直江津方面の場合だと梶屋敷駅で乗車、有間川駅で下車も段差なしで行けますが、走行距離が長くなります。
 
個人的には久比岐自転車歩行者道全線走行して列車に積む場合、直江津側で借りた場合は往路で列車に乗り込む。
糸魚川側で借りた場合は復路で列車に乗り込んで谷浜駅からえちご押上ひすい海岸駅まで乗車をお勧めします。
Kubikicycletrack18 なので直江津から谷浜駅まで走行します。
 
うみがたりの第3駐車場近辺の道路から撮ったものです。
 
日本海を眺めながら走行するのはいいものだと感じながらラストスパートです。
 
谷浜駅の前を自転車道は通るのですが通り過ぎて折り返しました。
駅手前の長浜交差点でコースアウトした方が走行距離が短かったかもしれません。
 
谷浜駅で列車を待っている間に笹団子とお茶をいただく。
Kubikicycletrack19 谷浜駅もえちご押上ひすい海岸駅も無人駅でワンマン運転が基本なのであらかじめ乗車区間の乗車券と自転車を積むために手回り品切符(290円)を払いきっぷとして持っていました。
 
Eバイクと言い、乗降車とも階段を嫌がるヘタレが気軽にサイクリングを楽しむ方法を実践ということでブログ記事にしました。
 
Kubikicycletrack20 実際乗車するときは他のお客さんに迷惑がかからないように自転車を支えます。
 
車いすスペースに停めるのがもっとも迷惑が掛からないと思います。
 
写真は駅に停車中に撮影。
 
動いているときはちゃんと支えていました。
えちご押上ひすい海岸駅に到着して糸魚川駅まで走行して返却しました。
初回なので時間が読めないこともあって走行しているだけのパターンでしたが次回以降はもっと寄り道ができそうな気がしました。
ただ、次回以降もEバイクを借りるとは思いますが。


2024年5月21日 (火)

久比岐(くびき)自転車歩行者道(糸魚川編)

現在の北陸本線(=正確には第3セクター化されてえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)になる前の旧・北陸本線の線路跡を活かして久比岐(くびき)自転車歩行者道が整備されています。
 
私自身、アクセスの小箱開設10周年記念でしまなみ海道を自転車で走破していますが、自転車を持ち込むのではなく乗り捨てができるシステムだったためできた部分が大きいです。
 
誰かが私の荷物を持ってくれるわけでもないので荷物をかごに入れるか背負うしかありません。
 
そしてしまなみ海道の時と違うのは…
①12年前と違い、体力が落ちたこと
②レンタサイクルの営業時間がしまなみ海道の時よりも短いこと
③自転車を乗り捨てできないこと
 
そうなると私ができるのはサイクルトレインができるかサイクリングロードそのものが短いかしかないです。
 
数年前からサイクルトレインができるようになることを知ったのでチャレンジしたくなったものに今回のタイトルである、「久比岐自転車歩行者道」を走破することです。
 
幸いにも電動アシスト付き自転車も借りられるので体力面でのハードルが低くなったと思っていたが、久比岐自転車歩行者道は上越市虫生岩戸から糸魚川市中宿まで全長約32kmの距離ですがあくまでも自転車道の距離の長さであり、自転車を借りられる場所、つまり、糸魚川川だと糸魚川駅近く。上越側だと直江津駅近くから自転車道入口までも距離があります。
 
つまり、電動アシスト付き自転車でバッテリーが持たない可能性を考えました。
 
バッテリーの切れた電動アシスト付き自転車なんて文字通りお荷物ですのでバッテリー切れを避けたい。
更に都合がいい出来事が起こりました。
 
糸魚川側がEバイクのレンタルを開始しました。
 
なのでレンタル料は高くなりますがEバイクをレンタルすることにしました。
 
ヘタレでもEバイクなら楽勝ということで糸魚川市観光協会に電話をしてEバイクの予約をしました。
(Eバイクは3連休や多客期以外だと予約できます。また、当日キャンセルもできるようです。私の場合は雨天の時にキャンセルする予定でした。)
 
