提案シリーズ

2024年10月17日 (木)

提案:バスの経由地の表示

JR八幡浜駅から九四国道フェリーに乗船するために三崎行のバスに乗車した時のこと。
 
私自身、終点まで行くわけですが、途中、このバスは八幡浜港にも停まります。
 
旅行客らしき人たちが複数人、バスの運転手に向かって尋ねます。
 
「このバスは八幡浜港に停まりますか?」
 
確かに、このバス自体行先表示を見ても八幡浜港の文字はありませんでした。
 
そこで思ったわけです。
 
一見さんにも分かりやすいように路線バスのひさし型で主な経由地を表示させるのはどうだろうか?
 
要は空港行きのリムジンバスだと行先に飛行機のマークを掲示しているものを一般路線バスに掲示するものです。

 
例えば、大阪シティバスの62号系統は大阪駅を出て、天満橋、大阪城大手前、上本町六丁目、天王寺西門前、あべの橋を経て(大阪シティバスの)住吉車庫に行く路線です。
 
Via1 62号系統の場合、大阪駅を出るときには大阪城と四天王寺のプレートを掲示します。
Via2
そして、大阪城大手前バス停に到着した時点で大阪城のプレートの表示を止め、四天王寺のプレートのみ掲示します。
 
天王寺西門前バス停に停車した時点で四天王寺のプレートの表示を止めます。
観光地だけではなく、コミュニティバスレベルでも病院や役所、道の駅あるいは高速バスの停留所に停車するような超ローカルな事でも役に立つのではないだろうか?
 
従来の乗降口付近にあるタイプだと始発から終着まで変わらないので一見さんだと該当バス停が通過したかどうかわかりません。
運転手の手間が増える問題がありますが単一の交通機関だけで移動できるケースの方が稀であり、これからはさらに交通機関の連携が必要になってくるのではないかと思います。

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