Kubikicycletrack1 身分証明とレンタル料(4時間以上1日貸出し料金である4,400円)を支払い、1日過ごしました。
 
申込書にヘルメットをすることへの同意が必要で同意するにチェックしました。
 
もちろん、自転車走行中はヘルメットをしました。
(かごがないのでヘルメットをするのが最もラクです。)
 
自分の荷物はデイパックに入れて背負うことになります。
 
飲み物を入れたり、ちょっとしたものが入っているので荷物を預かってもらえるのですが基本的にすべて必要なので預け荷物はナシで糸魚川駅を出ました。
久比岐自転車歩行者道の久比岐というのは新潟県上越地域(上越市、糸魚川市、妙高市)の古い呼び方で、このあたりのバス会社も頸城(くびき)バスかその子会社が運行しています。
 
簡単な地図はここからダウンロードができますが、観光協会で貰いました。情報としては同じものですが、見やすさはプリントアウトしたものより見やすいです。
Kubikicycletrack2 糸魚川駅を出発して約6km、久比岐自転車歩行者道の糸魚川側の入口に入ります。
 
この入口の隣にローソン糸魚川中宿店があるのでペットボトルのお茶を購入。
 
サイクルステーションにもしてされているので、私ではなくロードバイクを置けるサイクルラックもあります。
 
Kubikicycletrack3 自転車道に入って早々ですが休憩所があります。
 
私は写真を撮っただけです。
 
上越まで32kmという数字ですがあくまでも自転車道の距離の長さであります。
 
ちなみに直江津駅からこの自転車道の上越側の入口まで約4kmあります。
イラストはこの自転車道のイメージキャラクターである久比岐凛(りん)です。
基本的にはこの自転車道は国道8号と並行しています。
ただ国道は交通量が多いので、できるだけ通らないように推奨されています。
Kubikicycletrack4 ですので三差路になるようなところだと標識があり、国道8号に案内しないように矢印を設定しています。
 
そして、公道とは違い、坂道が登場。
 
ここでヘタレ者推奨Eバイクの本領発揮。
 
急な坂道なんのその。
パワー満開アーンドギアを坂道モードにしてペダルを漕ぐ力なくてもスイスイと進みます。
Kubikicycletrack5 しかし、中には通行止めの区間があります。
 
事前に通行止めの区間はHPに記載されているので事前に知っておくことが大事です。
 
写真の場所は糸魚川市能生(のう)地区です。
投稿日時点、通行止め解除の予定が立っていなく、近くの迂回路を通ることになっています。
迂回路は近くを走っている上、距離も短いのでこの時は楽でした。
Kubikicycletrack6 この工事現場を抜けると白山トンネルが見えます。元・北陸本線の線路跡なので短いながらもトンネルがあります。
 
このトンネルがこの自転車道の最も西になります。
 
当然、この先もトンネル区間があります。
 
言うまでもなくトンネル走行時、ライトを点灯してください。
対向車もありますし、歩行者もいます。
Kubikicycletrack7 次の小泊トンネルを抜けると道の駅マリンドーム能生が国道沿いにあります。
 
自転車道から若干離れる為、コースアウトをします。
 
ここもサイクルステーションになっています。
 
実はここには1度来たことがありまして、あんこう祭りの会場のひとつになっていまして、その時に来ています。
 
普段なら紅ズワイガニを食べられるのですが、あんこう祭りの時期は紅ズワイガニの禁漁期になっていて食べられませんでした。
 
個人的にここでかにを食べたかったけれど、時間的にまだ早いので先を行くことにしました。
ちなみにここでは出張販売していた笹団子を購入しました。
Kubikicycletrack8 自転車道の本線に戻ります。
 
自転車道から道の駅へはアプローチ線がありこのアプローチ線の下に国道8号があります。
 
それなりに急勾配ですが、Eバイクですので問題ありません。
 
この時点で自転車道の約3分の1の走行距離になります。
旧・北陸本線の線路跡が分かる道を走行すると百川トンネルを通り、筒石の集落が沿道沿いにあります。
筒石と言えば駅のホームから地上まで数百段の階段があるトンネル駅で有名ですが、北陸本線開業当時はそんなところに駅はなくもっと集落に近いところにありました。
北陸本線のスピードアップ及び複線化のために今の線路に付け替えたので今日、自転車道になっているわけです。
Kubikicycletrack9 筒石の家並みがガイドにあるので2回目のコースアウトで通ることにしました。
 
もちろん、今もそこで住んでいる人がいるので邪魔にならない程度で走行し、あまり写真を撮らないようにしました。
 
タイムスリップした感覚になるのは私だけでしょうか?コースアウトをした区間を行ったり来たりせずに数百メートル分もとに戻って再走行です。
糸魚川市内では唯一の自転車道重複走行区間になります。
Kubikicycletrack10 自転車道に戻ってしばらく走ると上越市との境界にたどり着きました。
 
上杉謙信のイラスト入りです。
 
もちろん、この地点は重要地点ではございません。
 
ただ何かの時に一応写真に撮っていたものがここで役に立つとは思いませんでした。
 
ということで糸魚川市編は終わりで次回、上越編に続きます。
そう言えばこのブログで初めて続きを出します。

2023年6月 1日 (木)

名門大洋フェリー2便

Ferrykyoto31 名門大洋フェリーに初めて乗船しました。
 
Aブログで書いたとおり、乗船したのは大阪南港発新門司港行きのフェリーきょうとです。
 
訳あってコンフォートという安い席を取りました。
 
このブログの趣旨から言えば、豪華な部屋で過ごせたらいいのですが、この記事では設備面を中心に書きたいと思います。
Ferrykyoto32 私が泊まったベッドの中です。
 
ベッドごとにランプがあり、コンセントの差込口がひとつあります。足側に棚があり、さらにベッドの下にスーツケースが入るスペースがあります。
 
個室ではなく、カーテンでプライバシーを保てる程度なので個人的にはもうちょっとお金を出して、個室であるファーストSを取った方がいいです。
私が予約した時、コンフォートにはレディース席はなく、ツーリストにはレディース席がありました。
特に女性の場合、個室の方が安全だと思います。
Ferrykyoto38 客室入口階である6階に案内所と売店が同居していて、他にもありますが各施設の営業時間が記載されています。
 
写真は2便の営業時間です。レストランは夜の営業は19:00から2時間半、朝の営業は6時40分から1時間半です。
 
下に瀬戸内海に架かる橋の通過予定時刻が書いてあります。
 
私は明石海峡大橋を通過した時は入浴中で、他の2つの橋は寝てました。
 
私は朝夕食ともレストランに行きました。
朝夕食セットにすると別々よりも200円安いのですが、安いだけでなく新門司港で下船後、送迎バスで小倉駅に着いた時点で9:30になり、それから朝食となるとスケジュール上、問題が生じるので時間節約のためにフェリーの中で食べました。
Ferrykyoto33 どちらもバイキング形式で、写真は夕食分です。

バイキングの内容は日替わりだそうで、写真の通りの物は出てこないかもしれませんが、個人的には塩辛いと感じました。
 
ちなみに左の丸くて黒い器にあるのは門司名物の焼きカレーです。
就航地の名物を味わえるのも船ならではかと思います。
Ferrykyoto34 朝は夕食の反省からか野菜多めの物にしました。
 
写真には載ってませんがカレーは朝夕食ともいただきました。
 
カレーの味は朝の方が甘めでかつ野菜がゴロゴロ入っていました。
 
朝食の方が値段が安いので、内容は夕食ほど豪華ではなく、夕食にはあったソーダ類やソフトクリームはありませんでした。
個人的に気になったのはパンを置く皿が特になく、バイキングトレーの上に置くことになっていること。プラスティックの皿でいいから普通の皿を用意してほしいと思いました。
パン自体は思ったより美味しかったです。
Ferrykyoto39 夕食の時は暗くて見えなかった景色ですが朝食時は水平線が見えるので気分がいいです。
 
これが大阪南港行きの2便だと朝食時間に明石海峡大橋をくぐると思うと新門司発の2便の方がいいなと思います。
 
ただ、レストランは右舷側にあるので大阪南港行きの場合、景色は神戸側ではなく、淡路島側になると思います。
Ferrykyoto35 あと、個人的に特筆すべきなのは冷蔵ロッカーがあること。
 
200円で利用できるので要冷蔵品を航行中利用できます。
 
これも新門司発の便だと生の明太子を冷蔵できます。
(売店にも明太子は売っていますが、お気に入りのメーカーの物である保証はありません。)
Ferrykyoto36 私は利用しませんでしたが、電子レンジや給湯器があり、弁当を温めたり、カップラーメンにお湯を入れたりできます。
 
カップラーメンの自動販売機にも専用の給湯器もありますが、これとは別に給湯器があるので街中のスーパーで購入したカップラーメンにお湯を入れることもできるものだと思っています。(売店で購入したカップラーメン専用とは書いてなかったので問題ないでしょう。)
個室でなくてもフリースペースで食べられるところはありました。
Ferrykyoto40 フリースペースと言えば、キッズコーナーです。
 
船が大きいとこういうスペースがあり、こういうスペースがあるのは船ならではだと思います。




 
Ferrykyoto37 今までは6階にある物でしたが、7階にあるものと言えば入浴設備です。
 
大浴場もシャワー室もこの階にあります。
(バリアフリーシャワー室のみ6階にあります。)
 
朝風呂もいいのですが、朝が弱いうえに仕事が終わってからの乗船で汗を流したかったので、夜にしました。
シャワーは着岸10分前までずっと使えますが、展望浴場は24時から翌朝6時までは使えません。
ちなみに1便の朝の展望浴室は使えません。
写真は夜中目が覚めた時に撮ったもので暖簾がかかっていますが、入れません。
 
関西から九州まで全部で1日7便運航しているので、時間と行先で船内の違いを楽しめるのではないかと思いました。

2022年7月 5日 (火)

新岡山港-土庄港(小豆島)航路(おりんぴあどりーむせと)

Aブログではバリアフリーの面で記事を書きましたが、こちらでは船旅という観点で書きたいと思います。
 
Oympiadreamsetoc1
写真は乗船地である土庄港から撮影したものです。
乗船時間は70分と短いですが、こどもにも楽しそうな設備があります。
Oympiadreamsetoc2 まず2階の客室ですが、キッズクラブという暖簾があります。
 
大の大人が恥をかくのを覚悟してその暖簾をくぐると…




 
Oympiadreamsetoc4 目の前にはキッズクラブって何だろうと思ってしまう光景が目に広がっていたから。
 
普通の座席にしか見えませんでした。
 
恥を覚悟してさらに奥に進むと…


 
Oympiadreamsetoc3 かわいいものがありました。ミニチュアのシンクや大きなブロック、実はこの後ろにはボールプールがありました。
 
ただ、今はコロナ禍でボールが無かったですが…
 
ままごとができそうです。

 
Oympiadreamsetoc6 3階に上がると船尾側にブランコがありました。
 
安全のためブランコそのものがあまり遠くに行かないようにしていました。
 
もちろん、座面は子供用なので物理的に大人は座れません。

結構しっかりとした作りになってはいますが…
Oympiadreamsetoc7 ブランコと反対側にあるのがたま駅長の棲み処?がありました。

この船と同系列の電鉄会社がたま駅長のいるところなのでいてもおかしくないです。
 
ブランコもそうですが、オープンデッキなので天気のいい日はきれいな景色を見ながらデッキも楽しめます。
 
Oympiadreamsetoc5 2階のトイレの入口に飾ってあるチャギントンの絵です。
 
先程とは違う鉄道会社がチャギントン電車を運行している関係からかチャギントンの絵が船内のあちこちに飾っています。
 
また船内売店でも一部のチャギントングッズを発売しています。
ちなみに売店では飲み物や御船印も売っています。
Oympiadreamsetoc8 4階にはチャギントントレインがありますが、強風のためかカバーが覆っていて何のキャラか分かりませんですした。
(後でHPを確認したらウィルソンというキャラでした。)
 
これが特定のキャラでなくても船内にミニトレインを走らせることそのものが珍しいので体験乗車させてもいいと思います。
これに乗船する目的で小豆島に行くといった選択もありそうです。

2022年3月15日 (火)

四国オレンジフェリー

C_orengeosaka1 Aブログでバリアフリーの点から見た記事を書きましたが、純粋に船旅も楽しみました。

Aブログでも述べた通り、10年ぐらい前にオレンジフェリーに乗船して以来です。

恐らく、ダイヤも当時と変わっていないと思います。
しかし、就航する船は変わっていて基本的に全室個室になっていました。
私が利用したのは最安値の部屋だったので、内側からしか鍵がかかりませんが、それでもプライバシーを保つのに十分です。
 
C_orengeosaka2 大阪南港も東予港も22時出港ですが、20時から乗船できます。

なので、大阪南港に停泊中に船内レストランで食事をいただくことにしました。
 
この船では朝食もあるのですが、和食は乗船時に予約が必要ですが、下船までの時間が無いので松山に着いてから食べることにしたので唯一の食事になります。
C_orengeosaka3 私が注文したのは宇和島鯛めし(1,500円)です。

就航地である東予港は文字通り東予地方にあり宇和島は南予地方。同じ県内ですが、100km以上離れています。
 
どちらかと言うと中予地方の鯛めしの方が近いのですが、調理に時間がかかるので仕方がないでしょう。
鯛一郎クンというブランド魚を使用しているということもあり、レストランの単品メニューの中では高額の部類になります。
写真左上にある紙は鯛めしの食べ方が書いてある紙で卵の入っただし汁を混ぜ、そこに鯛を含んだ具材を混ぜてごはんに載せます。適量のだし汁をごはんにかけて食べます。紙の下に「日本一豪華な卵かけごはん」と書いていますが、その通りだと思います。地域色があるものが食べられるのもこの船のいいところです。
 
このレストランは売店も兼ねていて、ちょっとしたお土産物を購入できます。乗船時から22時30分(L.O)まで営業しているので実は出港するとあまり営業時間が無いのでさっさと食事に行きました。
朝6時に到着なので明石海峡大橋も瀬戸大橋もくぐるのですがさっさと寝ました。

うたた寝程度の睡眠でしたが、夜中に目が覚めて風呂に行きたくなりました。
ここのフェリーのすごいところは真夜中でも風呂に入れること。
乗船時間こそ長くはないのにこういうサービスは優れているなと感心しました。
真夜中に入浴する奇特な人はいないので大浴場でも入っているのは私だけでした。

大浴場は5階で私がいた部屋は4階なので1フロア上がります。5階にある自動販売機にタオル類も売っています。コンタクトの洗浄液もありましたが、ハード用なのかソフト用なのか分からないので持参した方がいいかもしれません。
その自動販売機C_orengeosaka4と反対側にマッサージチェアがありました。

真夜中に入浴をしたのでここを利用している人がいるはずもなく、入浴前に、貴重品ロッカーにカメラを含めた貴重品を預けていたのでそれを取り出してわざわざ5階に上がるといった怪しい行動をしてしまいました。
入浴後、またベッドに横になりました。
それからしばらく経って下船準備をすることにしました。
C_orengeosaka5 その時にモーニングコーヒーという普段コーヒーを飲まない私が飲みます。

まず紙コップをコーヒーマシンにセットしてお金(200円)を入れてボタンを押します。

コロナ対策でコーヒーの蓋やマドラーなどはこのコーヒーマシンの傍にある案内所でもらいます。
ちなみに私は小銭が無かったのでこの案内所で両替をしてもらいました。
下船後、新居浜行き、今治行き、松山行きの送迎バスがありますが、松山行きのみ有料で大阪南港での乗船時にバスの乗車の予約をしてその場でフェリーの運賃とバスの運賃を支払います。
その時に乗船券とともにバスの乗車券も貰います。
バス乗車時に運転手にバスの乗車券を渡して乗車します。
下船後、松山に行くなら今治からJRに乗るより、こちらの送迎バスの方が早く松山に着きます。
私は松山からの帰りはJRの高速バスで帰ったので大きな荷物をJR松山駅のコインロッカーに入れる関係でJR松山駅まで行きましたが、松山の市内観光をするなら松山市駅の方が便利なのでJRより先に到着するいよてつ松山市駅で降りる方がいいでしょう。
このフェリー旅行で私の松山行きの機会を作ろうと思いました。
それだけ松山が身近に感じた船旅でした。

2022年3月 4日 (金)

阪九フェリー

Settsu1_20220304011201 Aブログで阪九フェリーのバリアフリーチェックをしました。

しかし、ただバリアフリーチェックをしただけでは旅の楽しみがありません。
なので、乗船中それなりに楽しみました。

写真は客室階の吹き抜け部分です。

船旅の魅力は何と言ってもゆったりできるところ。

飛行機や夜行バスでゴロっと横になるという芸当はできません。
寝台列車なら横になれますが、現在定期列車として運行しているのはサンライズ出雲・瀬戸のみ。
短距離航路なら椅子席しかありませんが、中距離以上の航路なら雑魚寝ぐらいはできます。

長距離航路になると余程何もないフェリーでない限りシャワーを浴びられます。
今回私が利用した阪九フェリーはフェリーでありながら露天風呂がありました。
浴場へのカメラ類の持ち込みを禁止されているので当然、写真はありません。
私が乗船した新門司―神戸航路の場合、金・土の出港の場合は乗船時から23:00までと、7:00から入港前までで、その他の曜日の場合、乗船時から22:00までと6:00から入港前までになります。シャワーは深夜の時間帯も浴びられます。
ちなみに船内売店の営業時間も風呂と同じになります。

朝風呂もいいのですが、入港まで1時間しかないので入浴だけではなく下船準備もしないといけないので夜に入ることにしました。
私が利用した部屋はタオルはあるのですがバスタオルはないので持参しました。
浴室内にはリンスインシャンプーとボディソープがありましたが、自分の髪にあったものでないと嫌だという方はこれも持参した方がいいでしょう。
Settsu2_20220304011201 私が利用した部屋にあったグッズ類はこんな感じです。

歯ブラシやブラシ、コットンセット、髭剃りがあります。







 
Settsu3_20220304011201 粉末のほうじ茶があります。

電気ケトルがありましたのでお水を入れて飲んでいました。

阪九フェリーですのでオリジナルキャラ「ふねこ」のタオルがあるのは個人的にはうれしいです。
使い捨てのスリッパがありました。

浴衣もありましたがこれは持って帰れません。私はしませんでしたが、洗面台もあるのでどこかのスーパーで購入したカップ焼きそばを作って食べることができます。

また、5階の自動販売機の一角に電子レンジがあるので弁当を温めることも可能です。
Settsu8_20220304011201 六甲アイランドを18:30に出港した船は1時間経つと明石海峡大橋をくぐります。

部屋に長居しすぎて明石近辺に航行していました。
展望フロアは船尾側にあるので明石海峡大橋を撮るのは明石海峡大橋を通過後しかできません。

この航路では本州四国連絡橋が3つくぐることになりますが、船内に通過予定時刻が書かれており、その前に行くと橋の下を眺めることができます。
Settsu6_20220304011201 夕食はレストランで摂ることにしました。

カフェテリア方式で私はごはん大(200円)、長崎皿うどん(690円)、関門だこ(580円)、サラダ(290円)と単品で頼むとあまり高くないのですが、いろんなものを頼むと気が付けば結構な値段になっています。
アルコール類もあるのですが、自粛しました。

 
Settsu5_20220304011201 個人的にはあまり利用しないものにマッサージチェアがあります。

しかし、ゆったりした空間ではこういうマッサージチェアが必要なのか準備していました。

ただ、これに座っている人は見ませんでしたが…

写真はないですが、ゲームコーナーはクレーンゲームに人がいました。個人的にはやりたいですが、クレーンゲームは苦手でお金をすられて終わりなのでやらないです。
Settsu7_20220304011201 私は個室だったので利用はしませんでしたが、船内売店の傍に貴重品ロッカーがありました。
 
自分で暗証番号を設定して使うタイプですが、操作盤に手が届かない方が使うのは難しいのかなと思います。



 
Settsu4_20220304011501 しまなみ海道にある来島海峡大橋をくぐる時刻になり、展望フロアに行きました。

が、フェリーの予定通過時刻よりも早く通過してしまい、遥か彼方に来島海峡大橋がありました。

ただ、通過時刻が深夜の時間帯なのでライトアップ…というのがなく写真を見たら真っ黒でした。
それからはしばらく寝ました。
朝になると下船準備もして朝食をどうしようか考えました。
Settsu9_20220304011201小倉でうどんを食べる予定にしていたのですが、阪九フェリーのパンは美味しいという話だったのでパンを買って食べることにしました。
 
この機会がないとフェリーで出来立てのパンを食べるのは難しいのでこの際と思い食べました。

クロワッサン(180円)、メロンパン(150円)、コーヒーRサイズ(200円)でした。これは売店で購入して自室で食べました。
Settsu10_20220304011201 下船して送迎バスを予約していたので乗車しました。
 
新門司港からJR門司駅、砂津、JR小倉駅新幹線口と停車しますが、荷物もあったし、小倉でうどんを食べる予定だったので小倉までバスに乗りましたが、門司駅から小倉駅まで渋滞に会い、小倉で用事があっても門司で降りた方が早いなと感じました。
観光バスタイプでしたが、車いすの方が乗車するときには相談と阪九フェリーのHPに書いてあったので何らかの対応をしてくれるのでしょう。車いすの方と一緒でないとこういうことが分からないのが辛いです。
 
冬場の乗船でしたので暗かったのですが、夏場だと夕陽を見ながら露天風呂ということもできるのでまた一味違った景色が楽しめそうです。

2019年9月 1日 (日)

御朱印について

Shuincho1 小学生の頃、ハイキングに行って、たまたま1人でハイキングに来ていた初老の方に朱印帳を見せてもらったことがあります。

なので御朱印の存在は知っていました。

御朱印を貰うのにお金がいることも含めて。

小学生の身では交通費だけでもアップアップの状態でとても御朱印を集める気にはなれませんでした。

それから御朱印を集める気になれなくて現在も集めていません。
しかし、御朱印集めが流行っていることは知っています。
なので今回は御朱印について話したいと思います。
主に参詣者に向けて押印される印章が朱印で歴史は意外と古く、室町時代にはあったそうです。
Shuincho2 令和の時代に朱印の存在を知った姪に親である姉は「有料スタンプラリー」と罰当たりな発言をしてました。

この写真は姪が金沢にある尾山神社に行った時に神社で御朱印長を購入し、朱印を貰ったものです。

特に平成最後と令和最初にはこの朱印を貰う方が多かったようです。
朱印帳と朱印で2,000円近くしたらしいのですが、旅の記念にはいいかもしれません。

折角なので最初は少々値が張っても朱印帳を購入した方がいいと思います。
ノートでは受け付けてくれないところもあるようです。
変わり種で言えば、東京の神田明神は時々、アニメとコラボした朱印帳があるそうです。
そういう変わり種でなくてもオリジナルの朱印帳が売っていることもあり、中には朱印だけでなく朱印帳そのものを集めている人もいるそうです。
ただ、私はじっくり焦らずに朱印を集めるのが本来の朱印の集め方かなと思います。

2015年11月11日 (水)

風景印はいかがですか?

P1290002風景印をご存知でしょうか?

郵便局に設置している消印の一種で、その郵便局の近くにある風景や建物が描いています。

写真は宇奈月郵便局の風景印で、トロッコ列車と紅葉と平和の像が描かれています。


大きな郵便局なら土・休日ならゆうゆう窓口で受け付けてくれるのですが、この郵便局も含めて多くの郵便局は窓口が休みなので現地に行っても風景印を押せません。
風景印は消印扱いのため52円以上(投稿日現在)の切手かはがきが必要で、誰かに送るのが普通ですが、私のように持っておくことも可能だったり、郵便局に現物を送って押印して送り返してもらう方法もあります。
(ただ、この場合は旅の記念にならないので個人的にはお勧めしませんが)

変わり種といえば、期間限定で、高岡駅の万葉線乗り場の近くにドラえもんポストがあり、個人あての郵便物にドラえもんの図柄が押されます。
(年賀状には押印されないことと普通の郵便より1、2日配達が遅れます)

普段はあまり手紙を書かないですが、旅の記念に手紙を送るのもいいかもしれません。

2015年6月14日 (日)

きっぷを記念に残す

旅の記念になるものはいろいろあります。
写真だったり、旅先でのパンフレットやスタンプもあります。
きっぷを手元に残すのも一つかなと思います。
きっぷを手元に残す方法として4つあります。

1 フリーきっぷを使う
終電でもない限り、まだ使う可能性のある切符を取り上げられることはありません。
ですので当ブログで採り上げたフリーきっぷはほとんど手元にあります。

2 別途購入という形で手に残す
青春18きっぷやスルッとKANSAI 3dayチケットなど特急に乗車できないきっぷは別に特急券などを購入しないといけません。
その特急券を使用し、回収されずに手元に残るきっぷをいただく。
在来線の場合、乗車した特急のすぐそばに普通列車が停車しており、特急券を渡しに改札に行っていては本来乗れる列車に乗れなくなるので、回収されなかったきっぷをわざわざ渡すのが面倒なのでそのままとっておくことにしています。
もちろん、手元にあるきっぷを再利用するなどの不正乗車は致しておりません。

3 途中下車を利用する
JRのきっぷは基本的には101km以上の乗車券は途中下車できます。

(大都市近郊区間相互間のきっぷなどが101km以上あっても途中下車できません。)
P1250476そして、写真の例だと大阪からだと、名古屋までの運賃と(中央西線)金山までと同じ運賃です。
ですので、目的地と同じ運賃・同じ方向で最も遠い駅までの切符を購入すると途中下車をしてその切符を入手する方法です。
地紋が光って見えにくいですが、切符に「名古屋」という途中下車印が入っています。
ただ、写真のきっぷはこの後、金山まで行っているので切符は回収されています。

4 最終的には無効印を押してもらう
本来は回収されて終わりのきっぷですが、使用済みということで無効印をきっぷにスタンプを押すことでもらえる場合があります。

「場合」と書かなければいけないのは本来回収するものなので駅員は無効印を押して渡さなければいけない義務はないので回収するのが決まりと言われたらそれに従うしかありません。
とは言え、記念になりそうなものだと無効印を押してくれる可能性が高くなります。
Kiigobou左の写真は紀州鉄道紀伊御坊駅から(JR紀勢本線)和歌山市行のきっぷです。

今はJRや大手私鉄の窓口で硬券のきっぷなんて売っていないのでどうしても欲しいので和歌山市駅でもらいました。

大きな無効印ですが、私にしてみれば、これも貴重な記念品です。
磁気化されたきっぷだと無効印とともに穴があけられるケースもあります。
この穴は自動改札機で悪用されないように穴をあけて磁気反応を妨げているものと思われます。

1枚のきっぷからでもいろんな思い出が蘇ってきます。

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